R5年度も♪【地域産業の現場へ】そこで働く大人たちに学ぶ「仕事体験」長門市×N/S高
こんにちは。NPO法人つなぐです。
当法人では、学校法人角川ドワンゴ学園と連携し、大きく以下3つのイベント・企画を実施しています。
①ドワンゴ学園の「正解のない時代を生き抜くべく」開発された各種プログラムを、長門市の子どもたちにも学んでもらう機会づくり
②ドワンゴ学園で実施されている「体験学習」を長門市でも提供し、全国のN/S高生徒に来てもらうことでの関係人口・交流人口のUP
③長門市で働く人から学ぼうとするN/S高生徒とともに長門市の中高生も一緒に学ぶ機会づくり
そして、令和5年度に行う②&③の「職業体験」プログラム企画を進めるべく、経験学習部の皆さんと長門市内の皆様へのご挨拶および内容の打ち合わせなどを行いました。(時間が限られており、一部の方々へのご挨拶になりました。直接お会いできなかった皆様へ、改めてお話しする機会をお願いできたらと思っています)
様子を一部まとめました。
【海洋×仕事】メイン・イベントはイカ釣り!
ドワンゴ学園にて生徒に多様な学びの機会を届けようと体験学習を企画された当時、縁があって『山口県長門市でのイカ釣り体験』が実現したそうです。
>>ドワンゴ学園の、職業体験について
コロナ禍での中止もありましたが、昨年度に続き、令和5年度も山口県長門市にて「イカ釣り体験」を実施します。
イカ釣り漁船の船長さんや、宿泊先のみなさんと打ち合わせをしました。
\ここがすごい/
漁師の方の仕事を疑似体験します。
船に乗って沖に出てイカを釣ります。
サイズに分けて箱に詰め、翌朝の市場へ
次の日のワークショップでは、
いくらで売れたのかの結果をもとに、
経費や労働とのバランスを考えます。
イカを釣るだけなら「釣り体験」ですが。あくまで「職業体験」なので、これが仕事として成り立つのか?そういうことも考えるプログラムになっています。
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同時に楽しんで欲しい✨
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2日目にも、イカを釣り、今度は瞬間冷凍する作業を体験させてもらいます。
これは、、自宅や友人へのお土産として発送する予定です。
またイカ釣りの合間に、百姓庵に!
日本海に面した山口県・油谷島にある「百姓庵」さんへ
釜吹き塩をつくられています。
人間が生きていくうえで大切なのは、必要な順に①空気、②水、③塩、④…。空気と水の恵まれた場所で、より自然に近い「塩」をつくろうと考え、この地に移住されたそうです。
海水をくみ上げ、窯で煮詰め、かつ結晶化する過程でかき回すことで、より「海とできるだけ変わらない塩」を造っていらっしゃるそうです。
熱いのだけど、すごく安心できる香りがします。
できたてのお塩を試食させてもらいました。
誰もが「もう1回もらっていいですか?」と言ってしまうほど、とても美味しかったです!
木々の豊かな山から、川を通じて「森の栄養素」が海に流れ込む。山と海はつながっているから、海を守るには山を守ることも大切
たくさんの思いが詰まったお話を聞くことが出来ました。
ありがとうございます。
海洋をテーマにした、3つの学び✨
中高生向けに「オンラインでのトークセッション」「オンラインでのワークショップ」を経て、長門市でリアルに集まってイカ釣り体験です。今年度は、大津緑葉高校・大津校舎の2年生の、総合探求の時間の中で、海洋に興味のある生徒たちにご一緒いただく予定で進めています。
道の駅センザキッチン & 長門おもちゃ美術館
秋には、林業をテーマにした職業体験も予定しています。
林業家の方の案内で森に入ったり、長門市の木をブランド化して価値ある木として販売に取り組む 株式会社シンラテック(会社情報)に仕事内容を聞いたりする予定です。
昨年の様子は、イカからご覧いただけます。
今年も、長門市の木を活かして「木育」に取り組むNPO法人人と木 さんが運営する「長門おもちゃ美術館」での、木工体験なども行う予定です。
小さなお子さんから、大人まで楽しめる場所になっています。
木のおもちゃってぬくもりがあって、なんだかほっこりします。
長門市でとれた野菜や海産物、百姓庵でつくっている「百姓の塩」など、多様な地域の恵みを購入できます✨
さいごに
ドワンゴ学園の皆さんは、基本テレワークで仕事されています。
今回長門市にお越しになった皆さんも、お住まいは関東や関西などバラバラで、直接会うのは初めてとのこと名刺交換をされているのが印象的でしたw
そして、教育についてアカデミックに学ばれていたり、教員やファシリテーターとしてのリアルな経験も積んだ上で、「体験学習」や「能力開発プログラム作成」に携わっておられます。N/S高生徒向けに、オンラインを活用した学びへの理論と実践例が多く、一方で直接会うことの良さも認識されていて。どのような可能性があり、落とし穴は何で、どう対応するとよいのかなど経験をもとにわかりやすく説明してくださるので、すごく勉強になります。
この度はありがとうございます!
今年度も、どうぞ宜しくお願い致します。