R3年度2月16日(第8回)合同企業ガイダンスin長門を、実施しました。(事前マッチングの説明含む)

こんにちは、NPO法人つなぐ事務局です。

NPO法人つなぐでは、若者に長門市で働くこと・暮らすことを選択肢にいれてもらうべく「長門市独自の企業説明会を実施したい」「長門市の企業の魅力をもっと発信したい」との想いをもって、活動をスタートしました。

合同企業ガイダンスin長門では、長門市内にも様々な企業があること、思いを持って仕事している人がいること、そしてぜひ若い人と一緒に働きたいと思っていることを、実際に働く人から伝えていただきたいと考えています。

コロナ禍2年目、状況を確認しながら、対策をとり、参加者に最大限の協力をお願いし、『対面で』実施しました。

細かいところではいろいろあったのですが、ほぼ計画通りに進みました。

ご協力頂いた皆様、本当に有難うございました。

第8回 合同企業ガイダンスin長門

今回の挑戦は大きく3つです。

①オミクロン株が広がっている中で、どう「対面」で実施するのか。距離を保つ会場設計や、アクリルパネルの手配。参加の方には当日までの2週間の体調管理の徹底をお願いし、発熱などあれば、遠慮なく当日のキャンセルを行ってください、との約束の下進めておりました。

②こういう時期にせっかく集まるので、1分PR動画を撮影しました。30社分をまとめて、長門市しごとセンターのyoutubeチャンネルに、掲載予定です。

 2022/2/18 追記 動画が完成しました。記事はこちら

 ①企業のPR動画はこちら ②ガイダンスダイジェストはこちら

※昨年度は、各社から預かった写真をもとに、NPO法人つなぐのスタッフがスライドショーをまとめ、合同企業ガイダンス前に見てもらえるように、高校に共有しました。会社の基本情報などをまとめたので、面白みは少なかったと思います。今回は、もっと人柄の出るものにしたいと考え、実際に話して貰うことにしました。高校生が見たときに「あ、話を聞いた人だ」と記憶がつながれば嬉しいと思います。

③参加された企業同士のネットワーク作りとして、「名刺交換会」を実施

<当日のタイムライン>

9:30~10:30 会場設営(マットを敷いて、パネル・机・椅子を配置)

10:30~    企業によるブース設営

11:00~   1分PR動画撮影

13:15    高校生入場

13:30    開会式、ガイダンス開始

       (15分ほど✖4回)

15:00    閉会式、高校生退場

15:05-15:15 企業同士の名刺交換会

15:15~   片付け開始

16:20    片付け完了・終了

<参加者>

・出店企業・団体 27社 (お申込みは30社いただいていました)

 ほか、ハローワーク萩・NPO法人つなぐ事務局本部

・参加者 80名(地元の高校2年生70名うち2名欠席で68名。一般の方 1名、見学9名、メディア2名)

・取材 長門市役所広報、ほっちゃテレビ(長門市ケーブルテレビ)

・主催 NPO法人つなぐ

 共催 長門市・長門商工会議所・ながと大津商工会・萩公共職業安定所

 後援 長門市教育委員会

参加企業の1分PR動画撮影

企業ごとのブースサインを背景に、1分ほど語って頂きました。

内容は、40秒を会社・仕事の説明、20秒が「若者へのエール(A3の紙にメッセージを書いてきてもらう)」でお願いしました。

事前にしっかり用意されている会社もあれば、当日朝に、あわてて手書きされる例もありましたが、無事予定どおりに撮影ができました。

パソコンは苦手とのことですが、手ができでこういうのが描けるのは本当にすごいと思います。
動きがあって楽しい雰囲気です^^

『合同企業ガイダンスin長門』がはじまりました!

コロナ禍ではありますが、参加を希望頂いた高校と何度も相談を重ね、実際に開場にお越しいただくことができました。

開会式の様子

開会式後は、各ブースに分かれ、企業の話を聞きます。今回は、1ブースあたり、同じタイミングで2~3人が入るようお願いしています。

スマホのアラーム機能を使って、時間を計測。便利ですw
井上商店さんから、しそわかめをご提供いただきました!せっかくなので、高校の先生にお願いして生徒に配る予定です^^
壁には、これまで作成してきた『地域企業の紹介』を掲示させていただきました^^

まさに「仕事内容」「待遇」とともに、この「誰と働くか」はすごく大切だと思います。
長門市役所の広報課の方と、地元ケーブルTVのほっちゃさんに取材頂きました!ありがとうございます
高校の先生と、今日の様子の共有と次回のガイダンスに向けてもっとこうしたらよいのではないか、というアイデアを話し合いました。

さて、4回のトークが終わり、閉会式になります。

長門市役所産業戦略課課長より、挨拶を賜りました。

お話の中で『進路を考える若者に贈る【地域企業ガイドブック】』にも触れてくださいました。

実は、このガイドブックは、合同企業ガイダンスin長門を補完することを目的にしております。当日参加が難しい方にも、長門を拠点とする企業があることを知って欲しくて作りました。

(デザインや構成などは専門業者の方にお願いしましたが、NPO法人つなぐスタッフも関わっており、掲載のお願いや内容の確認など、結構頑張りました)

現在、ガイドブックのプレゼントキャンペーンを実施中です。詳細はこちらから

2月17日時点(プレゼント呼びかけから10日)で、まだ5冊しかお申込みがありません。100冊お配りしたいと考えておりまして、ぜひお申込みいただけますと幸いです。

第8回目を迎え、6~7割くらいが複数回参加いただいています。

今回、パワーポイントや動画を用意されている企業が半分くらいあって、企業PRがますます分かりやすくなってきているのを感じます。高校生は、メモを取りながら聞いていました。学校では、事前に自身の強みや価値観を棚卸する時間をとっておられます。この合同企業ガイダンスでは実際に働く人の話を聞き、卒業後の進路選択に向けて、考えるヒントにしていただきたいと思います。

参加いただいた高校生、企業のみなさん、

そして会場設営を手伝っていただいたみなさん、

NPO法人つなぐのみなさん、

本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

願いを込めて準備をしている、事前マッチングについて

合同企業ガイダンスは、今回で8回目になります。(6回目はオンラインで実施しました)

当初は、企業ブースを設け、参加者には「どこでも、気になる会社のブースに聞きに行ってみてください」と案内していました。しかし、そういってすぐ高校生が大人に話しかける雰囲気もなく、大人側もまだブース出店になれておらず高校生に呼びかけるようなことも出来ず。ブースの前で、そっと眺める状態になっていました。どうしたら、高校生が気軽に話を聞きにいく雰囲気になり、企業の方のPRがスムーズに出来るか考えました。

ここで、改めて考えるに、ガイダンスのよいところは、講義形式に、1社の話を全員で聞くのではなく、自身の興味のある会社について、小人数で話を聞き、質問出来ることだと思います。

そこで、ここ4回ほど「事前マッチング」を行ない、事前に訪問するブースを決めています。

かつ生徒からの「希望0」という会社があったとしても、生徒がその会社・その業種を知らないだけかもしれないので、ぜひ話を聞いてみて欲しいとの願いを込めて「(NPO法人つなぐからの)おススメ」として提案しています。

高校生には、事前にHPなどをみて、質問を考えてもらうようにしています。


<事前マッチングについて>

①ガイダンスの中で、15分ごとに入れ替わるやり方を導入・企業、参加される高校に説明

②参加される企業から企業PRや、採用予定職種などを集めて一覧表にして、高校に渡す。

③高校から、それをもとに、希望を記載。その他働きたい場所や職種、自身の性格についてもアンケートを行なう。

④NPO法人つなぐスタッフ(国家資格キャリアコンサルタントの知識を活かして実施)がマッチングを行ない、結果を参加予定の高校生一人一人について記載して、渡す

⑤当日は、その【事前マッチング】に沿って、企業ブースに行き話を聞く


少しだけ、この事前マッチングについて説明させて下さい。

かなり考え、時間をかけています。

まず企業様から、確実に情報を回収しなくてはいけません。そして高校生にちゃんとPRできる内容になるよう、校正のお手伝いもします。

高校生からアンケート結果が戻って来たら、パズルです。

高校生が「行きたい」というところから埋めていきます。ただ、希望がなかったり、殺到したりすると、調整が必要です。

そして、1番大変なのが「このブースに行ってみてください」という理由を添えていくことです。

例えば、「俳優」になりたいとあったら

⇒芸の肥やしになると思うので、主たる業種でバラバラの業種にて、建設と販売とホテルと農業団体の話を聞いてみて下さい、

としたり。

「まだ進学か就職か決めていない」「身体を動かすのが好き」「将来は県外に出たい」とあれば

⇒県外に行きたいなら、今回は希望とは違うかも知れないのですが。県外に出るにしても、まずは長門にどんな企業があってどんな人が働いているのか知っておいてもいいのではないでしょうか。身体が好きなら、・・・

などと全員に書いていきます。

実際に生徒に渡しているものを、一部共有させていただきます。

紙に印刷してお渡ししています。

高校生がこの紙を見ながら、自分の行くブースを探してくれており、その様子をみるとなんとも嬉しいです。

会場設営と片付けの様子

今回も、ルネッサながと アリーナの全面を借りて、マットを敷き机と椅子を用意します。

全面に敷くのに、どのようにすれば1番良いのか考えて実施
片付けがとにかく大変でした。

マットを回収する機器が2種類、4つあるのですが、芯によって使える機器が変わります。結果、2台しか使えず、代わりに手で巻いていきます。

これがかなり腰にきます

すごくきれいに巻かれていて、すごいです。

次回は、ちょっと違うことをしてみたいと思っています。

ぜひご注目いただけますと幸いです。