第1回 長門夢・みらいフェスタ(主催:長門夢・みらいフェスタ実行委員会)に参加しました。
こんにちは!NPO法人つなぐ事務局です。
当法人で、2024年9月28日(土)に開催された、イベントで地域の企業6社とsoarcareerさんと一緒にブースを出店しました。(より詳しくは、企業にブースを出してもらうべく支援を行い、長門市連携させていただきました。)
↓↓イベントに関わった経緯について↓↓
こだわり🌱
今回、小学生向けに「仕事」を連想させるワークショップを行うことをめざし、
① 子どもたちにとって「楽しい」を起点にしつつ、
② 職業への興味、自身の好きなこと(時間を忘れ、技術習得や創意工夫に努力できるという意味です)を見つけるきっかけになることは何か、
にこだわって、企業の方や大学生とも何度も話をして考えました。
長門市の企業のみなさんも忙しい合間に「◎◎してみようと思う」「△◇の準備は可能ですか」など細かく連絡を取りながら進めてくださいました。
企業の皆さんが真摯であること、「自社の仕事を知ってほしい」「将来、長門で働いてくれると嬉しい」との意識とおもてなし精神に刺激されました。
NPO法人つなぐの存在も意味があるのではないかと勝手に思っています。
当日の準備の様子
当日は朝8:30から各ブースの準備を始めました。
着付けた後、撮影用の枠をつなぐスタッフにて用意しました!使ってもらえると嬉しいです。
午前の部・午後の部
◆午前の部 10時~12時
◆午後の部 13時~15時
↓今回、大学生にて各企業をイメージしたカードをデザインしてもらいました!いずれもかわいいです!!
有限会社 㐂楽(きらく)
道の駅センザキッチンの前にある「和食処きらく」では、ふぐ料理やイカ料理はじめ、長門の地でとれた新鮮な食材を使った和食を提供しています。ほか、ふぐのネット販売も行っています。
参加してくれた白石迅さん曰く、「和食の世界」に興味を持ってもらえると嬉しいとのこと
今回は、魚カルタや、山口の食材カードをもとに、和食につながる話をしていただきました。
ヤマネ鉄工建設株式会社
長門市を代表する、製造業の企業です。
高い技術力を持ち、スカイツリーやあべのハルカスなどにも、鉄工を供給しています!(長門市で加工した鉄工をトラックで港まで運ぶのですが、そのトラックもヤマネ鉄工建設で所有されています!)
今回は、厚紙を使って、小学生と一緒に「鉄工を組み立てる」体験を用意されました!
どんどん高くなっていきました!
このブースの大学生は、もくもくと鉄工を組み立て、小学生たちが興味深そうにのぞき込む中でも、もくもくと作業していて、喧噪の中にあって静かというか、集中を感じさせる雰囲気を醸していました。
株式会社シンラテック
材木加工業をしていて、現社長がITでビジネスを躍進しようと社名を「シンラテック」と改め、ビジネスとして国産材の価値を高めようと試行錯誤されています。
今回は、小学生に、木を身近に感じてもらえるよう「バードコール」作り体験。かつ目玉と紐をつけて、より愛着のわく工作を用意いただきました!
木の水分量で、「きゅ」っとなるか否かが変わるそうです!
株式会社油谷湾温泉ホテル楊貴館
ホテルで、実際の宿泊客に提供されている浴衣をお持ちいただき「りぼん結び体験」を実施!
子どもたちに「りぼん結びしたことある?」って聞くと、「ない!」との元気な返事。着付けを行う大人も俄然気合いが入ります。
りぼん結びをしてもらった子どもたちが嬉しそうに保護者の向けるカメラにポーズを取っていたり、会場を一周回ってきたいと言ってくれたり、なんだかほのぼのします。
このブースのお手伝いに入った大学生。始まる前に、一人で浴衣を着せられるよう、何度も練習してくれました。とても職人気質な雰囲気が漂う場になりました!?
こっこ株式会社
長門市を代表する産業と言えば「養鶏業」です。こっこ株式会社は養鶏業、そして一緒に参加してくださった深川養鶏農業協同組合は、養鶏業者と連携して、ひよこの孵化やえさの提供、育ったにわとりの加工・流通などを行っていらっしゃいます。
今回は、実際に長州とりが食べている餌を観察してみよう!
とのことでご準備いただきました。
子どもたちは、地域学習でにわとりについて学んでいるみたいで「みたい!!」とすごく興味を持って訪れてくれます。
ハーブの香りを嗅いで「くさい!」という反応もあれば「いいにおい!!」という反応もあって、なんだか活気に満ちていました!
※アニマルウェルフェアの観点で、今回はひよことにわとりの人形を用意しました。
鶏に興味を持ってもらうグッズを探しているときに、口コミ欄に
「やきとり屋に就職したときに部位を覚えるのに活用した。結構本格的だった」とあって手に入れました!にわとり博士を自認する子どもたちが真剣な顔で挑戦していました!
このブースのお手伝いに入ってくれた大学生は、にわとりの着ぐるみで、会場内をぐるぐる周り、子どもたちの興味を引きつけてくれました!
株式会社山口銀行 長門支店
こちらは、長門市でずっと行われている『ちびなが商店街』(小学生向け、働くことを体験するイベント)でもブースを出すなど、小学生とのワークショップは慣れていらっしゃいます。
1億円相当の札束を持ってみる体験と、銀行員が入行後最初に行う「お札を素早く正確に数える」体験です。
今回はそれに加えて、タイムアタックでどれだけ正確に早くお札を数えられるかに挑戦!
銀行員の方が、お札の数え方をまずはレクチャーして、タイムアタックに挑戦します!!
このブースの大学生は、一億円の束を持って、通り抱える人たちに「持ってみませんか」と笑顔で話しかけてくれていました。
大抵の大人が「いつも買う米袋くらい重い」とおっしゃっていて、、なんともいい雰囲気でした。
知る職商店(山口大学のsoarcareerのメンバーによるブース)
今回、知る職として、7つのブース(6つの企業ブース+大学生ブース)を準備しました。
企業ブースをいくつかわまったら、最後は大学生とのミニゲームです!!
明るく声をかけながら、たくさん盛り上げていただきました!
各ブースでの、受け入れ
ブースで正の字を書きながら、参加者を把握しての人数です。
きらく 118名
ヤマネ鉄工建設 約90名
シンラテック 約90名
ホテル楊貴館 92名
こっこ&深川養鶏農業協同組合 約90名
山口銀行 約150名
⇒ 企業ブースだけで、延べ 630名!
※知る職商店(大学生による、ミニゲームコーナー)
無事終了しました。
閉会の儀のときに、「800名以上以上の来場があった」との紹介がありました。
※後日確認したところ、入り口でのカウントは825名だったそうです。
たしかに、ブースは午前から午後までひっきりなしでした。
参加した企業の皆さんとも話したのですが、
「思った以上に子どもたちが興味を持ってくれて。正直、嬉しかった~~~~」
とおっしゃっていました。
こういった賑わいがあることで、「長門市っていいな」と思って、将来ココで暮らすことを選択肢に入れてくれる人がいることを願っています。
ご来場いただいた皆さん、ご一緒いただいた企業そしてフェスタの実行委員の皆さん、企画から一緒に考え当日リアルに来てくれた大学生の皆さん、誠にありがとうございました。
このイベントに参加でき、とてもありがたかったです。
ここ数年の間、
NPO法人つなぐの理事会などで「小学生向けに、企業を知ってもらうことができたらいいね」と話したり、
長門市教育員会の方とも「小学生向けに何かしたいと思っているんです」と情報交換をさせてもらったり、
soarcareerの古野さんが長門市を訪ねてきてくれたときにも「すごく面白い活動ですね。長門市も何かご一緒できるといいなあ」と話したりする中で、
今回のイベントでそれらが結実しました。
具体的なお話が出てからは、かなり急ピッチでした。
いろんな方との「こういうことできたらいいね」「こういうの準備できたら面白くなりそうですね」などのはなしがあったからこその、2024年9月28日でした。
関わっていただいた皆さん、
参加いただいた皆さん
本当にありがとうございました。
追記:
江原市長も見学に来られていました。せっかくなので、soarecareer代表の古野さんをご紹介。県内各地での大学生の活躍と、長門の地に親しみをもってくれる若者が増えることを心から願っています。
(再掲)このイベントに向けて作成した小冊子『いくつ知ってる?長門にあるJOB』
子どものワークショップ中に、保護者の方が読んでくださっていて、とてもとても嬉しかったです。
「長門市の企業とか、ここで働く人っていいなあ」と思っていただけると幸いです。
↓↓冊子についてはこちらから↓↓
10月1週目に、市内の小中学生に一人1冊届くように配布しました。
また、学校にも数冊ずつ予備としてお届けしています。
ご覧いただけたなら幸いです。