R5年度_大人と語ろうin大津校舎 を実施しました。
こんにちは!NPO法人つなぐ事務局です。
大津緑洋高校にて、長門の各地で働いている人が直接話をする「大人と語ろう」を実施しました。今年度で4回目になります。
目的は『複数の大人の選択を聞いて、高校生自身の進路を考えるヒントにしてもらうこと』と、同時に『長門市地域で働いている大人が、高校生と語ることで、自身の仕事を見直し、より高い視点で自身の仕事に向き合うきっかけになること』です。
参加する大人は、地域の会社で働く方々や起業した方(20~40代)です。職業やその業界を話すというよりは、高校時代に何を考え、地域で働いてどうか、将来について何を思うのか、人生の先輩の一人として語ります。
参加する1年生は、キャリア教育として、これまで起業家に学んだり小学生と地産のお米の活用を考える「つながるおむすびプロジェクト」など精力的に活動してきました。それらの活動から、何を得て、どう仕事や今後の生き方に結びつけることができるのか。参考になるよう、今回は大人が『will/can/needのシート』※を用意します(初の試み)。
次世代の地域を担う、高校生~若手の働く人が、長門市という場所を介して対話することで、「できるだけいい形で長門市を引き継げるよう工夫したい」「ゆくゆく継ぎたい」と思ってもらえるならこんな嬉しいことはありません。
↓↓企画についてはこちらから↓↓
◎参加者のお仕事・やりがい・大変さ
◎不動産事業者
長門市内を中心とした不動産業をしています。ざっくり不動産屋さんのイメージとしては「アパートの紹介をしている人達?」かと思いますが、それだけじゃない面もあります←ここが面白い
希少高額なものを扱うが故、仕事の難易度は結構高めですが、人生の中の一度しかないかもしれないイベントに関わることができる仕事です。
◎和食処&ふぐのネット販売
山口県の特産品『とらふぐ』を全国にお届けしています。西の京山口からふぐを通じて“ふくのある時間”を提供できるように日々努力しています。私たちを育てたふるさと長門市にある宝を市外、県外に発信することにやりがいを感じます。
◎デザイン・情報発信業
長門市を中心とする企業や団体の商品・サービスの魅力を多くの人に知ってもらうために、写真撮影や映像編集、記事の作成やSNSの発信など、さまざまな形で広報の「ものづくり」と「おてつだい」をするデザイン事務所。企業や団体の思いを形にして、お客さんに伝える架け橋になる仕事ですが、チラシ1枚、記事1件を作るのにもたくさんのやり取りが必要で大変。それでも自分の仕事が形として残ることにやりがいを感じています。
◎カフィオーナー
【仕事内容】
コーヒー豆の製造・販売、飲食店、レンタルスペース事業
【やりがい】
・地元の方の憩いの場となっている実感があること。
・観光で来られる方の仙崎を楽しむきっかけ作りができること。
・店舗という場を通じて、多くの人と繋がり、様々な企画ができること。
【難しさ】
・時期により、お客様の波があること。(強いコンテンツ作り)
・地域全体を巻き込んだ地域活性化には時間がかかること。
◎保健師
保健師として、赤ちゃんから高齢者まで誰もが安心して長門市で健幸に暮らすことができるようにサポートする仕事をしています。健幸とは、例え病気や障害があってもその人らしく輝けることだと思っています。人との関わり方にマニュアルはなく、個に応じた支援をする難しさはありますが、人に寄り添いながら、自分自身も成長できることはとても魅力的です。そのため、社会人になっても日々勉強をすることは大事だと思っています。
◎総合建設業・土木業を軸に、養殖事業・介護事業など
長門の大事な「インフラ」を守る仕事をしています。具体的には道路や建物、橋などの生活に欠かせないインフラや、養殖や畜産、農業など地域産業を支える仕事を通じ、地域に貢献することが私たちの役割です。そのため多くの地域の方と関わり合い、そして一緒に地域の課題解決に取り組むところに大きなやりがいを感じています。
◎地銀
現在の担当業務は営業です。地域の企業や個人のお客様のもとへ訪問・対話を行い、それぞれが抱える課題や悩みを把握し、それに合った銀行商品やサービスの提案を行っています。金融や経済の他、会社の経営者の方と直接お話出来ることや、お客様からの信頼や感謝の言葉をいただくことも多く、とてもやりがいのある仕事です。
◎養鶏業
畜産、養鶏業、生き物を相手にしているので気を緩める事ができませんが、普段よりいい成績で出荷できた時や、消費者からの喜びの声を聞いた時にとてもやりがいを感じます。
◎市議会議員&長門青年会議所理事長
長門市議会議員という立場、長門青年会議所理事長というそれぞれの立場はありますが、どちらに対しても言えるのは「自分のまちのことを考える」ということです。自分のまちのことは自分たちで考えて、行動して、より良いものを未来に繋げていきたいという一心です。そういった主張や企画が実現することはとても嬉しいですし、やりがいも感じますが、経験不足(まだ見ていない世界が広い)はやはり否めません。
◎長門市役所産業政策課
仕事内容は中小企業者の支援に関することです。具体的には創業者に対する補助制度や金融面での支援等を行っています。様々な支援を行う中で、「事業者様の役に立った」と実感するとやりがいを感じられます。一方で事業者様ごとに異なるニーズを持っているため、「今一番求められていることは何なのか」を把握すること、そして「求められていることを解決するためには何をすべきか」について難しさを感じます。
◎地域おこし協力隊(自伐型林業担当)
主に山林内で作業道開設や杉・ヒノキの間伐を行っています。
危険度も高く、体力的にもきつい仕事ですが、空気の良い自然の中で身体を使うことは心身ともに健康的だと感じます。
CO2の吸収により地球温暖化抑制に貢献できることと、人間の生活に不可欠な素材や燃料を提供することにやりがいを感じます。
◎長門市役所 企画政策課
長門市をどんなまちにしていきたいのかを示す計画を作ったり、長門市で暮らしたい・住みたい・住み続けたいという思いのある人をフォローしたり、長門市のファンを増やしたりするお仕事をしています。
市内外の多くの人と出会う楽しさと、自分の仕事が直接市民の生活やまちの未来につながるやりがい、“顔の見える距離感”ゆえの多くの喜びがある一方で、いろいろな関係者と調整や関係づくりに時間と労力がかかる大変さがあります。
◎小学校教員
・最近のニュースでブラックなイメージがあるかもしれません。確かに仕事中は休憩を取る暇なく動いていて大変です。でも、どんなにしんどいことがあっても子どもたちの笑顔で帳消しになるから不思議です。子どたちからもらえるエネルギーや感動は何にも代えがたいです。この仕事は人を育てる=未来を創る仕事です。
・小学校教員で、児童のよりよい成長に向けた教育活動を模索しながら進めている。めざす児童像を踏まえて、どんな学校づくりが最適か協議し、実行して子どもの成長を支えることがやりがいである。組織的な動きや、子どもたちとの合意形成、慣習からの脱却が難しさとして挙げられる。
◎NPO職員
急激な人口減少という、課題先進地で試行錯誤出来ること。前例のないことへ挑戦すること
当日の様子
大人17名と、大津校舎1年生約70名が一堂に介して、対面しました。
その後、各教室に分かれました。大人の方には、20分×3回にわたって話をしていただきました。
NHKからの取材
画像について【こちら】※2024.2.12参照
生徒のアンケート
◎生徒のアンケート結果
◎前問で選んだ満足度の理由や、良かった点、悪かった点などを、具体的に教えてください。※一部抜粋しています。
様々な職種の方々から話を聞けたから
どのような職業で、その職業は何をしているかなど多くのことを知れたから
いろいろな経歴を持つ人の話を聞けて良かったと思うけどもっといろいろなジャンルの職業の人の話も聞きたかったと思いました
医療系の話をもっと聞きたかったから。でも異なる職業の人の話が聞けてよかった。 ←医療系
大人との距離感が近くてよかった。
自分の興味のある分野だけでなくこの機会にたくさんの分野についても聞くことができた。でも自分の気になる分野が少し少なかった
自分の将来を考えるいい機会となった
大人と語ることは非常に貴重だった
様々な職業の人の経験談や思いを聞けて面白かったけれど、医療系の人の話をもっと聞きたかった。 ←医療系
それぞれの職業の大変なことややっておいたほうがいいことなどが聞けて良かったです。
大人の方からお話を聞けたのは良かったのですが、やはり希望する人には聞くことができなかったからです。
実際に働いている人にしかわからない話を聞くことのできる貴重な機会だったから。
将来の職業の決め方を知ることが出来た。
将来についての進路の決め方が参考になったから
皆さんの体験や思いを余すことなく伝えてくれたこと
色々な道に行った大人たちの話が聞けて良かった。
現役で働いている人から話が聞けたこと
将来に役立つ情報がたくさんあったから
普段なら聞けないような話が聞けて良かったと思う
あまり面白くなかったから
将来やりたいことをやるとき備えなければならない力を知ることができた
自分が将来してみたいことが明白になった
これから必要なことを知れたから
現役で働いている人の話をきけたから
今までになかった考えや視点に気が付けた。
共感できるところや初めて知ったことがたくさんあったから
実際の体験を聞くことができた点がよかった。
めったに聞けないいろんな方の話を聞けてとても良い機会だったから。
自分が悩んでいたcanなどの考え方を知ることができたから
ひとりひとりが独自のルートを通って今に至るということがしれた。
大人の方々の仕事に対しての信念や情熱を直接教えてもらえたため、貴重な機会になったと思うから。
様々な職業の方から、なぜこのような仕事をしようと思ったのか、何に幸せを感じるか、マインドコントロールはどうしているかなど様々な視点から聞くことができたから。
様々なジャンルに努めている大人の方々と話してこういう将来の選択肢があったんだ、面白い生き方をしていてとてもいいなと感じることが出来たしj分もこんな生き方をしてみたいと思えたから。
いろんな方々の人生の体験談を聞けて、将来にやりたいことについてよく考えることができた。
普段は人に聞けない将来の不安などが地域の大人に聞くことができたから。
どうやって仕事を選んだか、どうやって好きなことから仕事に結びつけるかが分かったことがよかった
どの大学に行こうか迷っていたけど自分のやりたいことができる大学に行くことが大事と知れて進路について考えやすくなったから。
保健師などの仕事内容を知れた
様々な仕事をしている方たちの話が聞けて、とても参考になったから
普段聞けないことをたくさん質問できたから
大人の方、それも地元の大人の方と話す機会なんてなかなかないので、とても貴重でいい経験になったからです。
色々な大人の方の人生経験を聞けて自分のなかで参考になりました。
たくさんの方がいたため、選択肢が多く自分の聞きたい話の人がいたから。
いろんな職業の方と話すことで、将来のイメージがより鮮明になったから。
これから夢を決めていく中で少しでも参考になるから。
ネットから得る情報よりもよりリアルな内容を聞けたから
講師の方々一人ひとりが異なる道筋で今の職業に就いていていい見聞になった。
興味のなかった分野でも短い時間なので気軽に聞くことができたから
仕事内容や今までの苦労などを詳しく聞くことができたから。
興味のある職業についてお話を聞くことができたから。
自分が不安に思っていたことと同じことを経験していた方がいて話を聞けて良かったと思ったから
色々な職業の方のお話を聞いて生きていく中で大切なことを学ぶことができた
仕事を楽しくするための方法が分かった
自分の悩みを相談できたし、生き方の選択肢が増えた
話を聞く時間と質問をする時間の両方があって、やりやすかった
それぞれのwill,can,needが自分の将来に大切なものもあったから
コメントを書いてくれて、参考になります!ありがとうございます。
今回は『「長門市」で働いている、将来一緒に働くかも知れない20~40代の人の話を聞いてみよう』という時間でした。わたしもいくつかのブースを回ったのですが、かなりアツイ話が繰り広げられていましたね。日々感じていることや、苦悩も含めお話されていて「ベテランとして現場で活躍している現役バリバリ」ならではのお話だったように思います。
高校生たちは、授業では地域の小学生と一緒にプロジェクトを実施していました。下の世代と話すことも面白いですね。それ以外にも、歴史と共にこの地域を形作ってきた70~90代の方の話を聞くのも面白いと思いますし、もちろん全国で活躍する人の話も面白いと思います。
なお、「医療系」の方の話を聞きたかった、というコメントが印象に残りました。来年度実施の場合は、少し意識してお声がけなど出来ればと思っています。
話した大人の方への具体的なコメント ※一部抜粋
・不動産は物件を紹介する仕事としか認識してなかったけど、不動産の仕事で長門を活性化できるのだと初めて知りました。いまあるプロジェクトを進めているそうなので楽しみです。
・高校生のころ急な進路変更をいて保健師になったとおっしゃていて今は大学院にいってまだ勉強していると聞き子供の時でなくても働いてからも自分のまなびたいことを学べる道は大人になってからでもあるんだなと思いました。
・一生懸命なのは、皆同じだから弱音は堪えていると巡りにめぐって自分の助けになる。
・遠回りをしたかもしれないけど、それを失敗だと思っていないということ。
・誰のためになっているかが目に見える仕事のほうがやりがいを感じるという言葉
・日本だけでなく世界を目指している事。世界で食べたくないもの1位のタランチュラに次いで2位にフグだということ。特許をとろうとしている事
・目標がとても高くて、かっこいい!
・長門市の1年間の赤ちゃんの生まれる人数は約100人だということ
・先生は子供の成長をじかに感じることができる職業だということ
◎前問で選択肢を選んだ理由を具体的に教えてください。※一部抜粋
わたしは夢が決まっているけど、今回話を聞いて、どんな仕事でも人に笑顔になってもらうために働いているんだなと知り、私の夢でも人を笑顔にすることができたらいいなと思った。
今から選ぶ道を努力していけば大人になってからでも道を変えることができると知れたから
あまりなじみのない職業の方のお話を聞けていろいろな人生の在り方を知ることができたから
自分自身なんとなくでしか知らなかった職業の内容や地元に務める大人の人の想いなど滅多に聴く機会はないからです。
実際に話してみないとわからない、どうしてその仕事を選んだのか、やどんな勉強をしたのかを知ることができ、今後の参考になったから
人生や仕事に対するアドバイスが聞けたから。
したいことが将来につながるということが深く考えることができた
何をやりたいかなどが具体的に決まっていなくて焦っていたけど話を聞いて自分がやれることからしていけばいいと思えたから。
長門市をもっと知ろうと思ったし、自分の知らない取り組みもたくさんあったから
働くうえでのやりがいやそれぞれの目標など自分が知らないことをたくさん知れたから
働く上での知識が為になったし有意義な時間をすごせたから。
自己開示をすることで人が寄ってくるという教員生活での体験をもとに教えてくださったからイメージできた
自分が気になっている仕事以外の話を聞けたから
それぞれの企業の人がどんなことを考えて働いているのか知れたから
いろんな働き方、生き方を知れたから
自分に当てはめて、自分を知れたから
それぞれの方々の体験談が聞けたから!
今何をするべきなのかを考えられたから。
新しい気付きに出会えたから。
自分が考えていなかった考え方を知ることができたから
とてもためになる話がおおかったから。
◎今回参加したプログラムの企画や運営について要望や、改善したほうがよいことを教えてください。
それぞれの人の場所に職業名を掲示しておく
確かに。運営について、もっと工夫が出来そうですね
大人のアンケート
◎前問で選んだ満足度の理由や、良かった点、悪かった点などを、具体的に教えてください。※一部抜粋
・幅広いジャンルの大人が集まり、かつ熱心な学生が集い双方にとって非常に有意義な機会だったのではないかと思います。
・良かった点は、レベルの差はあれど概ね生徒たちは真剣に聞いてくれたし、話すことで自分の仕事の見つめなおしができたこと。
悪かった点は、20分3セットマッチで、最後の方は喉がガラガラで聞き苦しくしてしまったかなと思います。
・少し時間が短く、質疑応答の時間が少なかった。
タイムキーパーを各室に配置(話す大人でも可)したほうが良い。
・開会時に大人の自己紹介があったのはよかったと思います(前回あった方がよいとアンケートに書いたかもです)。事前に生徒さんがどの大人の話を聞きたいか調整されているのかと思っていたところ、その場で決めたとのことで、自己紹介のときにもう少しコメントしていたらよかったかなと思いました。しかし、最終的に、6人、6人、9人の合計21人の生徒さんと語ることができて嬉しかったです。たくさん質問してくださったことがとても印象的でした。全体的にスケジュール通りに進んでいましたが、綿密な準備をされたのだと思いました。ありがとうございます。
・自身の経験を人に話す機会は今までなく、言葉で話すことの難しさを感じたとともに、自身の経験を振り返る良い機会になった。
高校生からの質問に答えられない場面もあり、今後は高校生に負けないよう、改めて仕事に対して前向きに取り組んでいこうと感じた。
・生徒が地元の方と未来の長門を真剣に語り合う姿が印象に残りました。今後のキャリア形成に参考になる時間になったことだと感じます。反対に、小学校教員の需要はあったのか疑問が残る部分がありましたので、少しでも生徒のためになっていることを願っているところです。
・今回は自由に教室を選べたからか、建築デザイナーや映像クリエイター、ディレクターや作家など、「何かを形にする仕事」を目指す生徒の皆さんばかりが集まってくれたので、これまでで一番、自分の話が刺さっている・響いている実感がありました。will・can・needシートの作成は、昨年の「人生グラフ」よりも若干難しかったですが、一目で「どうして今があるのか」を伝えることができ、自分語りの時間が人生グラフほどかからないため、その分、生徒の皆さんから話を引き出して、より対話が盛り上がったような印象を受けました。
・高校生からの質問時間等を考慮して自身の話を上手い具合にギュッと縮める事が出来なかった。2回目の時は2人しか生徒が来なかったが、逆に一人一人詳しく相談を聞く事が出来て良かった。少ない人数の方が生徒も恥ずかしくなく、話しやすいかも。
・生徒や企業担当者の表情がよく、お互いから熱量を感じ取ることができました。会全体の雰囲気がよく参加している私自身もとても心地の良い時間を過ごすことができました。
・高校生とゆっくり話のできる最適な時間であった。ただ、今後の工夫として、高校生の趣味やなりたいものを記載したカードがあれば、より寄り添った話が出来ると感じた。
・高校生のみなさんとお話する中で、自分のことを積極的に話してくれる姿はとても嬉しかったです。だからこそ、自分自身の反省でもっと時間をうまく使って、来てくれた全員の話を引き出せたのではないか、ということで満足度を決めました。大人が2人のところだったのは、安心感もあり、大人同士のやり取りを聞いてもらえるのもよかったと思いました。ラストの宣言カードは、自分だけの言葉として大切にしたいと思う一方で、誰かに聞いてほしいと考える子もいるかもしれないと思いました。どう扱うのがベストかは答えが出ませんが、宣言カードをオープンにできる誰かがそれぞれの子にいるといいな、と思いました。
・時間、人数ともに、話しやすく聞きやすい環境だったと感じました。個人的には、もっと質問とかあると、高校生の興味がどこにあるのかなど、今後の参考になったのになぁと思いました。
・わたしの話が良くなかったのだと思うのですが、質問がなかなかなく、反省しています。
前問で選んだ満足度の理由や、良かった点、悪かった点などを、具体的に教えてください。※一部抜粋
・学生がどういった内容に興味を抱くのかについて
・普段は目の前の仕事に全力を注いでいる分、近視眼的になっていました。今回自身の仕事について俯瞰して整理ができました。
・自分自身がill、can、needについて考えたことで、理念を持って仕事に臨んでいることが俯瞰できました。また、強みや求められることを再認識することで、これからも自分の仕事に誇りを持って職業人として挑戦していきたいと思いました。
・自分が高校生の時はこのようなプログラムはなく、大人と話す機会はなかったので、今の高校生は大人と話す機会もあり、様々な取り組みをしているので、負けていられないと強く感じた。刺激を受けました。
・長門市のまちづくりに参画しようと考える息吹を体感することができたためです。真剣に語り合う表情や先を見据えた内容に、危機感から来る悲壮感よりも、自分たちが明るい希望となるような希望を感じたためです。
・生徒の皆さんのwill(夢や理想)を引き出しながら対話をしましたが、その中で自身の高校時代では考えられないほど、将来の夢の選択肢が多岐にわたっている印象を受けました。しかしながら、現時点ではそうしたクリエイティブな職に就く夢を、長門市では叶えられない(=働く場がない)ことも実感し、いつか自分自身が、そうしたプレイヤーとこのまちをつなぐ役割を担いたいと強く思う1日になりました。
・生徒の地元企業を知ろうとする意欲がとても高くて驚きました。その要因が大変気になります。
Will can needシートの活用で、自分を深掘りすることができたから。
・自分のことを語るという経験は、大人になったらなかなかないものですが、たとえ失敗の経験でも高校生が真剣に聞いてくださることで無駄ではなかったと再確認でき、大人も自己肯定感を上げることができたのではないかと思います。
また、高校生が夢を語ってくれる姿にふれて、年齢に関係なくいつでもやりたいことに向かう元気な大人でいたいと思わせていただきました。
・政治のことや、市の予算については全然認知度が低かったり、興味が薄いんだなぁと改めて感じました。
・記事を書くことが多いので仕事について話すのはある程度得意だと思っていました。今回は「対話」だったので、ダイレクトに反応があって、すごくドキドキしました。しっかり話を聞いていただきありがとうございました。
自身の仕事を「話す機会」のある人とない人とがいらっしゃって、各々での感じ方があって、興味深いです。
今回のプログラムの企画や運営について要望や、改善したほうがよいことを教えてください。※一部抜粋
・1回の話す時間を少し長めにし、2セットマッチぐらいにしていただけたらよりよかったかなとも思います。
生徒からのテーマを決めた語りや、別の大人の語りも聞きたかったです。
・継続していただきたい。
・前回のような生徒さんたちが自己紹介の紙を持っているとよかったと思います。最初の自己紹介していただいたらよかったのですが、気が回らず、後で思いました。私のグループは質問や感想が多く出たのでよかったのですが、そうでない場合、紙があると、会話のきっかけになるかと思います。
・子どもたちのニーズがある程度把握できていると、マッチする部分が多くなると感じました。どちらかというと教員はニーズが低かったのかなと感じました。反対に、全体を見学することで得られた学びの方が印象に残った形になりました。
・改善に向けて、総合的な探究の時間との融合が不可欠であると感じます。このキャリアガイダンスを今後の自分の探究テーマにつなげたり、地域づくりにつなげたりすることで、たくさんの想いや願いが実現を通して地元を活性化させる取組になると感じます。
・企画自体は特に問題ないかと思いますが、しいて挙げるとすれば、事業者としては「高校に出向いて生徒と話している」というビジュアル(写真)は、企業PRにとても効果のあるものかと思います。皆、自分で自分を撮影することは非常に困難なため、話している様子を撮影した写真を共有するような形(生徒の顔が映らない構図であったり、加工せずそのまま使える写真であればより助かります)にできると、なお良いかなと感じました。
・生徒さんの人数、学年は二年生の方が良いのでは?
・選択式のため、企業担当者の方の熱量が全ての生徒に届いていないのが少し残念でした。
・大人同士の交流の時間があれば、より良い企画にブラッシュアップ出来ると思う。
・今回、教職大学院という立場で参加が叶いましたが、普段は校務があって参加が難しいことがほとんどだと思います。今後、可能なら新規採用教員の初任研等と合わせて、若い世代の教員と高校生が語る機会を作れないかと思いました。
・しょうがないことなんですが、教室が寒いです・・・
・ほかの方が、自己紹介資料などをもっていて、ああいうのを用意しておけば良かったと気付きになりました。
忌憚のないご意見をありがとうございます。
企業の方が話している様子を、もっと写真撮影してお渡し出来るような体制作りをできたらと思います。
この企画は、学校として「3年間のカリキュラム」が計画されている中で、1年次のラストに設けられています。2年次からどんどん進路を具体的に設定し、そこに向けた努力が求められます。
気持ちがあれば、受験勉強にも積極的になれるのではないかと思います。(大学がすべてではなく、社会を知り、自分自身を知り、自身の納得の出来る人生を歩んでくれたら嬉しいと思っています)
◎学校、NPO法人つなぐなどにメッセージがあればお願いします。※一部抜粋
・生徒と社会をつなぐ機会やきっかけを創出されている取組に、とても感動・感激しました。たくさんの地元で活躍されているロールモデルと引き合わせることができており、それによってイノベーションが生まれる可能性を高めていると感じます。高等学校とのつながりは、実社会でのアントレプレナーも生み出し、その後のコラボレーションするキーパーソンにも出会わせている先行投資になっていると考えます。短期の視点だけでなく、中期・長期のプランも視野に入れると、よりレベルアップすると確信しています。
参加させていただき、ありがとうございました。
・今後も高校生と一緒にできる企画に参加したいです。よろしくお願いいたします。
・今回もつないでいただいて貴重な経験をさせていただきました。 今後も、小中学校の児童生徒はもちろん、教職員がつなぐさんの存在を今以上に知ることができるようにし、関わりを生み出せるといいなと思っています。今後もよろしくお願いします。
・NPO法人つなぐの実直さが本会の開催及び継続実施につながっています。このシステムを県内市町の教育行政担当者に知っていただきたい。私は今後その役割を担う者でありたいと思っています。素敵な時間をありがとうございました。
書いていただいておりますが、現在、この地域にこだわって活動している現役の大人と知り合ってもらうことで、ゆくゆくの『つながり』が生まれてくるのではないかと思っています。
当法人は『若者一人一人が輝く未来をつくるため、地元への就職・創業が実現できる環境を整え、「まち」「ひと」「しごと」のハブ機能を構築し、地域の未来を自ら創造できる人材の育成に寄与すること』を目的に活動しています。未来に向けてつながっていくことを願っています。
今回、小学校教員の方々にも参加いただきました。教員の方は、県内での異動があるので、これまでとまた違う視点でのコメントをいただいており、興味深いです。活動に対しての支援や応援の声が増えることで、できることも増えると思います。興味をもって参加いただき、誠にありがとうございました。