打ち合わせや、学びの場としての活用が拡がってきています。

こんにちは。

長門市地域おこし協力隊で、しごと担当として、長門市しごとセンターに席を置いてもらっている岩本です。

今日、ある方から「ここって何ができるの?」と質問されました。魔法のランプのようにはいきませんが、目的をもって運営されております。少しずつですが、ご紹介させていただきたいと思います。

 

◆長門市しごとセンターの歩み

長門市しごとセンターは、2018年10月にオープンしました。

10月に、県外から現役活躍中の方をお呼びし、開館1周年セミナーを行ったところです。

様子は、NPO法人つなぐのfacebook記事などでご覧いただければと思います。

 

そもそもここは、縫製工場でした。

工場が撤退した後、長門駅からも徒歩10分くらいで、眠らせておくのはもったいないとのこと

この建物を「どのように活用するか?」何度も話し合った結果、

「しごとセンター」になりました!

 

そして、実はこれまで市外にいかないと参加できなかった

「高校生と地域の企業をつなぐ合同企業ガイダンス」を「長門市単体で行う」ことから始めました。

(次回は、第5回目を2020年2月6日に実施します♪)

 

※※ここで昔話※※

というのも、長門市の未来を話し合う会議で、ある高校の生徒会長が

「大人たちは、長門で働いてほしいというが、私たちは長門にどんな企業があって、どんな仕事があるか知らない。そういうのを教えてくれる機会が欲しい」

と発言されたそうです。

 

 

それをきっかけに、色々動き始めました。

 

その後、建物が改装され、1Fにコワーキングスペース、2Fに中高生の学びの場・Nセンターとシェアオフィス、3Fに80人収容のセミナールームが備わりました。

 

光ケーブルのwi-fiが設置されました。何十人もがアクセスしても、(ある程度)スイスイ動きます。

各階に、電源も多く設置されています。

各階にウオシュレットトイレが設置され快適です。

白色を基調に、スタイリッシュで明るい空間になっています。

もちろん、目の前に、何十台も停められる駐車スペースがあります。

 

そして、各スペースを活用すべく各種イベントや講座が開かれるようになってきました。

※各種イベントは、NPO法人つなぐのHPよりご確認ください。

 

◆最近の動き

今日は、1~3Fまで予約で埋まりました!!

 

1Fのコワーキングスペースには、高校生が自習をしています(テスト期間なんだとか)。

夕方からは、ミーティングルームで、企業様が打合せをされています。

(壁一面が、ホワイトボードになっています♪)

 

2Fのキャリア拠点室を、近くの高校の生徒たちが「学びの場」として訪れてくれました。

 

3Fのセミナールームでは、午前・午後にわけて、パワーポイント講習が実施されました。

 

利用が増えており、うれしい限りです。

 

◆これからのこと

長門市しごとセンターでは、地域企業の活性化のお手伝い&働く人の支援をしたいと考えています。

少子化や働き方改革により、企業はますますスピーディな変化を求められています。

そして、働く人も時代に適応していくことが求められます。

でも、何をどうしたらいいのでしょうか?

 

正解がなく、価値観も多様化・変化していく中で、

一緒に考え、切磋琢磨し合うような「場」としてしごとセンターが存在できればと思います。

 

また、これから長門市にも光ケーブルが引かれる予定です。

ネットがつながることで、これまで都会でしかできなかった仕事が長門でできたり、会社に行かないといけなかった仕事が自宅やセンターでできたりすると思います。

そんな機会を積極的に支援し、加速させられたらと思います。

 

◆情報発信について

「長門市しごとセンターなんて知らん」と言われたり、

ご利用者から「もっと情報発信を工夫してほしい」とのコメントをいただくことがあります。

 

ごもっともゆえ、気を引き締めていきたいと思います。

 

10か月前、長門に来た時「長門の方は、基本シャイだから、人づてに背中を押すことが大切」とのこと、

イベントは、基本【口コミ】でした。

そして、今も変わらず、口コミで来ていただく方が大半です。

 

ただ、それだと面白くないので、夏の終わりくらいから「広報活動強化」を掲げ、

少しずつですが、

・HP掲載

・facebook掲載

・1か月前にチラシを作って、各所に配布

・地元ケーブルTVでの文字放送&地元紙への掲載

のサイクルが回り始めました。

 

そして、嬉しいことに!

今日のパワーポイント講座もそうですが

アンケートで「何を見てこの講座を知りましたか?」との質問に

・facebook

・チラシ

が半数近くを占めるようになってきました。

 

1つ1つは些細ですが、丁寧に情報発信を重ねていきたいと思います。

 

◆まとめ

私事ですが、、わたしが長門に転居しようと思ったのは、ここ長門市しごとセンターがオープンして、人を募集していたからです。

山口県出身で、大学から県外に出て、大阪・東京で働きました。

一度は都会で働いてみたかったから、単純にそれだけですし、働いたら楽しかったです。

ただ、いい意味でも悪い意味でも都会に慣れて(?)疲れてしまい、故郷近くで暮らしたくなってきました。

いろいろ情報を探していて、ここにたどり着きました。

 

 

今、NPO法人つなぐの皆さんと、長門市しごとセンターのできることを考える中で、

例えば、これまで山陽側や、広島・福岡まで行かないと受けられなかったときく講座を提供し、喜んでくれる人がいることにわくわくします。

コワーキングも、まだ「自習スペース」みたいなご利用(利用いただけるところからコツコツ始めたいので、ありがたいことです)ですが、今後は「ここに来ると刺激になる」という場にしていければと思います。

2Fのキャリア拠点室には、いろいろ可能性を感じます。以前、世代間交流の場を企画して、3才から60代までが集い、どのテーブルも盛り上がっているのを見たときは、単純に嬉しかったです。

 

 

 

いろんな方のご意見をいただきながらも、

できること・できないことあって恐縮ですが、

今後とも久しく、長門市しごとセンターをよろしくお願いいたします。