【萩・大島の診療所に見学に伺いました】
こんにちは、つなぐ事務局です。
ご縁があって、地域医療に興味のある高校生と、萩・大島の診療所に伺いました。
正式名称は『萩市国民健康保険大島診療所』というようです。
お話を伺った2021年8月現在、総合診療専門医の先生1名と看護師2名がいらっしゃり、地域を守っておられました。
薬剤師は島におらず、看護師が、分包機などを使って、薬剤を準備されていました!
救急車のない離島ゆえ、先生は24時間365日つながる電話を持っておられました。
また、島には訪問診療の方が十数名いらっしゃり、ヘルパーやケアマネも一緒に生活を支えているとの事。
様々なお話を伺うことが出来ました。
総合診療という専門分野
所長として、診療所を守っておられる村井先生は、自治医科大学のご出身で、現在『総合診療専門医※』でもあるそうです。
※帰ってから、総合診療専門医のホームページを確認しました。
そこには「総合診療医は状況を俯瞰的に捉えた上で、自分が果たすべき役割は何か、連携すべき相手は誰か、働きかけるべきセクターはどこかを考えながら、患者や住民にとっての最善を目指して活動します。」との文言がありました。(参照したHPはこちら)
確かに、村井先生のお話の中では「内科・小児科と標ぼうしているが、簡単な外科処置や整形外科領域なども対応。今後は、診療所で内視鏡検査も実施予定で準備をすすめている」「病気ではなく、病いとしてとらえる」「人間中心主義」「もし治療をうけたくないとおっしゃったとして、それはなぜか、心理面や家族構成、仕事など多方面からアプローチして寄り添う」などの言葉が聞かれました。
そして、そういう視点だからこそ、離島での日々がすごく興味深いとの事でした。
また、地方医療に取り組む方々で、週に1回、30分だけオンラインでの情報交換をされているそうです。医師・看護師の集まりだとかで、本日同席させていただきました。主催の医師から「飛び入り参加大歓迎です」とのこと、今回参加した高校生にも興味をもっていただきました。自己紹介との形で、各々の診療所やお仕事の様子をうかがうことが出来、すごく貴重な体験となりました。
むかえていただいた村井先生そして皆様、誠にありがとうございました^^
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