高校生あみ:「生徒と一緒に乗り越える喜びを」山口県立大津緑洋高校普通科 養護教諭「秋貞 志緒理」さんにインタビュー


お話を伺った方:
山口県立大津緑洋高校普通科 養護教諭 秋貞 志緒理さん

聞き手:ニックネーム「エメ」 高校2年生(インタビュー時)


 山口県長門市には、全国でも珍しく3キャンパスで構成される県立大津緑洋高等学校があります。進路指導と文武両道の両立を目指し、3キャンパスの生徒・教職員が連携した教育が行われています。海と山など自然あふれる学校で、普通科の校舎からは海を見渡すことができます。

エメ

養護教諭になったきっかけを教えてください。

小学校の時の養護教諭の先生が好きだったからです。また、実習でいろいろなところに行きましたが、つらいこともあったけど楽しかったです。今は運命的な出会いで長門市のこの学校に来れてとても幸せです(笑)

エメ

先生が、日頃心がけていることを教えてください。

生徒にとって一日の中で学校って長い時間を過ごす場所だと思っています。その時間が少しでも過ごしやすく充実したものにしたい。と思っています。
あと私生活では、マラソンに出場しているのもあって運動するように心がけています。

エメ

この仕事をしていてよかったと思うこと、先生なりの辛いことの乗り越え方を教えてください。

 まずよかったことはいろいろな人の話を聞いて一緒に考えることができて、その子が葛藤し乗り越えられた瞬間も共有できることです。またテニス部の顧問をしていて、皆と一緒にテニスをしているのですが、自分も皆もできることが増えるし、皆と一緒だからとても楽しいです。
 次に私流の辛いことの乗り越え方は、基本的に忘れちゃいますね(笑)でも、どうしても忘れられないときは1回その物事から離れます。離れるときはほかの人と話してすっきりするときもあるし、長門っておいしいものが多いので食べに行きます(笑)

 長門って、どこのお店もおいしいし、人がとてもやさしくて感動しています。いろんなお店に食べに行かせてもらってますね(笑)そして、心が幸福感でいっぱいになったらその物事にもう一度向き合って切り替えています!

 今後も自分らしさを大切にたくさんの生徒とかかわっていきたいです!

インタビューを終えて

いつも先生とお話していますが、今回改めて先生の仕事にかける話、とくに環境を良くしたいという思いや、生徒たちと一緒に経験したり、一緒に挑戦したいという思いを聞いて、私も少しでも多くの人のために行動したいと思いました。

インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

記事作成:2022年2月2日 (水) 編集:長門市しごとセンター(岩本絵梨子)


補足情報:

大津緑洋高校のホームページはこちらから

以下、wikipediaより(R4.3.11閲覧)

・歴史
長門市内にあった山口県立大津高等学校・山口県立水産高等学校・山口県立日置農業高等学校が統合されて、2011年(平成23年)に設立された高校で、山口県内では初めて普通高校と専門高校(水産高校・農業高校)が統合されて成立した学校である。

・校舎
当面は総合高校とはならず、旧3校の校舎を利用し(キャンパス方式)、学科ごとに分散して授業を行っている。また3校舎の生徒が交流するための「交流教室」があり、校舎間は連絡バスで結ばれている。