シンポジウムを終えて 地方から考える30年後の教育について

こんにちは、つなぐ事務局です。

2021年10月25日に、教育シンポジュームを開催しました。

ご視聴いただいた皆様、誠に有難うございました。

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【タイトル】

「未来の教室」から始まる地方の人材育成とは~中山間地域で考える30年後の教育~

【登壇者】

浅野 大介 氏(経済産業省 サービス政策課長兼教育産業室長、デジタル庁統括官付参事官)

園 利一郎 氏(角川ドワンゴ学園 経験学習部長)

岩本 絵梨子 氏(長門Nセンター センター長)

林田 暢明 氏(ファシリテーター・総務省地域力創造アドバイザー)

【内容】

・ 浅野氏による話題提供 経済産業省が教育に取り組んでいる理由

・トークセッション

(1)学校法人角川ドワンゴ学園 N/S高等学校における“教育”について

(2)長門Nセンターでの実践例について

(3)未来の教育とはどういうものか?

・参加者も交えたQ&Aセッション

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蓋を開けてみれば、107件のお申し込みをいただきました。1つのアカウントで複数名参加いただいたとのお話も伺い、有難うございます。

ICT活用や地方をキーワードに新しい教育を考える中で、興味深い話が多々あったのですが、事務局としては以下が印象に残っています。

「民間教育の充実って日本のお家芸。寺子屋がよい例」

「先生が教えて生徒が学ぶ、だけではなく。いつでも誰とでも学べる環境を作りたい」

「教育で移住を促進したとしても、日本の人口が増えていない中ではゼロサムゲームになってしまう。交流人口関係人口を増やすという視点が大切」

「人口が減っていく中でも多様性を維持するのに、オンラインを使うのが大切」

「一人1台のタブレットは、自学自習のツール」

「教えてもらう、ではなく、教えて欲しいことを教えてください、といえる子どもを育てることが必要」

ながとNセンターを運営していくうえで、血肉に変えていきたいと思います。

なお、コワーキングスペースに来てくれていた高校生が、フリースペースで視聴し、終了後に浅野さんに直接質問するなど、大変な賑わいとなりました。

こういった交流が生まれるのも嬉しいことだと感じます。地域や世代を超えた交流の場として、今後も、長門市しごとセンターをご活用いただけるよう、努めていきたいと思います。

改めまして、お話いただいた皆様、参加いただいた皆様、そして準備に関わっていただいた皆様、誠にありがとうございました🌈

アンケート結果について

視聴いただいた方にアンケートを回答いただきました。

※11月5日時点で、32件回答いただいております(11月11日まで)※

「全く興味がない」をいただきました。しっかり受け止めたいと思います。

◎特に印象に残ったことを教えてください(一部抜粋)

・N校が全国各地で行なっている現場体験型の授業について[小中学校の教育関係、香川県]

・答えのある問いは効率よく教え、答えの無い問いはじっくり考える、という言葉が印象に残りました!化石みたいな勉強を教える授業ではなく、実際に経験をつむことに重きを置く教育方法は素敵だと思いました![高校生、山口県]

・タブレットを1人1台配ることがデジタル化ではない、ということが印象に残ってる。教育現場では、新しい試みに関して拒否感と平等主義が混在していると思うが、その中でも紙とペンを信奉するアナログ教員は今後も存在すると思う。浅野様の講和にあった、「どれを選んでもよい」状況になるべきだと思うし、機会を得られるNセンターのような場所が地域にあることは素晴らしいと改めて思った。大学共通テストに加わる情報科目の影響を受けるのは今の中学生世代であり、教えられる人材がいないから出来ないのでは無く、出来る場所を教えてあげることが大人の責任だとも感じた。[自治体職員・NPO等(教育を支援する立場の方)、山口県]

・オンライン、リアル両活かすこと活かすことが大事と思った。 [自治体職員・NPO等(教育を支援する立場の方)、山口県]

・教育におけるDXとは学びの組み合わせ、自己選択の充実という内容が特に印象に残りましたし、地方にとっては危機でもありチャンスでもあると感じられました。特に、地場産業がそこにあるということがこれまでの長い期間積み重ねてきた科学であり、そこが学びの種になりうるということは、これまでのありきたりな郷土教育ではないアプローチのヒントを得られました。 ・未来の教育についてそれぞれの立ち位置がはっきりとわかるお三方のお話をお聞きでき、大変参考になりました。 [自治体職員・NPO等(教育を支援する立場の方)、岐阜県]

・オンライン、リアル両活かすこと活かすことが大事と思った。 [自治体職員・NPO等(教育を支援する立場の方)、岐阜県]

・浅野氏の基調講演、ほんとに良かったです。きちんと国レベルでこれからの教育について話が進んでいることに安心しました。これが早く身近な現場に実践されればいいと思います。教育委員会、校長•教員研修などでお話していだだきたいです。[保護者、山口県]

・夢中になるものを見つける→学ぶ [自治体職員・NPO等(教育を支援する立場の方)、福岡県]

・最後に高校生が質問したことです。彼女たちの積極性は、長門市さんの取り組みの成果だと思います。また、地元企業を巻き込んでいる点も素晴らしいと思います。[広告代理店、福岡県]

・パネルディスカッションの難しさ。[大学・専門学校などの教育関連、岡山県]

・それぞれのお立場から、想いを出し合いながら、建設的な話し合いがすすめられて、とても貴重な時間でした。学べる対象の間口を広げて頂けることは、とても有り難く思います。感謝です。[消費者団体、山口県]

・浅野さんのお話の中で、教育を「福祉」と定義づけられていることが印象として残りました。[小中学校の教育関係、福岡県]

・学びの自律化と個別最適化 とりわけ学年や通常学級と特別支援学級の壁を越えた学習の創造 [小中学校の教育関係、山口県]

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◎イベント全体の運営について、何かお気づきの点があればお知らせ下さい(一部抜粋)

・未来の教育についてそれぞれの立ち位置がはっきりとわかるお三方のお話をお聞きでき、大変参考になりました。 [自治体職員・NPO等(教育を支援する立場の方)、岐阜県]

・長門市がN高校等外部機関と連携・協働して、こういうシンポジウムを開催されたことは素晴らしいことだと思います。今後も情報共有をお願いします。[自治体職員・NPO等(教育を支援する立場の方)、山口県]

・パネルディスカッションになっていなかった気がします。 浅野氏の提言に対して,他の方が意見を言う場面がもっとあった方がよかった。 自己紹介的な話は必要はないきがした。 [小中学校の教育関係、山口県]

・チャットがどれくらい来ていて、どれくらい取り上げられていたのかを見てみたいです。 [小中学校の教育関係、福岡県]

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すぐにご回答いただいている方々ゆえ、というのはもちろん理解した上ですが。大変励みになるメッセージをいただきました。ありがとうございます。重ねてお礼申し上げます。

またパネルディスカッションのあり方については、しっかり受け止めたいと思います。これらの言葉をエネルギーに変えて、これからも地方から頑張っていきたいと思います。

メディアおよび関係者用の部屋です
終了後、ほっちゃTVさんのインタビューを受けていただきました

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