長門市しごとセンターの記事を見つけました。

こんにちは。長門市しごとセンターに席を置かせていただいている、地域おこし協力隊の岩本です。

 

4連休、事務所内の整理をしていたら、懐かしい新聞記事が出てきました。

1つ目は、山口新聞 朝刊2018年9月27日(木)の記事です。

 

2つ目は、山口新聞 朝刊2018年10月10日(水)の記事です。

長門市しごとセンターがオープンし、角川ドワンゴ学園が運営するNセンターがオープンしました。

 

そもそも、設立の背景は「危機感」と聞きます。

消滅可能性都市と発表されたことや、若い人がどんどん市外に出て戻ってこない現状を打破するためでした。

 

例えば、高校生に以下のような質問しても、

「自身が長門市で働くことをイメージできる?」

-いえ、仕事がないので

 

との回答がよく聞かれます。

 

例えば、子供が都市部で就職している親の方に質問しても、

「自分の子どもが、長門に戻りたいといった場合、どうする?」

-正直、あんた帰ってきてどうするのと言ってしまう

 

との話を聞くことがあります。

でも、実は、東京スカイツリーや六本木ヒルズなどに鉄鋼を提供する会社や、世界中から観光客が集まる旅館もあれば、地方に欠かせない「車」の販売~整備~保険~事故対応まで扱う会社や、品質のいいものにこだわり地元野菜なども扱うスーパーなど様々な仕事があります。

よくよく見てみたら、いろんな種類の仕事が合って、スキルや興味に従って選ぶことも可能です!

 

そこで、まずは市内企業について知ってもらう拠点を作ることになり、閉じた縫製工場をリニューアルし、長門市しごとセンターが開館し、その運用にNPO法人つなぐが結成されました。

しごとセンターには、市内企業のパンフレットを設置し、その他、コワーキングスペースやweb会議システムの使えるミーティングルーム、研修などもできるセミナールームなどを備えました。さくさく動くwi-fiを完備し、スキャンと自分のPCから印刷のできるコピー機(要設定)もあります。朝10時~夜10時まで、週6日(火曜日休館日)でオープンしており、使いやすい施設を目指しています。

また、NPOの勝能にて、市内企業の魅力を伝えるべく「合同企業ガイダンス」を年2回実施したり、パソコンスキルを学ぶ講座なども実施しています。中高生向けには、角川ドワンゴ学園と連携して市内企業を知ってもらうような様々なプログラムを実施したりしました。

※2020年になり、変わった部分もあります。

 

今年は、リアルなイベントが中止になる中、初の試みで【進路を考える若者に贈る『地域企業ガイドブック』】を作成、市内企業中心に43社のの社風や事業内容、そこで働く人の情報をまとめました。

 

 

 

 

三密を避ける活動が必要とされる中、改めて「市内で働こう」「働きたい」「一度出たけど戻りたい」と思っている方々に、どんな情報を届けることが出来るのか。原点に戻って、目的達成のための方法を考えて行ければと思います。

今後とも、長門市しごとセンターの動きにご注目ください^^