第3回mBotコンテスト 開催&結果発表!!(2025.1月のDojoのスピンオフとして)
こんにちは、NPO法人つなぐ事務局です。
とうとう3回目の実施となり、感慨深いです。
mBot支援員としても活躍されているえれふぁんさんから「プログラミングコンテストやろうよ」って言われたときに、事務局的には「???」「どうやって?」って頭を悩ませました。いろんなコンテストについて調べ、小さく開始。細々ながら、今年も開催できたことに感無量です。
↓↓企画について↓↓
最後の記念撮影の様子
午前の部スタート! AIを触ってみよう
生成AIに、指示を入れてみます。
「なんて書けばいいの?」ってつぶやく子もいれば、自分なりにどんどん書き込んでいく子もいます。
生成AIに「mBotを動かすプログラミングを考えて」と入力してみよう!
って言ったけどもちろんそれだけでは伝わりません。
コースがあって、走行ルールがあります。
それを生成AIにどのように指示したらいいと思いますか?
それには、やはり「人間による指示」が必要です。
計算するとき、電卓使うでしょ。
同じように、みんながAIを活用して、生活を便利にするんだよ!
自分がやりたいことをやってもらうために「使いこなす」側になってくれたらいいなあと思っています
においセンサー付きPCというのも、開発中だとか。ネットで検索してもすぐそれっぽい情報が出てこないものの、先日TVで特集されていたのだけど、、などなどいろんな業界での話を聞かせていただき面白いです。
午前の部のチャレンジはこちら↓
午前の集大成。
AIを使ってプログラミング。
どのようにプログラムしたのかの説明です。
同じコースながら、参加してくれた5チームともに違うプログラムをしていて興味深いです。
山口市から参加してくれた小学生もいます♬
長門市の小学生に誘われたのだとか。
「mBotはじめて触る」といいつつ意欲的な目✨
こういうつながりが広がっている感じもうれしいです。
さて、午後に挑むコースを発表!
「2分間です」と発表、
あるチームメンバーの保護者が「2分以内って意味ですか?」と質問
えれふぁんさん曰く「2分以内ではなく、2分です。2分ぴったりでゴールしてください。延びても、短くても減点です!」との話に開場がどよめきます。
「難しい」そんな声の中で、「リモコンでずっと走らせたらいい」との声!
えれふぁんさん「お、発想いいね。それもあり。でも発表の時に工夫した点を聞いて加点するよ!AIを活用してみてね」との。
子どもたちも、難しい方が挑みかいがあるようです。
保護者の方に「昼ごはん食べに行く時間がもったいない。お弁当にして」と発言している様子に、なんだかわくわくします。
↓挑戦順番を決めます。
午前中は、コース攻略について、サポートに来ている人たちになんでも質問OK!
午後からは、パソコン操作とmBotについての基礎知識は聞けますが、コース攻略に関する質問は「答えません」という内容です。
お昼休憩
えれふぁんさんと立ち話。
「実はね、前職同期がぼくのSNSでのCoderDojoの活動をみて、近くの同乗のお手伝いを始めたって連絡が来たよ」
との話をしてくれました。現役エンジニアのころは、土日もないくらい働いていたものの、定年後の再就職先は平日のみの勤務で、土日に時間ができたことで、何かしたいと思っていたそうです。
CoderDojoは、日本各地200以上の地域で開催されています。世界の様々な場所でもやっているそうです。
そういう、地域は違えど、Dojoという枠でつながれるのは嬉しいなと思いました。
ここに少し共有させていただきます^^
改めて。えれふぁんさんがいてくださることで、当法人で試行錯誤しているCoderDojoNagato が活性化しているのを感じています。
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<お知らせ>
プログラミングや電子工作が好きで、小学生~中学生とわいがやしたい方のボランティアを募集しています。
また、小学生多めですが、中高生も参加してくれると嬉しいなあと思っています。
午後の部
13時から15時までしっかり作りこんでくれました。
1回目の挑戦!
緊張が走ります。
なんと、、練習では走行していたのに、ピクリとも動かない!!?悔し涙の様子に、見ているこちらもぐっときます。
2回目の発表に向けて35分の修正時間をとります。
支援スタッフの方が「ここでやめちゃうの」と声をかけ、2分で復活!そこからはイキイキとプログラムに向き合ってくれました。
2回目の挑戦!!
はじまりました!
どのチームも1回目からの成長がみられます。
そして、とうとう、ほぼ時間通りにゴールに到達!歓声があがります✨
表彰式
1位は、「元気な深川っ子」です!!
おめでとうございます!
賞状と副賞、参加証としての缶バッジをお渡しいたしました。
1位をとった「元気な深川っ子」チーム!
練習でうまくいったらしく、余裕で2回目の発表時には「みんなを楽しませる」をコンセプトにした仕掛けまでやり切ってくれました。
しかし、まさかの1回目でゴールならず。2回目は、「時間ぴったりにゴールする」を第1目的にやり切ってくれました。
厚狭10時から夕方16時過ぎまでずっと一緒の空間で見学させてもらうことで、子どもたちの発想や挑戦や笑顔や、うまくいかないときの対応の様子などに触れることができました。すごく興味深い時間でした。
2位だった「はやと」くん。
AIに「できるだけ簡単なプログラムで、ゴールに停まるにはどうしたらいい?」と質問し、示された回答をもとにプログラムしていました。
そして「2分間」ときまっているので、残り数秒のところで赤く光るようにプログラムしました。
あまりに見事で、プログラムもすっきりしていて、圧倒されました。
↓実際の画面がこれです!
えれふぁんさんからのコメント
これまで3チームの参加でしたが、3回目にして、5チームが参加してくれたこと。山口市からの参加もあったこと。大変うれしく思っています。
ぼくが「やりましょう」と声を上げたのは、地方にいると、プログラミングとか技術に関する情報がなかなか入ってこないことを感じたからです。
この時代なら、地方にあっても、技術に触れる機会がもっと日常にあっていいのではないかと思いました。
何より、皆さんは今後技術とともに生きていくことになる。進歩が速いですが、「今の状態を知っておく」ということが大切だと思っています。
来年も計画したいと思っています。
ぜひ参加してもらえると嬉しいです。
アンケート結果 チームごとに回答いただきました。
このたびは、mBotでコンテストにご参加いただき、誠にありがとうございます。
午前からの長丁場ながら、集中力を切らすことなく向き合っていた子どもたちの様子はもちろん、うまくいかないときに様々な反応を示すのを受け止めつつ、見守る形で励ましてくださるサポーターの皆さん。
みんなでわいがやできたのはとても嬉しい光景でした。
企画・組み立てをしてくださったえれふぁんさん、本当にありがとうございました。
そして、サポートに入っていただいたモリさん、アレクサさん、そして実際の現場での準備や連絡関係などを一手に担っていたDさん、本当にお疲れさまでした。