地域おこし協力隊の永塚真也さん、来年1月末で協力隊終了に向けての情報をまとめました。

こんにちは、NPO法人つなぐです。

長門市でも、ほかの自治体に負けず、地域おこし協力隊が赴任し活動し、自分なりに長門市に根をおろしています。(実は、この記事を書いておりますわたしも、地域おこし協力隊の求人がきっかけで長門市に移住し、今はNPO職員として仕事させてもらっています)

今回は、タイトルの件で、永塚真也さんの名前を見かけることが多くなっています。せっかくなので、いくつかリンクをまとめました。

永塚真也さんが山口県長門市の仙崎地区に米粉ラザニアの専門店を出店します🌱

永塚さんは、2023年1月末で、協力隊の最長任期3年を迎えます。赴任時に「長門市でお店を持ちたい」とおっしゃっていましたが、実際に仙崎にお店をオープンされるそうです!


画像は、永塚さんが出店予定のお店のInstagram「kome_lasa」のアカウントより

>>Instagramは、こちらから

地域の情報発信サイト『ここいろ』にて、丁寧に取材されておりぜひ紹介させていただきたいです!(ここいろ:山口フィナンシャルグループ出資の、株式会社データ・キュービックが運営)

【長門市】東京では気づかなかった「本当の美味しさ」。食品ロス対策の米粉ラザニア専門店を来年オープン|永塚真也さん[長門市地域おこし協力隊]
by大村 たかし レポート:特集, 移住

>>横道:ここいろの記事のご紹介

永塚さん以外にも、長門市の方々を記事にされています。ぜひご覧下さい。 ここいろ:長門市の移住者のインタビューなど

>>横道の横道:移住者の活躍を知る機会としての「長門市定住支援」のサイトをご紹介します

長門市では、長門市への定住の支援や、実際に移住した方へのインタビュー記事の掲載などを行っています。こちらもぜひご覧ください 長門市定住支援のHP

2022年10月29日 岩国市の旭酒造で、蔵見学をご一緒した際の、永塚真也さん。

旭酒造での1コマ。永塚さんは、長門市の新鮮でおいしい食材を知る一方で、流通などの関係で廃棄されていく食材に心を痛めています。そして、有効活用して「商品」とて、食べる人には新鮮で美味しい食材を、生産者には何らかの収入で還元できないかとも考えていらっしゃるそうです。質疑応答の中で、そういった話を受けて、旭酒造の桜井社長が、『獺祭 未来へ 農家と共に』という商品とそこにかけている思いを紹介してくださいました。

>>横道:やまぐち社会起業塾1期生※のメンバーで、旭酒造で桜井社長のお話を伺いにいってきました。

社会課題というキーワードから「等外米」を使った商品開発のお話を聞かせていただきました。最初の販売時は、予想しないことに「安い獺祭」として歓迎され消費されてしまったそうです。しかし、桜井社長としては、それではいけないと会社一丸となって改良を重ね、結果8%まで磨き込んだとても品質の良いお酒(その分値段もはる)商品に仕立てられたそうです。

作り手の思いを市場がそのまま受け取らないこともありますが、手を変え品を変え、改良を重ねていくことが大切です、とお話しされており「捨てられるものだから安くてよい」としない、旭酒造のこだわりが詰まっていて、グッときました。

(参考情報)2022.02.07 蔵元日記vol.526【売れそうにない新商品】 【記事のリンクはこちら

(抜粋)◆「獺祭 未来へ 農家と共に」について

山田錦はどんなに手練れの農家が栽培しても、等外米が約一割出ることは避けられません。しかしこの等級の付かない山田錦で酒を造ると、販売する時に純米とか本醸造などの特定名称が使えないのでほとんどの酒蔵は購入しません。したがって農家は泣く泣く屑米扱いで手放さざるを得ません。これは農家経営にとって大きなマイナス要因になるのです。

しかし、米そのものは山田錦ですから成分的には優れています。旭酒造では農家への援助と地球環境のための意味もあってこの等外米を購入し、はっきり「山田錦の等外米を使用しています」と表示して獺祭等外や甘酒などに使ってきました。(抜粋以上)

※やまぐち社会起業塾 社会課題解決に取り組む「社会起業家」になるための山口県主催で初の社会起業家育成プログラム【HPの記事

山口県長門市の、起業促進の取組み

長門市では、関係人口の増加や移住定住へ向けたサポート、そして起業支援などに力を入れています。起業とは、新しい意欲あふれる人が、自分なりにより時代に適応したビジネスを生み出すことともいえます。長門市という地域からそういった動きを生み出していきたいと考え『最優秀賞300万円!ながと若者起業家ビジネスコンテストを開催します~ビジネスプランの募集~』をR4年8月に発信しました。

11組の応募があり、先日10月17日18日に、ライブ配信をしながらのコンテストが開催されました。

永塚真也さんも、コメラザのプレゼンを行っておられました。長門時事にもしっかり取り上げられておりましたので共有します。

長門時事 2,022年10月28日の記事 このコンテストの面白いのは、受賞者以外の評価の高かった方への副賞です。「クラウドファンディングにより集めたお金」を補助するそうです!これも、とてもステキな仕組みだなと思います。

当法人の理事長であり、油谷湾ホテル楊貴館の取締役で株式会社ビッグワンネクストを自ら立ち上げた 岡藤明史氏も審査員として参加されていました。

どなたが賞金を手にして、どんなビジネスを展開するのか。すごく楽しみです。

また、どのような結果になるとしても、永塚さんのお店『コメラザ』は来年オープンとのこと、楽しみにしています。


以下は、一般的なお知らせになります。

今年も『長門市しごとセンター』を活用して ながと起業塾2022 が開催されます。詳細はこちらから(日本商工会議所HP記事にリンクします)

長門時事の記事と、長門市しごとセンターのご案内

さて、ビジネスコンテストの開催記事と同じ号に、人手不足の記事も出ていました。これは10年前から予想され、対策が求められていた課題でもあります。

対策の1つとして、NPO法人つなぐが結成され、長門市しごとセンターが設立され、働く人へのスキルアップ研修やICTの利活用促進、そして中高生向けに『長門市で働くこと』を積極的に選択肢に入れてもらえるよう活動しています。

長門時事 2022.10.28より

地域とともに続いてきていたビジネスと、新しいビジネスと、ともに厳しい競争もしつつ、時に切磋琢磨し、融合しながら、これからの『長門市』が作られていく中で、長門市しごとセンターとして、NPO法人つなぐとしても微力ながら仕事をしていきたいと思います。


長門時事、長門市の広報誌『知っちょこ』などの過去記事などを、センターでご覧頂けます。

5ヶ月分の新聞を読んでいただけます。
すみません、あまりきれいではないですね💦 各種情報をできるだけファイリングしています。

長門市しごとセンターの、施設案内はこちらからどうぞ。