高校生あみ:ながとジュニアリーダーズクラブの運営など行う「久保田啓子」さんにインタビュー

NPO法人つなぐでは、DiscoverNagato「ここにある仕事」と銘打って、長門市で働く人を紹介しています。

高校生となり将来を考える中で、長門市で働く人がどういう気持ちで働いているのかに興味を持ったという「エメ」さんが、自らインタビューを行い、記事を作成してくれました。

今回は『久保田 啓子さん』です!

はじめに

久保田啓子さんは、長門市の教育委員会に14年間在籍し、合わせて2018年から長門市しごとセンター(NPO法人つなぐ)での理事もされています。そのほか多様なボランティア団体で活動されており、家庭教育・子育て支援やジュニアリーダーズクラブの運営など幅広い方面で活躍されている方です。

エメ

なぜ今の職業をされているのか教えてください

 結婚後も子どもが生まれるまでは働いていましたが、子育てに専念したくて仕事を辞めました。その後子育ても一段落した頃に、PTA役員をしていたことがきっかけで、教育委員会で働くことになりました。

 また、平成28年から「NPO法人つなぐ」の設立準備委員会に関わらせていただき、設立後の現在も理事として法人のサポートをしています。

 他にも、子どもの学びのサポートや子育てサポートなどいろいろな活動を行っていますが、「子ども」というキーワードでつながっていると感じています。

エメ

趣味はありますか?

 仲間と歩くことですね。西日本の旧街道などいろんなところを歩いています。因みに1日の最高距離は22㎞です。それ以上は途中で車の移動もありましたが(笑)、まあ歩き方は人それぞれ、自分のペースでいいと思います。

 歩くことでその地域の歴史や人の営み、自然にもたくさん触れることができます。この楽しみと達成感があるから、続けられるんです。

エメ

今後の願いとかありますか?

 長門の魅力をみなさんに知っていただきたいということです。そして長門ってどんなところ?って聞かれた時に、自信を持って長門のすばらしさを語れる人が増えるといいなと思っています。

 長門市は今、少子高齢化が進み、若者も進学や就職で出て行き、人口がどんどんへっています。だからこそ、若者が長門市にいる間に自然・食・人などを知り好きになって、市外に出た時に改めて「長門って良いな。帰ろうかな。長門で働きたいな」と思える仕掛けをしていきたいと思います。

 また、子育て中の親子を応援したいと思い活動していますが、引き続き困ったときに寄り添える存在でいたいと思います。

エメ

では、今後のビジョンとしては、長門に住む、または、帰ってくる人を増やしたい。若い人メインに知ってもらいたい。子どもの育ちを応援したい。という感じですか?

 そうですね、サポートするのが私の役目と思っているので、子どもだけでなく大人も支えることでつながっていくと思っています。

エメ

最後に気を付けていることはありますか?

 無理強いと押しつけをしないように気を付けています。来るもの拒まず、去る者追わずと考えていて、人と人とのつながりはお金では買えないものなので、つながることを楽しんで仲間を大切にチャレンジ精神を旺盛に何事も頑張るようにしています。

インタビューを終えて

久保田さんは、身近にいらっしゃる方です。多様なことに関わっているとは何となく感じていたのですが。今回、きちんと話を聞かせていただき、こんなに活動的に多様なことをされていると初めて知りました。歩いていることも含め、とても興味深い話ばかりでした。私も、刺激をいただき、今よりもっともっと活動していきたいと思いました。

作成 2022.7月某日

久保田さんの活動

久保田さんは、当NPO法人つなぐの結成前から関わっていただき、今も理事兼事務局メンバーとしてご活躍いただいています。

NPO法人つなぐ主催のイベント『合同企業ガイダンスinながと』での様子 (撮影:NPO法人つなぐ)

合同企業ガイダンスなど、中高生向けの取組みについては、過去記事である:長門Nセンターについて、をご覧下さい。

長門市広報誌『知っちょこ』2022.5月号掲載記事 ※久保田さんの活動の1つです※

長門市広報誌『知っちょこ』2022.5月号掲載記事 

これは、NPO法人つなぐで企画した企画です。写真の1番左側が久保田さんです。

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