就職フェアin長門2025 終了しました!のべ109名が来場!!

こんにちは、NPO法人つなぐ事務局です。

2025年6月14日と15日の土日を使って、長門市内および周辺の企業と「直接話す機会」としての就職フェアin長門2025を開催しました。

↓企画内容は以下をご覧ください↓

2025.6.14-15‗【当日参加OK】就職フェアin長門『がっつり働きたい方から、子育て・介護しながら働きたい人も』まずは情報収集にお越し下さい。

こんにちは!NPO法人つなぐスタッフです。 当法人では、長門市の企業について知る機会として「合同企業ガイダンスin長門」「就職フェアin長門」を開催しています。 <求職…

つなぐスタッフ

土日に開催して3年目になります。

どうすれば参加しやすいか、まだまだ試行錯誤が続いており、今回は『長門市しごとセンター』で、午前午後で入れ替わる形で実施しました。

結果、過去3回で一番多い「109名」の方がお越しになりました。

参加者からは「移住してきて、本当に今すぐ仕事を探していたので、企業の方と話せたのが良かった」

「◎か月後をめどに子どもを預けて働ける先を探している。子どもを最優先に柔軟に働かせてもらいたくて。こうやって複数の企業と話せるのはありがたい」

などの声がありました。

こういったイベントを必要としている人にお越しいただけたなら幸いです。

来年度も開催予定にて、一人でも多くの人が「ここでなら頑張れる」とのお仕事に出会っていただけることを願っています。

6月14日の様子

↑この日のために、子供たちが描いた絵を集めた「ポスター」を作成されたとの。素敵です。

 こちらは有資格者を求めていらっしゃるので、未経験からすぐにとはいきませんが。こういう仕事があることが知られて、資格を取得する人が出てくれるといいなあと思います。

↑海上保安庁は、志望するには、まず学校に入るそうです。最終的に目指すものでコースが分かれます。

 わかりやすい資料をお持ちいただいており、長門市しごとセンターの1Fでも配布しています!!

↑映画などで鑑識しているシーンでよくみる『指紋あぶりだし体験』を持ってきてくださいました。様子をみたくて、大人たちもわらわらと集合!

↑コープやまぐち さんでは、働き方の改革も進めていらっしゃるそうですよ!

 生活に欠かせないサービスや、安心安全の商品、そしてそれら生産者の様子を知る機会(勉強会)なども盛んです。

 これからの時代、安全安心の食品の価値はますます増しますね。

山口大学 人文学部の教授が、生徒とともに 就職フェアin長門の見学にお越しになりました。

自分たちの就活もあるとのこと。ブースでは、興味深そうに仕事のことなどを質問していました。

その後、当法人理事長で、ホテル楊貴館の取締役でもある岡藤明史さん、ジュニアリーダーズクラブなどを担当し中高生の体験学習のお手伝いはじめ多様な活動をしている理事の久保田啓子さんから、NPO法人つなぐの結成背景や目指すことなどの話をさせていただきました。

人がいてこその「地域」であり、若い人が、さまざまに興味を持って活動している様子に刺激をもらいます。

少しでもいい形で引き継げるよう、一緒に話をしながら、未来を考えられたらと思います。

↑地域おこし協力隊しごと創出担当として、長門市しごとセンターに拠点を置く、山田さんが作った「コワーキングスペースの入退室管理アプリ」を見てもらいました♪スキルを持つ人が来てくれることで、どんどん「やりたかった」ことができますね♬

6月15日の様子

参加者のアンケート

参加者の方には、根掘り葉掘り感想を聞きたかったのですが。

「任意」での感想記入シートをおいておくとともに、帰りがけに、今の気持ちに一丸近いところにシールを張ってもらいました。

長門市民は、青色のシール。長門市外の方は、赤色のシールです。

ブース出展された企業のアンケート

【3】上記回答の理由として、印象に残っていることを教えてください
・午前午後の開催及び業種に分けていただいた点
・事前準備が出来てなかったのと、漁業に対する関心が少ない感じがした。
・参加者が来られない空きの時間が生まれず、参加企業としては充実したイベントだった。
・前日も参加したという方がいらっしゃり、医療系に興味があるのかがわからなかった。
・高校生や大学4年の学生も話を聞きに来られ、自組合を知ってもらえる場になりよかった。
・来場した多くの方が興味を持って話を聞きに来てくださったが、要資格の募集しかしていないのでなので申し訳なかった。似たような業種と少数のブースであったので、話を聞いてもらえてよかったです。
・今回の募集対象としてマネージャー候補として山口県内もしくは中四国地区内を移動できるような方を探している状況で興味を持ってくださった方もいたが、お子さんが小さく移動が難しいような方や長門市内から出たくないような思いの方も多く見られたため
・私自身が人事担当になって1ヶ月と短く初めてのイベントでしたので上記回答をさせて頂きました。思っていたよりも中途の方が多くて印象に残りました。
・企業目的の求職ではなく、UIJターンでの支援金をメインに考えている方が多かった為。
・ブースへの来場が1名なので。
・一般で求職中である方がおられた。
・高校生が官公庁のブースにしか興味を持っていなかったこと。
・面接人数は少数であったが内容の濃い面接ができた。特に一般の方は実際に職を探されているのでこちらも力が入る。
・高校生が説明を聞いてくれたが、他機関への就職を希望していたため
・親族に同種である◎◎がいるとの事で、◎◎に対する理解があると会話のなかから判断しました
・残念ながら5名の面談に留まったこと。また、その内3名は医療関係の仕事に興味がない方であったため。
・皆様にどんな仕事があるのかをお伝えし、現在求職している方ともお話ししましたが、当法人の募集条件と求職者の方の希望が合っていないように感じました。

つなぐスタッフ

なかなか採用に至るのは難しいですね。

ただ、何もしないわけにもいかない中、一緒に考え歩ませていただいており、1つ1つの感想が勉強になります。

当日お話をさせてもらっている中では「仕事を、今まさに探している人が話を聞きに来ていて。あえてマンツーマンで話をしたいと待ってもらったりしている様子が見れた。説明に熱が入った」

「いろんな就職フェアに出ているが、訪問者が0のこともあるので。数人でも、うちの会社の話を聞きに来たというのは貴重」

などのお話もいただきました。ブースへの来場が0人ということもある、という話に驚きつつ。

わたしたちスタッフもこのように直接企業の方と情報交換しながら、イベントの立て付けや求職者への広報方法を考え、せっかくなので、より双方が「やってよかった」「いってよかった」となるようなものを目指したいと思います。

つなぐスタッフ

「音が響いて、声が聞こえにくかった」というのは、今回の会場のまさにデメリットの1つと思います。

ブースの作り方など工夫したいと思います。

なお、「ブースに必ず来場者がある仕組み」となると、地域の高校と連携して行う合同企業ガイダンスの、事前マッチングになります。

こちらのご案内をさせていただきたいと思います。

◎採用に関して最近思うことなど、差し支えなければ教えて下さい(一部抜粋)
・若者が進学の為県外へ出て、山口県に戻ってくる率が低いと思う。歯止めとして、そういった学生に対して、山口県が企業側に採用したら、補助金をその学生さんに渡すなどの策がない限り、難しいのではないかいと思います。県、市と連携が取れれば・・・。
・可能な限り、長門の人材を雇用したい。
・人材不足。募集をしても応募がない。山陰という地域柄不利なのか・・・?
・地元出身の大学新卒の応募がほとんどない。
・地元志向のイベントに参加することで地元で活躍する人を増やしたいと考えております。今回大学3年生のフィールドワークがあったことで学生さんたちの志向を知ることもでき、会社を知ってもらえる機会があったこと、とてもよかったです。今後は中途だけでなく新卒の学生さんも多くきてくださるイベントになると地域密着型のイベントになると思います。
・会社の説明を殆どせず、社会に出た時に役にたつ情報提供を心掛けているのですが…。人気ないです。
・求人に対して応募は少なく、細かい条件等はこだわらない。
・一般中途採用の方について、最近近隣市からの面接及び施設見学が数件あった。田舎では顔見知りが多く逆に働きにくいということを聞いた。◎◎◎あたりに採用のチャンスがあるのかもと思った。今回の参加者の居住地等把握されていれば知りたいと思いました。
・ここ数年、新卒の採用がほぼ出来ていないため中途採用で何とか現場を回している状況。毎年1~2名ずつでも新卒の採用を行い、将来の基幹社員に育てる循環を作っていきたい。先日のルネッサ長門であったような、高校生が参加するイベントを増やしてほしい。

つなぐスタッフ

悲痛な「採用ができない」「応募がない」との話に胸が痛くなります。

なお、地方特有の人間関係の狭さがあるからこそ「少し範囲を広げて機会づくりをする」というのは大切かもしれません。

この度も、たくさんの方にご協力をいただきました。

誠にありがとうございました。