R5年度_NPO法人つなぐ「スタッフ研修」の様子
こんにちは!NPO法人つなぐです。
NPO法人つなぐでは、長門市の「長門市しごとセンター(コワーキングスペースと会議室)」の管理・運営および、会員企業からの支援や未来創造事業の補助金をもとに「長門市でイキイキと働く人を増やす」べく、キャリア教育~企業と人をつなぐHUB事業~働く場所としての情報発信等を行っています。
働くメンバー
フルタイム2名・アルバイト複数名が所属しています。
比較的人数がいると思われるのですが、長門市しごとセンターを週6日朝10時~夜10時まで開館し、お盆も祝日も運営するため、土日や夜に勤務できることが優先で、そして、そのメンバーで事業もすべて実施しております。
フルタイムもパートも、受付にいるとしても「座っている」だけということはなく、複数の仕事を並行して担当している状態です。
自分たちの仕事の質を高め、より地域に貢献するためにも。ほかの施設はどのように運営され、誰が何をどのように担当されているのか知るべく、県内施設の見学を中心にプランを組みました。
R5年度は、山口市と萩市に伺いました。
<行程>
9:30 山口市産業交流拠点施設
・山口しごとセンター&山口新卒応援ハローワーク 見学
・アカデミーハウス お話を聞く
・産業交流スペースMeguriba 見学
12:00 ホテルニュータナカの地下1F 大内家 にてランチ
14:00 萩・明倫学舎
・萩市商工観光部 萩・明倫学舎推進課の方のお話し&館内見学
・はぎポルト、Waku2BASE 見学
16:00 萩Biz&萩インキュベーションセンター お話を聞く
<様子>
◎山口しごとセンター&山口新卒応援ハローワーク
山口しごとセンターは入口右側、山口新卒応援ハローワークは入口左側にあります。
自己理解や業界研究などの『相談』は右側でできます。
左側は『求職活動』です。実際の求人票を探したり、仕事の選考に進むにあたっての面接対策や応募書類作成の相談は、左側で可能です。すごくいい組み合わせだと思います。
山口しごとセンターのHPより
◎「山口新卒応援ハローワーク」は山口しごとセンターに併設されています。厚生労働省所管の国の機関であり、学生を中心として、正規雇用を目指す45才未満の方に対し、 随時職業相談・職業紹介、求人情報提供、就職活動に必要な各種セミナー、 求人開拓、大学等巡回職業相談、適職診断・面接対策等を行っています。【リンク】
◎「山口しごとセンター」とは -初めての就職活動でドキドキのあなた、自分に合った仕事を見つけたいあなた、就職活動がうまくいっていないあなた、とにかく話を聞いて欲しいあなた 【リンク】
山口しごとセンターのサービス内容
・個別就職相談
・適職診断
・履歴書作成・模擬面接
・セミナー
・閲覧コーナー
・インターネット・カフェ
※ここは「山口県」の山口県商工労働部労働政策課 雇用・労働企画班により計画・予算確保がなされています。
◎アカデミーハウス
敷地内には「シェアハウス」があり、18~30代前半で施設の理念に共感した人がPBL活動をしながら経験値を上げていくそうです。
年に2回の「個別キャリア相談」の時間が設けられていて、自身と向き合う時間もしっかりとられているとの話にワクワクしました。
アカデミーハウスのHPより 【リンク】
地域の次世代リーダーが住まう、キャリア開発型シェアハウス。
「実践」×「時間の共有」をテーマに掲げ、予測できない事柄や未来の社会情勢に立ち向かえる次世代のリーダーをはぐくむための共同生活空間です。
見学会なども頻繁に行っていらっしゃるそうです。実際に来てみて様子をみると、理解が深まります。
長門地区は、長門湯本温泉の再開発、俵山温泉の活性化や、棚田再生の活動等、地域づくりの取り組みが活発な様子で、地域活性化の成功事例として注目しています。
アカデミーハウス事業の目指す所は、次世代を担う若者人材の育成ですが、それは地域の発展と成長と共にある、と考えていますので、今後とも、意見交換も含め、連携できればと思います。
山口商工会議所があり、コワーキングスペースメグリバがあり、無料で座れる場所があり、ウォーターサーバーがおいてあり、各種本が自由に読めるようになっています。窓からは駅が見えます。
ここにも、パンフレットをおいていただきました。目立ちたくて、2段目に。
◎萩・明倫学舎
4号館に、コワーキングスペースやシェアオフィスがあり、同じ北浦にある施設として連携していけたらと思っています。
なお、明倫学舎は、産業や交流スペースは一部で、基本は「萩市の観光起点」としての役割だそうです。コロナ前の平成29年に30万2626人!。コロナ明けのR5年度は11月末時点で10万人以上の方が施設を利用しているそうです。
すごいです。
萩・明倫学舎のホームページより【リンク】
全国屈指の規模を誇った、萩藩校明倫館。
その跡地に建ち、平成26年3月まで授業が行われていた旧明倫小学校校舎が、萩の観光起点「萩・明倫学舎」に生まれ変わりました。
説明いただいたパンフレットの中には、建物1つ1つの詳細な説明も載っていました。観光客~子どもたち~地域の大人まで幅広く活用できるスペースがたくさんありました。
ここから、なかなか入る機会のない「3号館」と「4号館」へ!
すごくステキな空間です。ここで仕事できるとしたら、テンションがあがって集中力が高まりそうです!
長門市しごとセンターのパンフレットもおいていただきました。
↑左側に『長門市しごとセンター』の二次元コードを貼っていただいています!ありがとうございます^^
パンフレットを置いていただきました。早速ありがとうございます
↓明倫学舎の本館の、観光インフォメーションの部屋にロッカーがあります!お金が返って来くるので安心です。
◎萩市ビジネスチャレンジサポートセンター はぎビズ
旧山口銀行の浜崎支店撤退後に萩市がリフォームした施設です。そこに、2020年に「はぎビズ」を開設!はぎビズは萩市と萩商工会議所が設置した公的なビジネスの支援機関です。
はぎビズのHPより【リンク】
成果が出るまで、一緒に走り続ける。
無料の伴走型経営相談所。
(略)「新商品を開発したい」「集客に悩んでいる」「新たな販路を開拓したい」など、皆様の課題解決に向けて具体的な方法を一緒に考え、成果が出るまで全力で伴走します。
センター長にお話を伺いました。
「ビズ」と言われる施設は全国に20か所近くありますが、山口県ではここだけになります。長門市から相談に行かれる方もいらっしゃるそうです。
癒しの存在「みかん」。お話を伺う間も、なんだかほっこりした時間が流れていました。
2Fのビジネスインキュベーションセンター(登記可能なシェアオフィスです)も見学させていただきました!
現在は1部屋入居があり、実際に部屋を利用されていて。この場所があることの意味を感じました。
さいごに
今回は、山口市と萩市の「大型拠点施設」に伺わせていただきました。
施設の大きさや設備の充実さ、運営資金や、運営に係る人の数、またそれだけ利用者の数がとても多くて、圧倒されることもたくさんありました。
しかし、つくったからうまくいくということはなく「施設をどう活用するのか」について、担当の方々が日々考え、工夫を凝らしておられてるお話も伺うことができました。参考になること・励まされることもたくさんありました。
そして、皆さん少人数で頑張っていらっしゃりつつ、正直な話、わたしたちNPO法人つなぐもそれなりに頑張っているのではないかと感じました。(自画自賛というより、いたわり・労いの意図です)
NPO法人つなぐは、10名程度(フルタイムはうち2名)で、長門市しごとセンターを週6日12時間開館しつつ(清掃も自分たちです)、「働く」を軸にスキルアップ講座や合同企業ガイダンス、地域企業マガジンの作成、そしてホームページ・SNS等で情報を発信し、NPO法人としての経理事務や事業報告を作成しています。
ほか施設の姿に刺激をいただきながら「今一緒に働いているメンバーで、より高みを目指す」上で、いい研修になったように思います。よりよい活動、利用者のためになることに努めていきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
パンフレットをおいています
今回各施設からいただいたパンフレットなどを、長門市しごとセンターのラックに入れています。どうぞご自由にお持ちください。