R4全国学力・学習状況の結果 が発表されました。

こんにちは、NPO法人つなぐです。

表題の件で、興味深い情報が発表されました。

実際の資料は、こちらの『令和4年度  調査結果』をご覧ください。

(2)調査期日 令和4年4月19日
(3)調査対象 小学校6年生、中学校3年生

資料では、全国と長門市での比較がなされています。

興味深いです。

ネットに触れる時間

小中学生にして、1日1時間以上SNSや動画を見ている人がこんなにいるのですね。

わたし自身は、子どもの頃ネットがなかったので、外で遊んでいました。だからか、よけいに衝撃に感じます。でもこれが現実として、とらえることが必要と感じます。

一方で、TVを見る代わりにネットを見ているとしたら、このくらいなのだろうか、とも。

気になるのは、テレビゲームとSNSは、同じ人が両方やるのか?どちらかだけなのでしょうか?

上記資料P6

NPO法人つなぐでは、中高生向けのイベントを開いていますが、参加者募集に課題を感じています。

中高生は、自身の進路と部活でかなり忙しいので、なかなか難しいと理解しています。

ただ、SNSの時間を思うと複雑な気持ちです。動画視聴より、「面白そう」と思ってもらえるにはどうしたらいいのか?もっと考えたいと思います(外出を控えるべき、夜とか早朝にやっているのかもしれません。なればオンラインで参加できるものを考えるのもよいのかも知れません)

「話し合う活動を通して、考えを深めたり広げたりする」

「話し合う活動を通して、考えを深めたり広げたりする」について、長門市の小学生・中学生がともに、全国より高くなっています。

これは、この記事を書いているわたしにとって納得でした。

4年前に長門市に来て、高校の先生したとき、「北浦の子はおとなしい」と聞いていました。

ただ、アンケートなどをお願いすると、しっかりと自分の考えを書いてくれる方も多いです。

最近は、ワークショップなどを通じて、人の話をきく・自分の気持ちを話す機会が増えているようです。まさにそれが下記のグラフに表れています。数年後はまた違った地域の様子が語られるのかもしれません。

上記資料のP7-8
上記資料P5

地域連携について

長門市では、以前から『みすゞ学園』を提唱し、中学校区の単位で、小中学校が連携し連続した学びの提供を意識されています。

いろんな人がどんどん絡み、地域全体で子育て、人材育成、人材交流がなされていくことを願っています。

=================(資料より抜粋)=========================

4 学力向上に向けた今年度の取組

(略)

(3)学校・家庭・地域の連携力の強化
・学校運営協議会で学力向上に向けた課題の共有や課題解決の熟議を行うなど、地域と
の連携を図り、地域人材を生かした学力向上に取り組む。
・家庭との連携を推進し、家庭学習(時間の確保、自分で計画を立てる等)や読書習慣
の定着を図る。また、県教委作成の「やまぐち学習支援プログラム」などを活用した
り、授業とリンクした課題に取り組ませたりするなど、家庭学習の充実を図る。
・「学びや育ちのカリキュラム(学校・地域連携カリキュラム)」を整理し、地域との連
携や各教科との関連を図りながら、身に付けさせたい資質・能力を明確にして、学力
向上の取組を推進する。

==================(抜粋以上)===========================

長門市しごとセンターは、上記での「地域」にあたる存在です。

現在、長門Nセンターを中高生に無料で開放したり、PCの貸し出しを行うなど行っています。

学校や先生方と連携し、長門市の子どもたちの興味関心を伸ばすお手伝いが出来たらと思います。

ご案内

NPO法人つなぐでは、中高生の「やりたい」ことの実現を目指して、長門式マイプロジェクトを実施しています。

やってみたい事がある方は、お手伝いするので、一緒に取り組みませんか?