【Minecraftカップ2022】初挑戦で中国地区ブロック優秀賞 受賞!🌈

こんにちは!つなぐ事務局のDです!

ながとNセンターでは、毎月『CoderDojoNagato』を開催しています!
※CoderDojoNagato についてはこちらをご覧下さい。

2022年夏に、Minecraftカップ2022に出場しました。12月に審査結果が出て、活動内容を公開出来ることになりました。これまでの軌跡を一部共有いたします。思い出が多くて長くなっておりますが、ご覧いただけますと幸いです。

はじまり

毎月のCoderDojoの活動の中で「Minecraft」が小学生に人気があると感じていました。だから、CoderDojoJapanから『教育版Minecraft』の提供と、『Minecraftカップ2022全国大会』の案内が来たとき、そのまま申込をしてみました!

Minecraftカップ全国大会について

Minecraftカップ全国大会は、プログラミング体験、およびデジタルなものづくりを通した問題発見・解決を目指すツールとして、世界的に人気のある「Minecraft」を活用し、全ての子どもたちがプログラミング教育や、デジタルなものづくりに触れることのできる機会を創出します。

HPはこちら

よくわからないながら、すごく面白そうとも予感も有り、応募しました!

予感は的中。わからないことだらけながら、すごく面白かったです。

今回は、応募から賞を取るまでの経緯を、順を追って紹介します。

参加者を募集

CoderDojoNagato に参加してもらっているニンジャ達に
『出場してみたいニンジャいませんか~』とお声がけしてみました。

そして、6月のDOJO 参加者のうち、5人のニンジャが手を挙げてくれ、その後1名の追加があり6名でエントリーすることができました。

『マイクラ部』と銘々!これから夏にむけて準備を進めることになりました。

そのときの様子はこちらから(参照:2022.6.25のCoderDojoNagatoを終了しました

Minecraftカップ2022について

Minecraftカップ2022 についてはこちら

(公式HPより)学校教育の現場でも使われている「教育版マインクラフト」を使い、テーマに沿って作られたワールドを全国・世界から募集、内容を競い合います。

今回のテーマは『生き物と人と自然がつながる家・まち~生物多様性を守ろう~』です。

そこで、参加希望者に「次回、7月のDOJOで話し合いをするので、調べてきてね♪」と…宿題をだしました。

イメージしやすいよう【未来の長門市】を考えてみることに!
そのときの様子はこちらから

7月のDOJOでは、どんな世界を作成するのか?の枠組みを話し合いました。
そして、誰が、どの場所を担当するのか?役割分担も話し合いました。


実際にMinecraftを使うのは8月の夏休みを予定。それまでに、各自で調べながら、より具体的に『どんな環境・建物を作るのか?』『どのように、動物や植物と共存したものにするのか?』を考えてもらいました!

教育版Minecraftを触るまで

本当なら、夏休みである8月をめいいっぱい使って、Minecraftに集中できれば、もっといいものができただろうに、と残念な気持もあるDです

実際は、ニンジャもスタッフも、夏休みは大忙しでした。

CoderDojoNagatoでは、「mBotでプログラミング大会」(参照下さい:第1回『mBotでプログラミング☆コンテストin長門』開催しました。)を開催しており、マイクラ部の子が、こちらにもエントリーしてくれています。

よって、ニンジャが教育版Minecraftに触れることができたのは、お盆明けの8月18日からでした。
このときも、まだ世界を作る事はできず、まずは操作方法を調べることから始めました。YouTubeの解説動画をみたり、本をみたりしながら、個々で理解を深めていきます。

本格的に皆で集まって、話しながら作成を開始できたのは、8月24日~29日までの約1週間でした。
このときは、複数メンバーがほぼ毎日Nセンターに来て、作成してました。(集中するのはいいのですが、あまり画面ばかり見ているのもよくないとの気持も有り。午後の3~4時間くらいとしました)

教育版Minecraftに取り組む様子

ホワイトボードに、長門市の略地図を貼付け、作成したことを書きこんで、みんなで進捗を確認できるようにしました!

わからない所は、自分で調べつつも、周囲のメンバーとも話ながら、協力して作業を進める姿に感無量です。

ニンジャ達は、違う小学校・違う学年で、最初はお互いに遠慮もありました。
しかし、最後の方では皆で温泉の床を作成するなどの共同作業を進めていました。

なお、提供するパソコンのスペックが足りず、馬や鳥(動きのあるもの)が増えると画面がクラッシュする事もしばしば!!?

作品の題名は『ぼくたちの長門ワールド』になったのですが。
その案を考えているとき『クラッシャー』という名前が候補にあがるくらい、でした。

ニンジャが集まる時間がバラバラだったので、高校生はホワイトボードに作りたい世界に向けたアドバイスを記載してくれました。

夏休み中ということもあり、Nセンターに来ていた高校生がアドバイスしてくれる場面もありました!

いろんなメンバーが一緒にやっていて、すごくいい感じです。

大会に作品を提出!

大会に応募するには、大会テーマに沿ったワールドを作るだけではなく、発表をする必要があります。動画にまとめます。

動画は、8月31日に撮影をしました。

どんな思いで、何を作成したのか?を発表すべく、このときにタイトルを決め、原稿内容を考え、実際にカメラに向かって話しました。
※その時に作成した動画がこちらです↓(ロングバージョンです!大会には1分間のショートバージョンを提出しました)

その後動画を編集し、9月1日に無事応募できました!

1次審査は、『ミドル部門 13地区×6作品=78作品』 
オンライン投票をします

1次審査がどうなるか??ドキドキ

【9月のDOJO】マイクラ部の活動報告

1次審査を待つ間に、9月のCoderDojoNagato があり、活動報告をしました。そのときの様子はこちら 

DOJOに来ていた他のニンジャ達も興味を持って話をきいてくれました。

10月のCoderDojoNagato では『ハロウィン』企画にて、Minecraftを使って「ハロウィンの世界」を作りました。
マイクラ部のニンジャ達を中心に、短時間でもすてきな世界ができていてビックリ!

大会に参加したことで手に入れたスキル・経験て、本当にすごいです

【結果発表】1次審査通過!そして中国ブロック大会にオンライン出場

11月1日『一次審査通過のお知らせ/二次審査会のご案内』のメールが届きました。

中国ブロックにて、部門別に6チームが二次審査に進みました!

1次審査を通過しました!!おめでとう

2次審査 オンラインで参加しました!

2次審査は、Teamsを使ってオンラインでプレゼンです‼

11月13日(日)の朝から集まって、午後からの発表にそなえます。

以下の審査基準により審査されます。
 1)提出した1分間の動画
 2)2分間のスピーチ
 3)1分間 審査員からの質問

2次審査のときは、1名参加ができず5名の参加でした。

なお、発表を終えて

審査員さんからのコメントで「5名で作ったのですか」と聞かれたときに、
みんなが『いえ、違います!6名で作りました!!!!!』と口々に言っていたのが印象的でした。

そして、ニンジャ以上に、回りで見守っている大人の方が緊張してました。

発表の様子を、動画でみていていただけます。

ほかチームの発表も全て聞いたので、数時間に及びました。

中国ブロック【2次審査の結果】

結果発表は12月8日です!

結果は、残念。

最終審査会(全国)ファイナリスト39作品への進出は叶いませんでしたが、
中国ブロックの優秀賞✨に選ばれました。

初めての参加で、限られた時間の中でステキな作品ができたと思います。

<結果を伝えた後の、保護者の方からのメッセージ>※一部抜粋


本当に、賞がいただけて嬉しいです。
デジタルの賞状もいただきました!印刷して、ニンジャに渡したいと思います。

お手伝いさせていただいての感想

このホームページ記事をまとめながら振り返っていると、保護者の方のコメントにもありますが、学校も学年も違うニンジャ達(子ども達)が、協力してここまでできたことを、改めてすごいなあと感じます!

チーム結成、調べる活動、情報共有、話し合い、作成、発表。

1つ1つにエピソードが思い出されます。

参加してくれたニンジャ達は「時間が足りなかった」「もっと改良したかった」と言っており、そういう反応も嬉しいです。

発表を恥ずかしがりながらも、原稿を分担して皆で話すことにも挑戦し、
短期間ながら、とてもよい経験ができたのではないかと思います。


感謝

NPO法人つなぐでは、地方においても、最先端のツールの活用や、仲間とわいわいがやがやと何かを追求する機会づくりを通して、長門の子ども達に主体的に意欲的に、今の時代を生きていく力をつけて欲しいと考えています。

そして、長門市という地域が、前向きな活動を応援していることを伝えたいと考えています。

今回、それらが実施出来たのは、ひとえに、積極的に参加したニンジャがいたこと。


そして、毎日のように会場まで送り迎えし、作成現場を見守っていた保護者の皆さん!

Nセンターに来て、子ども達の様子をみてアドバイスくれた高校生!!

とくに『教育版Minecraftとは何?』からはじまって、技術的な所まで、疑問にこたえ考え方・調べ方を教えてくれたユースメンターのけんちゃん!

本当にありがとうございました。

本当に本当にありがとうございました。
ここまでこれたよー‼

これからのこと

今回参加してくれた6人の内、3人は小学6年生です!中学生になると、応募する部門が変わります。

なので、まだDの空想ですが、来年はけんちゃんを誘って『ヤング部門』と、今回参加してくれた小学生に加え新しいメンバーを募集して『ミドル部門』に挑戦してみたいです!

直近では、12月24日に開催予定の『CoderDojoNagato』 で、同じくMinecraftカップ2022で中国ブロック進出を果たした『CoderDojo光』(光市にあるDOJO)とコラボします。

各々が作成したワールドを共有し、一緒にオンライン上で遊んでみたいと思います!
いつか、リアルでも行き来できる機会が作れたら、と思いつつ。

これからますます楽しくなりそうです!

ここまでお読みいただきありがとうございました。


CoderDojoNagatoについて

CoderDojoNagatoでは、毎月第4土曜午後に、DOJOを開催しています。どなたでも参加可能です。なお、先生はいないので、自分で調べながら隣の人に聞いてみて、少しずつやり方をみつけていくスタイルです。

まずは見学、というのも可能です。人数把握のため、事前予約をお願いしています。詳細はこちらから

(参考動画)