【長門の企業紹介】油谷湾温泉 ホテル楊貴館
こんにちは。地域おこし協力隊で長門市に来ました、いわもとです。
長門市で、就職を考えたとき、どんな働き先があるのでしょうか?少しでも情報を届けていきたいと思います。
そこで、今回【ホテル楊貴館】さんにお話を伺いました。
・(基本情報)株式会社 油谷湾温泉ホテル楊貴館
・住所:山口県長門市油谷伊上10130 創業:1972年 社員数:95名(アルバイトパート含)
・公式サイト:http://www.hotelyokikan.jp/
・求人募集 有
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<目次>
◆お話を伺った人
◆主な事業・特色
◆会社の雰囲気
◆将来の展望
◆現状の課題
◆なぜ楊貴館で働くことを選びましたか?
◆どんな人と働きたいですか?
◆若者にメッセージをお願いします!
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◆お話を伺った人
・取締役 岡藤 明史さん(31才)
・フロントリーダー 松永 彩さん(32才、勤続12年)
◆主な事業・特色
岡藤さん:
端的には「宿泊業」でしょうか。
もう少しいうと「油谷湾を見下ろす、温泉・宿泊施設を運営」。
油谷湾の風光明媚な環境を活かした観光業とも思っています。
美肌NO1にも選ばれたとろとろの温泉、39室すべてデザインを変えたこだわりのお部屋、地元の食材をふんだんに使った懐石料理などなど、体験していただきたいものがたくさんあります。
そして、お客様が「リピーター」となってくださり、年に数回来てくださる方もいることが、我々の誇りです。最近は県外のお客様も増えたのですが、実は地域のお客様のご利用も多いですよ。
特徴としては、そうですね。
たとえば、旅館には珍しいといわれますが、「ロングステイ」サービスを基本としています。
22時間滞在いただけます。14時にチェックインして、翌12時まで滞在いただけます。
お風呂も数種類あるので、ゆっくり楽しんでいただけます。
松永さん:
22時間ステイされないお客様もいらっしゃるので、「時間通帳」というものがあります。
既定の時間分たまったら、宿泊の割引をさせていただいています。
お客さんの中には、あえて夕方に来られて朝は早めに観光に出かけられて、時間通帳をお使いになって、再度来てくださったりしてくださいます(笑)。なお、リピーターのお客様は、いろんなデザインのお部屋や、季節ごとの景色やお料理を楽しまれると同時に、「帰ってきた」と感じていただけるよう、スタッフ一同心がけています。
◆会社の雰囲気
松永さん:
なんというか、とても家庭的というかアットホームです。気づけば、もう12年も楽しく働かせてもらっています。支配人は、本当に笑顔のステキな方なのですが、40年以上も勤務されていたりします。
岡藤さん:
そうなんです、ここがまだ旅館になる前、ヘルスケアセンターの時から何十年と勤務いただいている方もたくさんいらっしゃって、新卒の方や中途の方も入ってこられます。
なお、年齢や性別も様々なので、その方のライフステージに応じてシフトを工夫できるのが強みかもしれません。松永さんは、ここ4年ほどで2回産休・育休を利用いただいています。お子さんもまだ小さいので、現在日曜日はお休みしてもらっています。接客業なので土日出勤当たり前ではあるのですが、こういうことができるのも、いろんな働き方をされるスタッフがいて協力し合っていただける雰囲気があるからだと思います。
また宿泊業でよくある「中抜け勤務」はしていません。チェックアウトを10時にして、チェックインを15時にして、その間、スタッフは中抜けとして休憩にしたりしますが、それは働くスタッフからすると休憩にならないことがあります。うちの社長がよく言うのですが「心身ともに健康であってはじめて、お客様によい接客ができる」。
今、チェックアウトが12時で、日帰り温泉や、昼の宴会なども積極的に行っており、お昼の仕事が様々にあります。スタッフの働きやすさとともに、お客様にも好評いただいており、いい感じで回っているように思います。
松永さん:
みんなで仕事をカバーし合えるように、入社当初に、フロント、清掃などいろんな業務を研修します。わたしは、今、フロントリーダーとしてカウンター接客と予約対応を中心に働いていますが、たとえば客室までご案内したり、ラウンジでコーヒーを淹れたり、布団を敷いたり、幅広く対応もしています。
◆将来の展望
岡藤さん:
私たちは、ここ長門市の、油谷湾という場所にいるからこその仕事だと思っています。経営ノウハウを海外に展開すればいい、とは考えておりません。ご利用いただくお客様を大切にすること、そしてこの地域の観光業をけん引、そのためにも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています。
◆現状の課題
岡藤さん:
課題、、、だらけですね(笑)
働き方改革はじめ、いろんな動きがある中で、いかに一人一人のパフォーマンスを上げるのか。仕事内容を見直し、お客様と向き合うことを続けていきたいと思っています。
松永さん:
社長はじめ、経営者を支えていくことでしょうか。新しいことにチャレンジしようと、経営層と現場の話し合いがあって、私も意見を述べさせていただいています。今できることを1つ1つ、楽しみながらやっていきたいと考えています。
◆なぜ楊貴館で働くことを選びましたか?
松永さん:
もともと違うホテルで働いていて、たまたま紹介で、こちらにご縁をいただきました。
紹介されるまで、正直、油谷湾とか知らなかったです。
でも、働きだしたら、すっかり居心地よくて、あっという間の12年でした。でも初めから知っていたら、新卒でこのホテルに入りたかったです(笑)
◆どんな人と働きたいですか?
松永さん:
思いやりのある人、お客さんと同じ目線になって気配りできる方でしょうか。お客様もいろんな方がいらっしゃるので、最初はこちらから積極的に声をかけて、たとえば「お風呂いかがでしたか」など。そういったことから少しずつ、距離の取り方などを感じて対応できる方とご一緒できればと思います。
岡藤さん:
前向きな人に来ていただきたいです。場所的に、ないものはないですからね(笑)ないものを嘆くのではなく、ここにある魅力に気づいて、発信していく。そして、魅力に気づくという意味でも、新しいことにいろいろチャレンジできることも大切だと思います。
◆若者にメッセージをお願いします!
岡藤さん:
僕自身は、長門の出身で、一度市外に出ました。その後、長門に帰ってきたら、ただ住んでた時は気づかなかった長門のよさを感じるようになりました。誇らしさすら感じていて、もっと魅力的な場所にしたい、もっといろんな人に見て楽しんでもらいたいと思っています。
そして、若い人には、言い方が難しいのですが、長門っていいところだと本当の意味で、心から、ここを好きになってほしいと思っています。
松永さん:
実は、長門で働くようになって、楊貴館に来てから、長門の「観光アテンダント」として、市内外・県外の方へ長門をアピールする機会などいただきました。思えば、いろんな経験をさせていただいています。
いつも支配人がおっしゃるのですが、「どんな時も笑顔」。これが大切だと思っています。
いろんなことがありますが、何事も全力で楽しもうとするスタッフのみんなや、泊まりに来てくださるお客様のやさしさに嬉しくなることもたくさんあって。なんでしょう、うん、そういう感じです(笑)
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1時間がとても短く感じるほどに、いろんなお話を伺いました。
上記には書けなかったのですが、全館休日を使って、社員旅行をされるお話も面白かったです。
課ごとの出し物は年配社員が率先して企画を考えておられるようで、いろんな話が出ました。
さすが接客業を生業とされる方々…パワフルです!!
そして、油谷温泉は何度か利用させていただいたのですが、お湯がとろとろで本当に気持ち良いです。
ただ、夜にしか入ったことがなく。
聞くに、夕日を見ながら入れるそうです!!今度、日の沈む時間帯を狙って入ってみたいと思います^^
(参考)温泉総選挙 2018年度ランキング 結果 【リンク先】
この「うる肌」部門で1位になっていらっしゃいます☆☆☆
油谷湾を眺める、岡藤さん