若い力を結集し、
長門の食を支える。

こっこ株式会社 代表取締役
末永光佳さん
こっこ株式会社は、深川養鶏の代表ブランドである長州どりを育てる養鶏農家です。社員の平均年齢が30歳と若く、長門の養鶏の次世代を担うことが期待されています。そんなこっこ株式会社の代表である末永光佳さんにお話を伺いました。

どのような仕事をされていますか?

深川養鶏から入荷したひよこを鶏になるまで育て出荷することがメインの仕事です。1ヶ月半ほどで鶏を出荷しますが、一度に15万羽程度育てており、1年間に5回のサイクルで、年間70万羽ほど出荷しています。それで深川養鶏が扱う長州どりの量の13%ほどになります。また農家さん同士で人材を斡旋する人材派遣会社の業務とその管理も行なっています。

この仕事をはじめたきっかけを教えてください

幼い頃から家業の養鶏業の手伝いをしていました。もちろん、その頃から将来は家を継いで手伝えよと言われていましたよ。高校卒業して、専門学校へ進学するために福岡にも住み、前職では違う職業に就いていましたが、家族の病気をきっかけに、長門へ帰郷。家業を継ぐ形でこの事業を立ち上げました。

仕事で苦労されている点を教えてください

餌の食いつき方や鶏の動きなど季節ごとに育てる感覚が違う点に毎回苦労させられています。特に春と秋の管理は難しいですね。生き物を相手にしているので、ちゃんと一匹一匹気を使って見てあげるようにしています。また会社を経営していく上で、精神面の維持に苦労することもあります。常に安定してひよこと向き合えるようにまだまだ修練が必要ですね。

仕事の魅力ややりがいを教えてください

ひよこに愛情をかければかけるだけ、ひよこはすくすくと育ってくれます。その結果が目に見て分かりますし、やればやるだけ成果となって自分に返ってくる仕事ですので、そこが仕事の魅力です。鶏と触れ合う作業が続くので、地道にコツコツと丁寧に仕事ができる人に向いた仕事だと思います。

今後の展望について教えてください

長門の養鶏生産者を取り巻く環境は、高齢化が問題で、あと5年もすれば後継者不足がさらに深刻化していくと思います。長門の財産である長州どりの生産維持が出来るように、生産者をもっと増やしていくようにしたいです。日本全国の生産者さんで同じ問題を抱えている人は多いと思いますので、情報交流に加え、技術交流の機会を増やし、この問題に取り組んでいきたいですね。
技術面でも、精神面でもまだまだ研鑽が必要ですと語る末永さん。若きリーダーが悩みながらも、前へ進もうとする様子は、業界が明るい未来へ進んでいくことを予感させものであるように感じました。末永さんのこれからの活動に要注目です。
こっこ株式会社
こっこ株式会社
☎0837-22-3378