NPO法人の理事の白石さんが、マンツーマンよいですよ、と話に来てくれました^^

こんにちは、つなぐ事務局です。

先日に続き、今回は、1次産業の分野に興味がある高校3年生が『1次産業に携わりながら、地域活性している人の話を聞きたい』とのことで相談に来てくれました。

そこで、地元を代表する和食処の2代目で、今後の展開を考えトラフグ養殖にもかかわる、まだ20代半ばの白石さんに、相談したところ

「うーん、なら、今からちょっと行きましょうか?」

とのこと、30分後に来てくださいました!

40分の約束が、ふたをあけたら80分近くお話しいただきました。熱意に感謝。。

そもそも、白石さんはどうやって進路を選んだのかの話になった時、

「正直、高校の頃はそんなに考えてなくて。よくわからなかったけど、当時おじさんが『できるだけ若いうちに海外行くと視野が広がる』といってて、その言葉になるほどって思って、だから香港の大学に行ってみたら、本当に面白くて…」

から始まる話がすごく興味深くて。

わたしも「へええ」と聞かせてもらいました。

お話されている白石さん。高校生はGIGA構想で渡されたタブレットにメモを打ち込んでいます。

※ここから、すみません、個人の感想になります※

わたしにも小中高校時代があり、「将来どうしたい」と聞かれました。

なお、小学校時代までは都度変わってましたが、高校時代は、自分の偏差値と行きたい学部と先生の勧めをもとに「◎◎」と答えていたのを思い出します。しかし、、大学入って、なにも頑張れず、就職活動時期にすごく苦労しました。やりたいこともない、特技もない、成績は中。なんもない。氷河期でもあり、ただただ苦労しました。

それからうん十年。

社会にもまれてみて「世の中にはいろんな人がいて、いろんな考え方があって、だから、自分も自分でいい」とわかってきました。

しかし、小中高校生のとき、同じ世代同じ制服同じ言語で

とにかく、息苦しかったのを覚えています。

大学生のとき、ボランティアキャンプという名目で、中国とか韓国に行く機会がありました。

同じ東アジア圏でも、歴史も文化も言語も違う。それがなんだか楽しかったです。

欧州で、障害を持つ方との寮生活をしたときは、目の色も髪の色も違うし、使える身体機能も違うし、違いすぎて、逆に1つでも共通点があると、なんだか仲間意識の芽生えるような日々でした。

そういう経験を経て「自分は自分でよい」がストンと腹落ちした気がします。

目標がある若い人には、思う存分頑張ってほしい。

そして、昔の私のように何がしたいのかいまいちわからなかった人には、いろんな人と話すきっかけを提供し、自己理解・他者理解につながれば良いなあと思います。

すみません、自己回想長いですね。

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NPO法人つなぐでは、その名の通り、

世の中のこと、仕事のこと、自分のこと、

いろんな話ができる機会を『つないで』いけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました^^