美羽子プロジェクト(2024~) はじまっています【長門式MYPROJECT】※途中経過
こんにちは!
NPO法人つなぐでは、中学生・高校生が「◎◎やってみたい」という場合に、実現に向けてお手伝いしています。
たまに、ここに来て「◎◎したいです」と話した後、ただ待ってくれている方がいます。
もしくは「この子に◎◎させてあげてください」と大人の方に紹介されて来て黙っている方がいます。
大変恐縮ですが、当法人でお世話はやきません。
あくまで、やりたいことを明確化するために言語におとしていくお手伝いや、企画を進める上での「企画会議の場所の提供」、実現するために協力を得たり話を聞く場合に、電話するなら、例えば、アポの取り方を伝えたり練習するお手伝いを行っています。
つまり、本人が動かない限り、こちらから「◎◎の用意できましたよ、さあやってみて」みたいなお膳立ては一切いたしません。
すみません、前置きが長くなりました。
美羽子さんのプロジェクト
「長門市の、価値があるはずの木が見過ごされているのが悔しくて。高く売る方法ってないのでしょうか?」
と疑問をぶつけてもらいました。
「わたしは長門の木のブランド化に取り組みたいのですが、ご相談できますか?」とも
これは、過去、当法人が 長門市の木のブランド化に挑むシンラテックさんや、木育に取り組むNPO法人人と木、地域おこし協力隊で自伐型林業に挑む方々を招いて、林業を考えるトーク会や市有林での体験学習などを企画したことがあるので。
そういったことをやっている団体と認識してくれて、上記イベントにも参加してくれての問いかけに、とても嬉しいです。おてつだいさせてください。
過去の林業を「知る機会」イベント 中高生向けです
何を考えたらいいのかを考えるのが、実は結構大変という事実
最初は、小さい子向けの木に触れるイベントを企画しようとなっていました。海のアクティビティは多いけど、山のアクティビティが少ない気がする。幼稚園から小学校低学年くらいを相手に。
イベントが盛んな長門市なので、やろうと思えばできます。何を作るのか?どこでやるのか?定員は?などある程度具体化したものの、そこでストップ。
次に話したときに、「私が本当にしたいのは、長門の木がちゃんと活用されること。高く売る方法を探したい」と。
つなぐスタッフ「思いっきり路線変更だね。考えての路線変更はあって当たり前だから、いいね。では、自分としてはどうしたらいいと考えているの?」
美羽子さん「・・・うーん」
なら、まずはネットとか本とか読んである程度は話せるレベルになろう
わたしも調べるから、美羽子さんも調べてきて。次は、ちゃんと会話しようと約束。
【1回目】2024.6.17 11:00から打ち合わせを行いました。
『情報のまとまったサイト作ったら面白いかも』
日本地図 クリックすると「特長のある木」が出て、そこから注文も出来るものです!
林野庁の発行しているPDFはすごい厚さですが、しっかり線を引きながら読んで来てくれていました。
つなぐスタッフ「今の時代、多分同じアイデアを持っている人はたくさんいるだろうに。サイトがないのかな?使いにくいのかな?」「あ、メルカリ見たら売っている人がいるね。いったん、いいと思う木を手に入れて、メルカリで売ってみる?」
などとつらつら会話
国内材の活用に注目が集まって、約20年。ウッドショックなどもあって、国産材が見直されている
どんな動きがある?何がうまくいって何がうまくいっていないのだろう?
まだまだ知識が少なすぎるので、会話の中で出てきた疑問をもっと調べて、もう1回打ち合わせしよう、となりました。
詳しい人をお誘いして会話
【2回目】7.11(木) 16:30~
コワーキングスペースを利用している方が、以前「農林水産課」で働いていたのを知っていたのでお誘い。
「木材・林業について語り合う時間」に参加してもらいました。
◎テーマ:「日本の使われていない木を、高級木材として使われるようにしたい」
以下を調べてみて共有:
①なんで国産材の価格がこんなに安いのか調べてみよう
②国産材を活用する動き・事例を調べてみよう
↓
これを踏まえた上で、テーマに向けて何ができるのか考えよう!ということで、
3人で、発散思考で案を出しました。✨
いろんな知っている事例について共有したり、その場で調べたりしながら
そこでたどり着いたのが「長門市って、地域でとれる木材の活用に積極的な場所の1つなのではないか!?」という気づきです。
先進地にも学ぶし、長門市で挑んでいることがなぜできているのか何をしようとしているのかも丁寧に知り、発信するような活動を進めたいと思っています。
関心事項を軸に、広げていく
夏休みに入り、大学のオープンキャンパスにいって、「持続可能な森林経営」をキーワードに研究を行う教授と出会ったり、エリートツリーを育てている人らと一緒に研究をしているという方に出会ったりしたそうです。
林業・森林の分野って、ニッチなようで、歴史と深さがあります。どこに興味関心を設定するのか?
美羽子さんから聞く話だけでもすごく面白くて。どこを掘り下げていくとよいのか。
【第3回】2024.8.9 10:15~
オープンキャンパスのことなど話を聞かせてもらい、改めて何をするのか確認。
すみません!最終的な目標が「ウェブサイトを作る」と言ってしまいましたが、最終的な目標は国産材の流用を上げて、日本の林業をもっと発展させる!です。すっぽ抜けてました。
ウェブをつくるというのはあくまでその過程ということです!
GOAL設定についての記載が抜けていました。まさに、文字にすると頭が整理されますね(すみません、わたしも抜けていました。美羽子さん、連絡ありがとうございます)
長門式マイプロジェクト(マイプロ)では、
「言語化する」「人に話を聞きに行く」「聞いてきたことや感じたことを文字にして残す」ようにしています。
成長著しい中高生のときに、何を考え、何を行動し、何を思ったのか?
記録しておくと、将来見返したときとても参考になるし、その投稿をみて後輩たちが「わたしはこういうことしたい」とヒントにしてくれることがあります。
循環していくといいなあと思います。
↑すみません、なんか設定間違えたようで関係ない表示が出てしまっています。
(これから)
さあ、8/9月に2~5人くらいの方にインタビューに行ってみて、知見を広げ、理解を深め、人脈を作ります。
どんな人にあい、何を思うのか?ご期待ください