オンライン勉強会『保護者向け 最近のICT教育』を行いました!

こんにちは、つなぐ事務局です。

2020年に小学校、2021年に中学校、2022年に高校で、プログラミング教育が必修になり、2025年の大学の共通テストに「情報」という科目が入る予定です。

時代の変化といえばその通りですが。小学生から、ひとり1台タブレットが渡される中、保護者として子どもとどう向き合うことが出来るのでしょうか?保護者としてどのようなことを気をつければ良いのでしょうか?

今回、ICT活用を掲げ、2020年に新設された大学の現役学生と教授をお招きして、今日本で何が起きているのか、お話を聞いてみました。

講座の立て付けはこちらから

堀田さんのお話からスタート

オンラインなので、お互いの空気感が伝わりにくいのが難しさです。

まず堀田さんから「質問大歓迎」「外れたひと言が、場の空気を軽くする」「違うと思った、という意見も歓迎」との共有があったうえで、開始前に10分くらいアイスブレイクトークも参加いただき、時間がスタートしました♪

さすが、聞き取りやすいです。堀田さんのヘッドホンマイク!

本日のメニューです

プログラミングって「パソコンを使う」って意味ではないです。だってExcel使ったからって、プログラミングとは言いませんよね。

①筋道を立てて示すもの ②問題を解く手順

です、とのこと。

最初から、面白いです。

続いて、現役大学2年生の内山さん

いっても、SNSって親世代の方が使っている印象でした。30・40代の割合は、10代より低いのですね。

内山さんの資料より

1つ1つ目からうろこでした。

〆は、堀田さんの「iなぜICTとビジネスを一緒に学ぶのか」です。

コンピュータの処理速度が速いだけでは意味なくて、これを生かしてどう地域の活力をあげていくのか、どう使いこなすのか、それこそ大切です

まったくその通りではありますが、まさにここまでちゃんと言語化できていただろうか。

すごくすごく心に刺さりました。

15:30でいったん終了し、残れるメンバーはそのまま話しましょう、と16:04まで話していました。

フリーの時間に話した内容

・子どもがすでに中学生で、はるかにSNSとかに詳しい。何ができる?

・何か起こったとして、相談されてもわたしがわからない。具体的にどうしたらいいの?

・タブレットは全国誰にも渡されたとして、でも、やはり、先生の指導の差が大きいのではないの?

・2025年に入試が変わるとして、その境目にいる子どもに求められるものは?

・自動運転って、全国で可能になるの?

・自動プログラミングってあるけど、将来プログラマーの仕事ってなくなるの?

保護者だけではなく、長門在住の現役プログラマーの方なども加わって、いろんな視点で会話しました。

すごくすごく気付きの多い時間となりました。

講師を快諾頂いた、堀田さん・内山さん、誠にありがとうございます。

そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。

会場の様子。この時期ですが、12名までの限定でお越しいただきました。

アンケートの回答より(一部抜粋)

フリーコメント

・何のためにICTを使うのか目的を持つことが重要だとわかりました。

・令和6年度から大学入試共通テストに情報が新設になるとは!!

・2位じゃだめなんでしょうか?の答えで「1位でもダメです。みんなが使ってくれないと」が印象に残った。

・学校でのICT教育やプログラミング教育の必要性や、ビジネスではICTとビジネスをからめた事業展開がすすめられていて凄い!ということを改めて知ることができました。コロナからの急速なIT環境の変化についていくのが精一杯ですが、それでも日本はIT化が遅れているとは…遅れていなかったらどうだったんだろうと、人間らしく生きていくのが難しくなるんだろうか~とちょっぴり感じてしまいました。

・まずは、自分も楽しむことから始めてみようと思います。長門市でこのようなことが学べることが、とてもありがたいと思います。これからもよろしくお願いします。

長門市しごとセンターでの取り組み

長門市しごとセンターでは、CoderDojoNagatoを定期開催しています。

詳細はこちらから

そして、今参加してくれている小学生だけでなく、大人もいろんな情報交換ができる場を作っていきたいと思っています。

まだアイデアを練っております。ご興味のある方は、ぜひ一度、一緒にお話しできますと幸いです。