【ながチャレ】5Days 最終プレゼン会を実施しました!
こんにちは!NPO法人つなぐスタッフです。
2024.9.22。あいにくの雨が降ったりやんだりの中ですが、DAY5が開催されました!
↓↓5Daysについて↓↓
↓↓DAY2&3の様子↓↓
長かったようで、あっという間の5週間でした。今日が最終日です!
◎1人あたり180秒プレゼンテーション
プレゼンテーション
▼含めるべき項目
・自己紹介
・考えたビジネスアイデア(場所や事業内容、ターゲットなど)
・事業のキャッチコピー
・1週間1万円チャレンジをしてみての感想
▼利用ツール
・自由(できればPDFにて送付)
コメンテーターをお招きしました!
・メグリバの施設長:起業支援なども担当されている友永さん
自己紹介など https://megriba.jp/staff_list/
・ながと大津商工会本所 経営相談・支援などをされている得永さん
・長門市で起業され法人化もされた百姓庵 &NPO法人つなぐ理事でもある 井上かみさん 【移住支援サイトの紹介】
発表開始
※コアとなる部分を省いて、内容を一部紹介させていただきます※
◎1人目 うたおりさん
・長門市に移住してきて、何か仕事を自分で試してみようと考え、新たに「刺繍」に挑戦しています。
1品から、小さい刺繍でしたら500円~ 提供可能です。
<コメンテーター>
・刺繍って「高い」というイメージですが、1品から対応可能で、500円~というのは破格ですね。がぜん、興味をもちました!
・収入を上げる仕掛け、顧客をどう増やすのかの視点がカギになりそうですね
・「刺繍」と聞いたときに、うまくイメージができなくて。例えば、どんな素材にどんな糸があっているのかなど、もう少し提案をしてもらえると、お客様に訴求できるのでは?
◎2人目 りんりんさん
・正直、この30分で発表内容を考えました。
以前友人が、◎◎の話をしてくれました。自分の好きなことを、ほかの人にすすめたりできるようなイベントができたら面白そうと感じました。
住んでいる方はご存じの通り、長門市の夜は「暗い」ことから、「ナイトマーケット」の企画などしてみたいです。
<コメンテーターより>
・すごく堂々と発表していて、高校でも討論の場とかで活躍しているとの話に頷きました。
今はまだお金に変えるのは難しいとしても、ぶつぶつ交換とか、今できることで何かできるのではないかと思いました。
・ナイトマーケットっていう発想がいいなと思いました!ないなら自分たちで企画するというのは、これからにおいてすごく大切だと思います。
◎3人目 きららさん
・大好きな「からおけ」をより安全に楽しく遊べるサービスを考えてみました!
↓↓これは、プレゼン項目の1つです。しっかり言語化してくれています↓↓
<コメンテーターより>
・しっかり発表してくれてありがとう!ただ、プレゼン資料に文字が多すぎて、これを読んでしまう。
プレゼン資料は、目立つ言葉だけにして。あとは言葉で語るのもいいかもしれませんね
・わたしももう33歳になって、SNSの世界への感度が落ちているので何とも言えないのですが。
横のつながりとか、こういう場を大切にして、応援してくれる人とつながっていくと楽しそうですね
・サービス名とか、具体的な内容まで考えていて具体的でしたね。
なお実際の社会では、音楽って権利関係がすごく複雑です。
自分の作りたいものについて、専門性のある人たちとつながりを作ることで、実現可能性が高まるのではないかと思います!
・自分の作りたいものをやっている人のところに、企画書をもっていって、そこで合意に至れば思った以上にスムーズに夢が実現するという手法があります。
高校生のうちだと、いろんな人が面白がってくれると思うから、企画書もって「この人」って思った人に話に行ったらいいと思います。
◎4人目 Dさん
地域に遊びがない、遊ぶ場所がない、と聞きます。ならば自分たちで仕掛ければいいと思ってこのアイデアを考えました!
<コメンテーターより>
・プレゼンがめちゃくちゃ面白くて、3分じゃなくて、10分話してほしいと思いました!
値決めは少し高いのを感じましたが、広告を兼ねたら、お店と一緒にwin-winとなるような気がしました!
・プレゼン資料ががすごくいい
→Dさん:「DAY4の動画を、昨晩もう1回見返して、資料作りについて一晩考えて、朝からこの資料を作りました!」
・これは、長門市の特性をよく理解しているうえで、ご自身のスキルをもってすればできるのだと感じました。
詰めないといけないことは多いと思いますが、関係各位の顔が浮かぶ内容であり、
・これ、クラウドファンディングで資金調達できそうだなと思いました!地域の特徴を大切にする、という意味で。
ただこの取り組みで何を解決したいのか?
地域への具体的メリットがすぐすぐ難しそうなので、まずは ◎◎屋さんの課題解決をします、という形で入ると理解を得やすそう
・長門だけではなく、日本ではやらせるのはどうしたらいいのかを考えていて。NFTをポジティブにとらえて、その特性を盛り込んだデジタルな仕掛けもできると面白いかもしれません
・さあ、プロジェクトチームを組んで実施しましょう!!
◎5人目 さちさん
・ちょっと学んでみようと思ったら、まさかプレゼンが最後にあるなんて。正直、パワーポイントも使ったことがないです。
つなぐのイベントでアプリを学んでいたことから1日かけて、キャンバで、スマフォで資料を作りました。つたなさはお許しください
・自分自身の経験をもとに、ちょっとした会話のできる「昼間の居酒屋」を提案します!なお主に提供するのはノンアルです。
<コメンテーターより>
・はじめてプレゼン資料をつくったとは思えないです。回を重ねれば、どんどんよくなりそうです。
・長門市には14時からオープンのこうもりって居酒屋があって盛り上がっているので下地がありますね。お昼に「話す」ことを目的としたお店ってあまりないので、とてもいいですね。
私自身20年前移住してきたとき、山口県に知り合いがいなくてすごく寂しかったです。これ実現してくれたらすごくいいと思います。
お酒の力も借りて、家族とか友人には話しにくいことを話せる環境づくりって大切だと思います。
・うちの母の世代で、母がなかなかPC操作に苦労しているのを知っているので。
「日頃そういう機能を使ってない中で、挑戦してみた」という挑戦はすごいと思います。
・どうやって運営費をねん出するのか気になっていたのですが、孤独対策としてNPOを設立し補助金を活用する、という案にイメージがわきました。
・長門市で考えると、孤独を感じている方々をどうつなぐのか、移動のハードルをどう考えるのか?とくに帰りの便がカギになりそうですね。
・ライドシェアではないけど、移動の便も考えるといいかもしれませんね
・それなら、いっそ僕は「屋台」とかで、コミュニティにお邪魔する形でもいいのかもしれないと思いました。
以前1万人のまちに住んでいた時に、若者が「この町では上司の悪口をいえない。どのお店も必ず上司とつながっている」とぼやいていたのを思い出しました。心置きなく話せる場所というのは子育て世代とか高齢者のみならず、いろんな世代が欲しているのかもしれません。
・話しにくい内容を安心して話せる手法として、「◎◎◎」というのはすごくいいと思いました!
なにより、ご自身の経験をもとにじっくり考えておられて、実現可能性がありそうだと感じています。
◎6人目 やっさん
おもいきりどろんこ遊びができる、かつ、泥を家に持ち帰らない場づくりを提案します!
ただ、課題は山積みです。実行しようとすると、大型投資が必要な気配です。
<コメンテーターより>
・わたしも、大人になったとき、どろんこ遊び体験にいってみたことがあるので。これすごく楽しいですよね、と思います!
リトリートにはぴったりなアイデアだから、どこかと協力できたら実現性は上がるのでは?
仕組み化して、どう販売するのか?という点でビジネスにするのではないかと思います。
・「本気のどろんこ遊び」っていいですね
前職でいた阿東地区では、田んぼでどろんこ遊びイベントやっていました。課題はたくさんあるのですが、あの楽しさは忘れがたいです。
どう連携先を見つけていけるのか?が大切だと思います。
どろんこになった後にどうするのか、けがの対応とか。いろんな起業塾とかでアイデアを話して「それ面白いね」って言ってくれる協力者を見つけていけるとよいのではないかと思います!
・自前で設備を整えようとすると大変ですが、例えばマリンスポーツと連携するとか、手があるような気がします。
・長門市って、様々な海があるからはしごしてもいいかも。
・実現したら、すごく大掛かりなのかもしれないけど。10年かけてそこに向かうとして、まずは◎◎から始めるとか、ステップを踏めば日本唯一のものとか最終的にできてしまいそう
◎ラスト いのうえさん
私自身の考える、長門の課題は、人口減少とか高齢化とかほかの地域と同じようにありますが、私自身は空き家問題だと考えています。
逆に、空き家があることは地方のポテンシャルだと思います。
そこで、7月に『空き家』を活用する会社をおこしました!
<コメンテーターより>
・これはまさに、長門市の望んでいるサービスだと思います。
維持管理や、空き家をつかった創業支援などまでなさるなら、とても心強い存在ですね
長門の希望の星になると思います。
・わたし自身空き家バンクを担当していたことがあって、空き家の管理って本当に大変でした。
ただこれまでの空き家管理サービスだと高すぎてなかなか手が出ない中で、新しい価値をつけてお願いしやすい価格でのサービスを提供してくださるならとてもいいのではないでしょうか。
すでに起業されており、注目しています。
・私自身、前職で空き家の活用を考えました。
空き家なんだけど「手放したくない」から、決断しようとしない課題がありました。
そのあたりにどうこたえていくのか?実現性をどう高めていくのかがカギになりそうですね
・東京都でも、築浅の状態のいい空き家が出始めています。
地域ごとに、様々な状態の「空き家」があって、そいういうポイントを1つ1つつなげていけると面白そうですね。
渡邉さんのまとめ
渡邉さんからは
こちらからお願いしなくても、皆さんは「この地域を何とかしてやろう」という意識でアイデアを考えていて。地域愛というか、この地域に足をつけていきるという感覚に、ある種のあこがれを感じるほどです。
また、参加者お一人おひとりが、「この場を活用してやろう」って貪欲であることにも感じています。
今日まで、本当にありがとうございました、とのコメントがありました。
私が大切にしているのは『ワークショップとかセミナーはきっかけに過ぎない』ということです。
ここから何を行動するのか?
ここからの活動をこそ、お願いします!
※参加者の方には、このあとも引き続き渡邉さんに個別相談できる予定です。
プチ交流会
発表後には、長門市のお菓子を囲んで、交流会をしました。
お互いの発表をもとに、様々な話で盛り上がることができました。参加いただいた皆様、誠にありがとうございます。
さいごに
このたびは、この場を活用いただき、誠にありがとうございました。
渡邊さんには、毎回関東から長門市へリアルに来ていただきました。
渡邉さんは、日々感じていることを言語化して共有する力が強いと感じます。
今回の5Daysの間に、長門市に通うことで感じたあれやこれを話してくださいました。都会の若者は、東京都地方の起業支援やまりづくりの仕事にかかわりながらそんなことを感じているのか…と個人的にとても刺激になりました。
参加者の方には、このあとも引き続き渡邉さんに個別相談できる予定です。
彼はいろんなアイデアを持っていて、言葉で伝える人ができる人だと思います。参加者の方には、思いついたことを様々会話してもらいながら、知見を広げ自分の気持ちを「言語化する」機会としてもらえると嬉しいなあと思います。
参加者みんなで、集合写真を撮影しました!
そして、次が今回の『ながチャレ』企画のラストになります!年明けに、「起業している人たちの話を聞きに行く」イベントを企画予定です!
一人でも多くの人にご参加いただき、興味関心を深ぼっていただけると幸いです。
↓↓刺繍のお仕事をされている方から、なべっちへプレゼント♪↓↓
オリジナルデザインだそうです。
アンケート結果
※まだ一部の方の回答です※
「アイデアの拡散」と「プレゼンについてのレクチャー」ついで「プレゼンへの挑戦」「slackの活用」についての評価が高いですね!
ワークや発表をするとき、一緒に取り組むメンバーや励ましてくれるファシリテーターの醸す雰囲気がとても大切だと思っています。
今回の雰囲気が合う方がアンケート記載いただいているという、アンケートの特徴もあります。
なお、最後のコメントを拝見するに、1つの場として、とてもよかったのだと感じています。
改めまして、かかわっていただいている皆様、誠にありがとうございます!
APPENDIX
↓↓【ながチャレ】の初回イベント↓↓