ZEN大学 1か月インターンプログラムのご紹介 【1週目の様子】
こんにちは!NPO法人つなぐは、長門市から依頼を受ける形で、ZEN大学生の受け入れの現地サポートを行っています。
※長門市は、2025年1月に、ZEN大学と事業連携協定を結びました。
認可後全国自治体初!事業連携協定~日本初のオンライン大学「ZEN大学」地域連携プログラムに参加 【長門市役所ホームページ記事】
開校式の様子
4人来てくれる予定でしたが、当日は3人の学生が来てくれました。
市役所や林業関係者、NPO法人つなぐのメンバーで開校式を開催!

学生の1人は、長門市出身で、今は違う地域で暮らしているそうです。
思うことがあって、ZEN大学に入り、地域連携プログラムを見ていたら「山口県長門市」のものがあって驚きつつも、申し込んでくれました。
開会式の自己紹介や、その前後の話の中ですごく嬉しそうにさまざま話してくれました。
「わたしが中高生の頃、正直移住者を増やそうとか若い人に何かを期待するような雰囲気はなかった気がします。しかし、今回、長門市が大学とも連携して、若い人に期待するような取り組みを始めていること、帰ってくる人や移住者を増やそうと取り組みを始めていることを知ってすごく嬉しくなりました。離れていても長門がすごく好きという気持ちがあって、これをきっかけに何かわたしもできることがあればとの思いをもって参加しました」(記載者の要約)

(感想)これを書いているつなぐスタッフは、「長門市しごとセンターがオープンして、ここで働く人を募集したい」との記事に惹かれて移住してきました。
長門市が若い人に投資する勢いのあるところからしか知らないので。こういう意見はとても新鮮でした。
そして、それを見つけて応募してくれる情報収集力と行動力は素敵だなあと思いました。
9月2日 午前 安全講習と危険察知
午前の講師は、林業家として起業して第5期目という、福ノ杜林業の福永さんです。


まだ新品という、安全靴とか持ち込んでいただきました。
1秒に20回転するチェンソーが当たっても裂けない装備とはどんなものか、靴はなぜ紐靴ではないのか?など1つ1つに理由があって面白いです。

ヘルメットもかなり高いようです。上からだけではなく、横からの衝撃にも耐え、爆音にも耐える構造になっています。
驚くは、色が100種類以上あって、かつ限定色も定期的に発売されるらしいです!マニアにはたまらないようです。
福永さん、この度は貴重なお話をありがとうございました。


9月2日午後~3日にかけて リフォレながとによる『林業DXの取り組み』の紹介
ここからは、リフォレながとさんによる講座になります。
そもそも「リフォレながと」とは何なのか?


林業の現場での機械化はある程度進んでいます。
今は、どの山にどんな質のどのくらいの量の木の資源があるのか?をデジタルを使って分かりやすく効率的にデータ化していく取り組みをしようとしていて…から始まる細かい話。
現地調査は昔からされてるものの、どうまとめてどう伝えるのか「客観性」が課題だそうです。
軽量化する。
説得力のあるデータを作る。
そこで、デジタルが登場!聞いてる限り理想的でおっしゃる通りとの話ながら、実際には今は試行錯誤段階のところもあるとの。
ただ、データの正確性をどう担保するのか?
そもそも、データをどのように解析するのか?
➔ 解析の技術は、日進月歩だそう!
納品されたデータが正しいか否か?それをみる必要があるそうです。

なお、リフォレながとの三好さんが、データを扱うのをとても楽しそうに話されており、それこそが楽しいです。


データ取得時の苦労とか、解析の苦労とか、実際に携わっている方から伺う話はすごく興味深いです。
貴重なお話をありがとうございました!
デジタル化による経済
・長門市では「Jクレジット」にも取り組んでおり、今年度末には、これの発売が始まるようです。
デジタル化することで、こういうビジネスにも参加できるのですね
APPENDIX
開校日にご案内した資料







上記の言葉はリクルートをつくった江副さんの言葉尻を少しだけ変えたものです。
今回の企画には、まさにこの言葉がいいのではないかと思い、掲載させていただきました。