地域のつながりを深め、
共に長門を盛り上げる

山口銀行長門支店・支店長
神田充成さん(※2020年4月取材当時)
山口を中心に地域に密着した地方銀行である山口銀行。地元の企業や住民にとってなくてはならない存在です。神田充成さんは2019年3月より山口銀行長門支店で支店長を務めています。中国地方を中心に様々な地域を見てきた神田さんが感じる長門の魅力とは?話を伺ってきました。

どのような仕事をされていますか?

お客様から預金を預かり、融資などの運用を行なうことが基本業務です。また、最近では、これまでの業務とは違う形で地域に貢献できる方法を模索しています。例えば、銀行という場所を活用し、地域の企業とコラボし、スペインバルを併設した銀行を運営したり、保育所や観光施設を併設するなど、地域の実状に沿った皆様に喜んでもらえるような取り組みも行なっております。

仕事の魅力や仕事のやりがいを教えてください

個人的には、業種を問わず色々な人に出会えるので、さまざまな価値観に触れ、幅の広い知見を得れることがこの仕事の魅力です。もちろん、お金に関する仕事ですから、シビアな場面にも多々遭遇します。それでも、お客様のことを考え、最終的に心から「ありがとう」と言ってもらえた時には本当に嬉しいですし、やりがいを感じます。

長門市との関わりを教えてください

高齢化や人口減少など地方が直面する問題を解決し、地域を活性化するための長門市のさまざまな取り組みに協力をしています。最近では、官民で湯本の魅力を向上させる「長門湯本温泉まちづくりファンド」を設立しました。また、さまざまなイベントへの参加や協力も大切なことだと思います。共に長門を盛り上げるために、何ができるのかは常に考えていることです。

長門の若者へアドバイスをお願いします

転勤が多い仕事柄、さまざまな地域を見てきましたが、長門は温泉や自然や文化が豊かで、産業もあるとても素晴らしい場所です。そんな地元をもっと知って欲しいですし、好きになってください。長門は観光コンシェルジュ講座など地元を知ってもらうための取り組みも行なっています。何か新しい発見があるかもしれませんよ。

今後の展望について教えてください

地方銀行に求められていることは地域の活性化です。地方が抱える問題が顕在化する中、チャレンジできる機会は増えていくと思います。その課題解決のため、地域に根ざしたネットワークをおつなぎし、共に歩んでいきたいです。そのことを通じて、これまで以上に長門の若者がいずれ帰ってきたいと思える場所を作っていくこと、地元にそんなさらなる魅力を作っていきたいですね。
お客様が笑顔になり、感謝してもらえる仕事を積み重ねることが地域の活性化へ繋がっていくと思います、とその気持ちを明かしてくれた神田さん。そして自分が楽しみながら物事に取り組むもことも大事だと語ってくれました。地域を元気にするために神田さんは今日も長門を奔走します。
山口銀行長門支店
山口銀行長門支店
☎0837-22-2010