【ブログ】NPO法人つなぐの活動を振り返ってみました。(2024.2月現在)
こんにちは!NPO法人つなぐです。
2018年10月1日に、事務所のある、ここ「長門市しごとセンター」がオープンして、早いもので6年目に突入しています。
この記事を書くスタッフは、2019年2月に長門市に移住し、2019.2.16から長門市しごとセンターで働き始めました。(2020年8月からNPO法人つなぐのスタッフへ)
それなりに活動をしているつもりですが、2022年にほぼ毎週のように「何をしているのかわからない」「期待に達していない」と言われずっと考えながらも、自分たちの信じるところを1つ1つ積み重ねています。
振り返りとして、そして、防備録も含め、ここに少しまとめます。
活動の様子
・2018.10.1 長門市しごとセンター 開館
学校法人ドワンゴ学園N/S校の関連で、「Nセンター」が2Fのキャリア教育拠点室にオープン N高職員が長門市に在中
初回 高校生と地域企業をつなぐ『合同企業ガイダンス』実施
・2019年
2月 地域おこし協力隊の「長門市しごとセンター」所属の人が来た
・2020年 コロナ禍で外出制限など
初回の「地域企業ガイドブック」を作成・発行。ここから毎年何かを作るように
市内小学校でのmBotの導入
9月 長門市小学校プログラミング教育推進事業の委託を受ける ←市内11の小学校へのmBotの貸出・支援員の育成・派遣等
・2021年 GIGA構想で、小中高校生が1人1台のタブレットを持つように
3月 CoderDojoNagato 開始
↓↓CoderDojoNagatoについてまとめたもの↓↓
4月 スタッフの1人が、大津緑洋高校のCS活動推進員になり、授業のお手伝いに入る
※21年度は、12のグループに分かれて「長門市フィールドワーク」と「大人と語ろう」を実施
・2022年
第4回マイクラカップに初挑戦
市内5つの中学校で、ドワンゴ学園N/S校のプログラムをカスタマイズして提供
『地域企業ガイドブック』にて地域の56社を紹介!
・2023年
3月 トークフォークダンス実施
5月 コロナが第5類へ移行
6月 初回 『就職フェア』開催。※一般の方対象、土曜日午前に開催
8月 高校生アルバイト採用(1ヶ月のみ)⇒マイクラカップへ挑戦
10月 総務省テレワーク・ワンストップサポート事業『地域に不足する専門人材の登用と売上げ拡大』のセミナー実施(申込は3社と少なかった)
『 山口県プロフェッショナル人材戦略拠点』の方々とつながる⇒資料などを、センター配付配付
11月~翌2月 三隅中学校での、ドワンゴ学園N/S校の21世紀型スキルプログラムをカスタマイズして提供(全10コマ)
NPOとしての、次の3カ年に向けた『中期計画作成』。2024年より地域企業の「採用支援」をより強化
2024年
1月 公式ラインを再開
1/2月 プロフェッショナル人材戦略拠点 に相談し、まずは当法人のマンパワー強化として『副業人材の確保』に挑戦
情報発信について
2018年から、ホームページを運営しています。
利用者の方の声を受け、開館時間・イベントについてまとめたページも作り始めました。
これを書いている人は、ホームページの更新はもちろん、イベント企画やチラシの作成、SNSでの情報発信などやったことがありませんでした。facebookはプライベートで利用経験があるものの、Instagram、LINE、googleの各種機能など、ここNPO法人つなぐで覚え使うようになりました。
今では、チラシの作成や、会報誌の作成などももう1人のスタッフと協力して実施しています。出来る方からみると、突っ込みどころが多いのですが、自分自身としては隔世の感です。もっと伝わるデザインを学びたいという好奇心があるので、スキルアップしていきたいと思います。
※地域企業のガイドブックは、編集が出来る方と連携しています。
振り返り
並べて考えたとき、活動が小さいのかもしれないと気づきました。
手作り感が大きいとも。
個人的に、NPOとは「思いがあるがお金がない」という意識があり、できるだけお金を使わないことをモットーに日々活動しています。
しかし、組織の目標達成を考えたとき、必要なら補助金をとりにいくアグレッシブさをもって、より「仕組み」をつくるような活動、ダイナミックな活動を増やすことこそ必要なのだと感じます。
戦略を考え、資金繰りと人材確保の手法を身につけ、活動を強化したいと思います。
2024年にも注目頂けると幸いです。
学校との関わり
NPO法人つなぐでは、「長門市でイキイキ働く人を増やしたい」「帰ってきたくなる長門」を目指して、今いる中高生に働く場所としての長門市を知ってもらいたい、という気持ちが強くあります(一度出てほかの世界を知り、ふと人生を考えたときに戻って来てもらえたら、と)。
調べる中で、小学生だと地域学習が多い様子ですが、中高生になると、仕事体験などはあるものの、自身の進路に向けた活動が多く「長門市」を軸とした学びの機会が少ないと知りました。
進路を考える時期にある中高生にこそ、働く現場を見てもらったり、働く大人と話す機会を作りたいです。
コロナ禍もあり、また地方創生のかけごえもあって「自分の生まれた場所」「自分の住んでいる場所」へのまなざしに改めて注目が集まりつつあります。
「長門市で活躍している人」と「学校」をつなぐ活動を行い、将来の長門市をバトンタッチするお手伝いがしたいと望んで、学校の授業のお手伝いにも積極的に参加しています。
そして、少しずつですが、2023年度は仕事で「起業支援」をされている方に、アントレプレナーシップや発想方法について方ってもらう授業を、高校生向けにしてもらったりもしています。
地域の今ある産業・働く現場のことも知って欲しい、新しい時代の発想やツールも知って、うまく取り入れて欲しい。
そんな気持ちで、「つなぐ」ことに注力しています。
◎1人1台タブレットについて 長門市の動き
GIGAスクール構想は、2023年までに日本中の小中高校生に、1人1台のパソコンかタブレットを配付し、高速のWi-Fiも使えるようにして、日本の子ども達のデジタル活用スキルを一気に上げていこうとする取組みです。
長門市では、2021年には、1人1台の単発が配られました。
なお、自宅に持って帰るか学校に置いておくのかは、学校ごとの判断のようです。
↓長門市では、ECCと連携し、タブレットで英語を学ぶ機会をつくったようです。
せっかくツールが手に入ったのだから。楽しく学ぶ機会を作った長門市ってとてもステキですね。
なお、記事には当時の市教委のコメントなどもあるので、ぜひご覧ください。
参照元:2024.2.17に参照 https://omotena.city/case/case2.html