大津緑洋高校の大津キャンパス1年生と【長門学】を学びました。

こんにちは。つなぐ事務局です。

ご縁いただき、2020年度の『長門学』に関わらせて頂きました。今日は、発表会の様子をご紹介させていただきます。

大津キャンパスでは、1年次に、長門を知る【長門学】という授業の時間があります。

このたび、長門市しごとセンターの管理運用を行うNPO法人つなぐのスタッフが、山口県立大津緑洋高校のコミュニティ・スクール(以下、CS)活動推進員に就任したことをきっかけに、大津緑洋高校の大津キャンパスと長門の各地で活躍する団体や組織をつなげる「長門らしいキャリア教育プロジェクト」が始まりました。大津緑洋高校の学習カリキュラム「探求の時間」の一環で行う初めての取り組みです。

前半では、長門の各地へフィールドワークに出て、いろんな方の話を聞き、仕事の現場を見学させていただきました。

そして、後半にて、ネットや新聞などで調べた内容も加えて、自分たちの見てきたものを他のグループに紹介してもらいます。その際、そこにあった「課題」と「対策」について意識してもらいました。動画とスライドを使ってもらうことも条件としました。

(参加者)山口県立大津緑洋高校 大津校舎 1年生78名

(内 容)フィールドワークにいった先の12のグループについて、各々動画とスライドを活用して紹介する。その際、「課題」と「携わる人がどのような考えで何をしていたのか」を入れる。発表は1グループ5分。質疑応答の代わりに、スマホで(アンケートフォームを使って)に発表の内容は問いに答えていたのかを評価する。

発表の様子を一部紹介させて頂きます。

◎生徒に配布した資料より◎

<はじめに>

 大津緑洋高校では、「長門学」の時間にて、今年度長門市しごとセンターを連携先に選んでくださいました。そこでセンターとして高校生のみなさんに知ってほしかった『長門市で、誰がどんなことをしているのか、なぜそういうことをするのか』を見てもらうべく、フィールドワークに出てもらいました。やっと最後になりますね(笑)

 今日は大きく3つを体験してもらいたいと思います。➀知ったことを他の人に伝える、➁ほかのグループの発表からほかの長門の動きを知る、③発表を評価することで「よい発表とは?」を考える。

 なお、今回「投票」にもトライします。スピード感のある思考、ICT機器への慣れ、1位を決めるなどの要素もあります。ただ、大切にしたいのは「自分なりのトライをしてみること」と「(成功でも失敗でもよいので、そこから)何か気付きを得て変容・成長すること」、そして「切磋琢磨できる関係つくり」です。自分は何をやっているとき楽しくて、何でほかの人に喜んでもらえるのか?自分を知るきっかけにしてもらいたいし、縁あって一緒に学ぶメンバーとの関係がいいものになればとも思っています。

 最後まで、よろしくお願いします^^

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<スケジュール> 8:40~11:00(1・2限)

◎開会・今日の流れ:10分

◎1グループ 5分+投票3分(サイトにアクセスできない人がいたら、近くの誰かに代理で入れてもらうよう交渉してください)×12グループ+グループ入替り30秒×11回

◎まとめ

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投票は、スマホからしてもらいました。

フィールドワーク先と実際の発表の様子はこちらから(画像は生徒が作ったポスターです。著作権等の関連で一部抜粋になります)

➀長門湯本地区 https://youtu.be/XTVlVfVyz9o

➁国際交流  ※音源の関係で非公開※

③向津具半島 ※音源の関係で非公開※

➃林業  https://youtu.be/YuVxrKvsGAs

⑤養鶏業 https://youtu.be/QCn47RXhXf8

➅商品開発・販売 https://youtu.be/pKO6xUaLQpE

⑦しごとセンター・市内企業 https://youtu.be/vUr0hKtplmg

⑧仙崎地区 https://youtu.be/T5dImKjE-UY

⑨日置地区 https://youtu.be/mBTtG6-ekK4

⑩災害対策 https://youtu.be/CI4bnSaj8YU

⑪俵山地区 https://youtu.be/f9dAfZYxxqs

⑫母子健康 https://youtu.be/wdci3b1tP2s

1人1枚ずつ作ってもらいました^^

そして、投票と感想記入はクラウド型アンケートサービス(googleフォーム)を使いました。自動集計される様子を、リアルタイムに共有♪

投票結果はこのように円グラフになります。

そして、設問に答えていたのかを得点してもらいました。

声を出さない分、しっかりコメントを入力してもらいました。

コメントは各グループごとに入れてくれています。

これは「①長門湯本」グループへのコメントです。
これは「➁国際交流」グループへのコメントです。
これは「③向津具半島」グループへのコメントです。
これは「④林業」グループへのコメントです。
これは「⑤養鶏業」グループへのコメントです。
これは「➅商品開発・販売」グループへのコメントです。
これは「⑦しごとセンター・市内企業」グループへのコメントです。
これは「⑧仙崎地区」グループへのコメントです。
これは「⑨日置地区」グループへのコメントです。
これは「⑩災害対策」グループへのコメントです。
これは「⑪俵山地区」グループへのコメントです。
これは「⑫母子の健康支援」グループへのコメントです。

そして、、、今回、エンタメ要素として取り組んだ『ランク付け』では、このような結果になりました^^

(平均点での単純計算です)

発表後に、印象に残ったグループへのコメントをしてもらいました。

「◎◎について、知らなかったので、今回すごく興味深かったです」などしっかり聞いてくれていた様子の伝わるコメントが聞けました。

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12月16日の発表の振り返りも、googleフォームで答えてもらいました。

みなさん、しっかり書き込んでくれてい、なんだかすごく嬉しい気持ちになります。

全体の振り返りや、来年のことはこれからになります。

まずは、15時間におよぶ授業をお疲れ様でした。

先生方も本当にお疲れ様でした。

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ご一緒させていただき本当にありがとうございました^^

追記:

その後、高校の先生方とふりかえりを行ないました。

先生から、下記のようなMessageをいただきました。嬉しかったので共有させて下さい。

◎◎長門学がうまくいった背景

ー3年間を見通したスケジュールをもとに「長門学」単独で終わらせるのではなく、
キャリア教育の視点から生徒の進路実現につなげられるよう、学校とCS活動推進員で
イメージの共有を図りました。

その結果、CS活動推進員のもつネットワークの強みを生かしながら、
長門のさまざまな資源を活用した地域連携プログラムを計画・実施できていると考えます。

学校のHPにも、ご紹介いただきました こちらから