【調査まとめ】令和6年度『合同企業ガイダンスin長門』後について
こんにちは。NPO法人つなぐ事務局です。
地域の企業の人材確保の支援をしたいと考え、合同企業ガイダンスin長門 や 就職フェアin長門 を実施しております。
タイトルの件で、アンケートをお願いし、以下の結果が得られましたのでご案内いたします。
調査概要
◎時期:2024年12月9日(月)に依頼をメール配信
◎対象・回答率:2024年3月の合同企業ガイダンスin長門に参加した25社へ送信
2024年12月16日現在 9社より回答(回答率36.0%)
◎アンケート方法:webでのアンケートフォームを作成し、メールで回答を依頼
◎依頼文章
令和6年度3月に実施した合同企業ガイダンスin長門にご参加いただいた企業様にお願いです。
昨年度のイベントが何かお役に立てているものか教えていただきたく、アンケートへのご協力ください。
また参加者を増やすべく何ができるのかを考えております。
県立高校へのご提案や内容の案内などもしておりますが、授業の一環で出ることは難しいとのご回答で、ここは粘り強く、参加いただける方法を探ります。
※現在は、高校生を中心にした「合同企業ガイダンスを冬に1回」と、一般の方を対象にした土日いずれかに開催の「就職フェアを夏に1回」開催しています※
その他お気づきの点や、アイデアなどございましたらお知らせください。
◎合同企業ガイダンスin長門 とは
合同企業ガイダンスin長門は、長門市や地域事業者の方々と連携し、NPO法人つなぐが主催となって始めたイベント。地域企業の経営層や人事担当者と直接話せる機会として、リアルでの開催を行う。
発端は、長門市内の人材不足への課題意識から高校生にヒアリングを行ったところ「地元で働きたい気持ちもあるが、長門市にどんな仕事があるのかわたしたちは知りません」と明確に述べた方がいて、「知ってもらう機会」を増やすことを目指して、2018年3月からスタート。
初回、ほぼ参加者がいなかったことから、地域の高校と連携し、高校の就職スケジュールに合わせ春と冬の年2回、平日午後に開催し始めた。
ただし、それ以外の参加者が少ないことが課題。
周辺地域含め、高校や大学などの案内、市内広報誌やチラシ配布などを通じて一般の方などに向けて、イベントを案内。
2020年より、イベントに参加されない方むけに、企業紹介冊子などを作成し配布開始。
2023年より、初夏の土日に「就職フェアin長門」としてより、大学生や一般の方を意識したものを開催。
※これは、2020年6月発行の『長門市しごとセンター会報誌』です。
↓↓2024.3月の合同企業ガイダンスin長門の様子です↓↓
結果について
回答9件の大まかな業種別内訳は、官公庁関係1、医療・福祉施設関係2、地域の企業6です。
※合同企業ガイダンスin長門は、2019年2月を初回とし、年1~2回実施しております。
しっかりコメントも書いていただいており、大変感謝しています。
コメントに対する、現在の取り組みを以下に記載させていただきます。
◆公立高校の生徒に来てもらう方法について
公立高校へも、こういったイベントを活用してもらえないか、定期的に情報交換や結果報告を実施。
公立高校のキャリア担当の先生方からは「地域の企業を知ってもらうことは大切」とのご意見もあり、いつも情報交換の時間をとってもらっていますが、授業の時間に出ることはできないとのことです。
なお、2023年から始めた土日開催の『就職フェアin長門』のチラシは、生徒にも配布いただき、数名の生徒が自主的に参加しています。
◆タイミングについて
これは、現在参加いただいている高校と何度も相談し、2月と5月を中心に、その年ごとに調整をしています。
◆「就職フェアin長門」での個人情報の取り扱いについて
これは、当法人が紹介免許がないため難しいです。
外部連携を行うなど、進め方を考えたいと思います。
◆高校の教員の方との情報交換について
こちらは企画を考えたいと思います。
◆時間区切りについて
最初もうけていたのですが、参加者から質疑応答が出なくて時間が重いと何件かから伺ったので、事務局での時間設定はもうけておりません。就職フェアの方で「質問カード」を用意して、それを高校生にひいてもらい会話してもらった際「よかった」とご意見がありました。これを合同企業ガイダンスでも実施してみようと思います。
◆雰囲気作りについて
これは、おそらくアイスブレイクの時間をもうけるなどの行事について言っていただいていると思います。
温かいお言葉をありがとうございます。
NPO法人つなぐの事務局として
次回開催予定の、2025年2月4日で第14回目を迎えます。
↓↓次回の合同企業ガイダンスin長門の参加企業募集を開始いたしました↓↓
毎回、どうしたら意味のあるイベントになるだろうかと、高校へのヒアリングにいったり、地域企業の方とお話しさせていただくなどして、ずっと考えています。
『合同企業ガイダンス/就職フェアin長門』の特徴は、長門市および周辺地域の企業が集まっていることだと考えています。
長門市の高校に通う方々はじめ、仕事を探す人に長門市に「◎◎している会社がある」ということを知ってもらいたいです。
そして、直接話す機会をもったことで、「知っている人がいる企業」と親しみがわけば、何らか行動するときの1つのきっかけになるのではないかと考えています。
ただ、地域の高校と話していると、目に見えて生徒数が減っていること、進学希望者が増えていることを伺います。
コロナ禍には地元志向が高まったと聞きましたが、目に見えてのインパクトはなく、地域企業と話す中での「人材不足への危機感」は大変高いままです。
具体的な「地域企業への就職」および「定着・活躍」について、1件ずつでももっと手を打っていく手段を探りたいと思います。
県主催や、民間企業主催の企業ガイダンスは、山陽側中心にたくさん開催されています。
若い人はもちろん人生100年時代多様な人が仕事を探しており、これらの複数の企業の方と「話せる機会」を通じて、長門市はもちろん山口県内で働くことが選択肢になるような支援ができるようになりたいと思います。
APPENDIX
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