「住む」という視点からの地域活性
未来に向けた、住みよい街ながとへ

株式会社維新不動産 代表取締役 
辻村 康司さん
長門市内の土地や建物について、売買や賃貸の仲介をしています。メーカーを指定せず土地の分譲販売を行うのは長門ではここだけ。『オーダーメイドできる不動産屋』『土地建物の総合プロデューサー』として日々励んでいらっしゃる、代表の辻村康司さんにお話を伺いました。

どのような仕事をされていますか?

土地建物を扱っていますが、本質は「マッチングする」「付加価値をつける」ことだと考えています。起業前は、地元の信用金庫で融資など幅広く対応していた経験から、借りるのがいいのか買うのが良いのか、その際の資金調達をどのようにしたら良いのかなど、きめ細かいフォローを行っています。
不動産を扱うため「宅地建物取引士」「管理業務主任者」「賃貸不動産経営管理士」などの資格を取得しています。また「土地家屋調査士」を取得したので今後は登記なども担っていきたいと考えています。

この仕事をしようと思ったきっかけについて教えてください

実は、以前は「税理士」になりたいと考えていました。しかし思わぬ紆余曲折があって、地元の信用金庫で働くことになりました。そこで約8年働き、融資や承継について経験を積みました。多くの事を学ばせてもらったのですが、もっと自身の裁量で仕事に取り組みたいとの気持ちが出てきました。父親が不動産事業を行っており、不動産事業も金融と密接に絡み、地域に欠かせない事業と感じました。自分なら新しい価値も提供できると考え、引き継ぐ形を取りつつ自身で起業することにしました。

仕事で苦労されている点を教えてください

苦労というと少し違うのですが。関連する法律も多様です。仕事の1つに「重要事項説明」というのがあります。ただ伝えればいいのではなく、相手に分かってもらうことが大切です。土地建物の購入や売却など、その人の人生を左右することもあり、責任の重い仕事です。「売るも親切・売らぬも親切」という言葉もあります。プロとしてその人のためになる判断を心がけています。

仕事の魅力ややりがいを教えてください

家を建てる方など、お客様の新生活の第一歩に携われることです。家の購入を考えている方が看板を見て来店されることがあり、お話を伺いながら最適な土地を探し、信頼できるメーカーを推薦し、ローンの相談等多様なお手伝いをさせていただきます。家一軒を建てるとなりますと、本当に多くの人が関わります。実際に希望に沿った家が建って、笑顔で「ありがとう」といわれたときのその達成感、喜びはひとしおです。
建物を買った人はその後そこで生活が始まります。だから『三方よし』を意識しており、売り手・買い手・その地域の人々の3者が喜んでくださるような取引のハブになりたいと考えています。

今後の展望について教えてください

長門の人口減少のペースに危機感を抱いています。故郷が寂れていくのは純粋に寂しいですね。
わたしは「土地建物そして金融」の専門知識をもつという立場から地域の存続・活性に貢献したいと考えています。例えば、長門の土地家屋調査士も高齢化しています。屋外での仕事であり、今後の急激な離職が見込まれます。それを見越して「土地家屋調査士」の資格を取得しました。M&Aにて事業を引継ぎ、長門での「土地建物の売買・仲介・登記」の仕事を存続させたいですし、長門の周辺地域での事業展開も考えています。

若い人へのメッセージ

今思うことは、若い時に目指していたゴールは、その後の自分にとってのゴールとは違います。目標を持つことは大切ですが、俯瞰してみたり、一度長門の外に出て故郷を眺めてみることも大事だったりします。
ぜひいろんな経験を積んで、自分なりに自分の人生を歩んでほしいです。
また、先にも申しましたが、わたしは今後長門を本拠地として、土地建物の事業を広げていきたいと考えています。土地建物に関わる仕事は「街づくり」でもあります。
共感して下さる方と一緒にビジネスをしたいとも考えており、お話出来ればと思います。

株式会社 維新不動産
株式会社 維新不動産
☎0837-23-5370
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