【ながチャレ】5DAYs DAY2&3 アイデアを広げる&収束するをやってみよう!
こんにちは!NPO法人つなぐ事務局です。
つなぐの企画する『起業』のきっかけづくり、考える機会づくりとして、市外・県外で「起業支援」「地域活性」を行っている方々をお招きしての全5回のワークショップを行っています。
台風10号の関係でDAY2が延期となり、9月8日に合体します。
(DAY2&3の内容になります)
このワークショップで目指すもの
今回の企画では、スタートアップではなく「スモールビジネス」を意識した内容にしています。
DAY2の内容‗自分が、何についてなら思い切り打ち込めるのか?自己理解
自分の「好きだった」とか「今、好きだ」という気持ちを言語化していきます。
講師は、様々な角度から質問しており、人により回答がばらばらで本当に興味深いです。
ワークを通じて、出てきた案について今度は深堀をします。
細かい内容は著作権があるのでぼかしますが、ファシリテーターは、東京で講座をするときは、もう少し圧強めに「稼げる事業を考えるために、◎△についてアイデアを◎個出してください」と有無をいわず言語化させるそうです。
長門市でやったときは、「10個以上」だったのですが、実際は14個を必須としていて、全員が14個言語化してくれました。
暇している時間がなく、手を動かしたり共有したり。
ただ、今回3名の方が来てくれていて声掛けをしてくださるので、なんだか前向きな空気に包まれています。
日頃、主に聞き役をされている方が、自分の話す番の時にしっかり思いを語っていたりするのを聞くと、なんだかハッとします。
休憩時間に、地域の高校生から「昨日文化祭で、ステージで歌ったんですよ」などと歌っている動画をその場にいるみんなで見せてもらったり。
こういう打ち解けた、リラックス&優しい雰囲気ができているのもうれしいです。
◎DAY2の後半開始 ~自分の「好き」を「事業アイデア」として考える~
前半に、自分自身が「楽しい」ことや「時間を忘れてのめりこめる」ことについて言語化した上で、後半は「どうやったら、お金を払ってもらえそうでしょうか?」との視点で考えます。
講師は、手元の資料を覗き込みながら
「いいね!めっちゃいいよ」と反応したり
「え、これはどういうことですか?」と興味をもって質問したりして、各個人が考える時間を濃くあつくしてくださっています。
自分の専門ではないことについては、スマフォでネット検索しながら「あ、◎◎って出てきましたよ!これを長門市で横展開したらいけるのかもしれませんね?」
「介護施設でのお酒?いいと思いますよ!キッチンカーで焼き鳥をされている方が、イベント的に介護施設でお酒出して喜ばれたといっている人がいましたけど、それに近い気がします。」など。
行政職で、担当した仕事にそれなりに頑張って手ごたえを感じ始めたときに、異動になってしまったようです。
行政職での、福利厚生や休みがきちんととれることに価値を感じつつも「人事異動ではなく、自分で自分のキャリアを選びたい」と考え転職したとのお話、そこからのあれこれがすごく興味深いです。
自己紹介の書類だけ見ていると、横文字とか並んでいて、何かかっこよく感じます。しかし、話してもらうと、「結果論」的に好きなことに出会って、それを追求して、いろんなサイズの会社に所属したり、起業支援してきた経験を語ってくださいました。なお新卒で入ったのは「水戸市役所」。そこで、水戸市自身の復興に携わっていて、行政の立場での「街づくり」の視点もあります。
小泉さん:幼少期から始まり、自分の「好き」について深堀してもらいました。いかがでしたでしょうか?私自身は、拡散の部分を担当しています。この時間をもとに、後半の議論につながり、みなさんの「好きなこと」が事業につながっていくことを願っています。
DAY3 ~自分の興味を起点にした事業アイデアを、磨き上げる~
大学時代に、個人で数店舗経営されているお店に、「なんかよさげ」でアルバイト開始。そこで結構なハードワークを求められ、現実を突きつけられつつやりきったそうです。
アルバイトなのになあと思いつつ、「仕事に対する耐性ができてしまいました」とのお話から始まる自己紹介は、自己分析と社会分析ができていて、とても興味深いです。
ご縁があって、今は株式会社ツクリエのスタッフとなり、各地にある『起業支援施設』の運営業務に携わる仕事をされています。
現在は、大田区の工場がたくさんある地域にポツンとある創業支援施設「ROKUGO BASE」のコミュニティマネージャーとして、お仕事されています。
入居されている方々をつないだり、事業が軌道にのるように支援したり。
「大田区のPRをさせてください」とのこと、大田区の成り立ちや現状、新しくどんなことが起きているのかなどを語ってくださいます。
「大阪でいうと、東大阪みたいという言い方をする人もいますが、知るほどに違うんです」とのことでのお話でした。ほんの数か月ですが、東大阪の工場・会社に飛び込み営業をしていた経験のあるつなぐスタッフとしては、とても親しみを持ちながら伺っていました。
前半からうってかわって、具体的に「事業」として「ビジネス」として、だれを顧客にどんな値決めにするのか?何をPRするのか???など考えます。
座学的なところではかなり静まってしまったのですが、ワークの時間になり、ネットで調べながら「こういうのヒントになるかも」「これ、こういうのやってみたい!」「この人の、この写真にこだわりを感じる」などなど調べながらアイデアがわいてくる様子を垣間見させてもらっています。
起業に向けた具体的な行動を後押しする一歩になればいいなあと思います!
DAY2&3のアンケート
※9.9現在、まだ半分の回収ですが。いったんまとめます。
さいごに
気持ちの良い秋晴れの、日曜日の午後、
4時間にわたる講座に来て、積極的に参加してくださった皆さん、誠にありがとうございました。
また、東京からお越しいただいた、小泉さん、太田さんそして伴走者である渡邊さん、ありがとうございました。
【印象に残ったこと】今日、長門にお越しいただいているのは、企画を担当いただいている「渡邉さん」に加え、株式会社ツクリエから「小泉さん」「太田さん」の3人です。30前後の若い方々です。皆さん大学生のころから様々に活動し、結果として「起業支援」にかかわることになり、自分より若い方とも年配の方とも関わりながら仕事をされている経験があり、とても堂々と楽しそうにされています。
自身の仕事についてもしっかり言語化されていて、盛り上げる形でお話していただける様子にわくわくします。
なお、参加者の皆さんはほとんど移住者で様々なお仕事をしていたり、起業への思いがあったりするので。いい形で盛り上がっていくのを感じます!