【行ってきました】ながチャレ第3弾‗温泉津に、起業した人の話を聞きに行くバスツアー
こんにちは!NPO法人です。
株式会社ツクリエ(ご一緒する中で、ミライクルラボ株式会社が設立されました。詳細:https://miraikuru-lab.com/AMMwVoBZ/20240501 )と連携して、長門市での起業促進事業として、実践例を見学させてもらうバスツアーを企画しました。
当日は、行きのバスの中でこそ雨が降りましたが、訪問先では、この時期にしては穏やかな天候に恵まれました。
スタッフも含めて18名、NPO法人つなぐらしく中高生もお誘い、結果中高生5名も参加してくれました♬
誠にありがとうございます。
↓企画についてはこちらから↓
片道約4時間かけて、行ってきました!(自家用車だともう少し早いです)
朝6:30に出発し、休憩を取りながら、10:45に到着しました。
行きのバスの中では、なべっちのファシリテートでビジネスモデル図を活用しながら「付加価値」とは何か、「お金の流れはどうなっているのか」について考えました。
株式会社WATOWA 近江さんのお話
最初は、浄土宗のお寺にて、近江雅子さんのお話を伺っています。
自己紹介からインパクトがすごいです。ネットがまだいきわたってない時代に、単身でアメリカの高校に進学したというフットワークの軽さ。
紆余曲折を経て、後継者のいないお寺を旦那さんが引き継ぐ形で、2013年にこの地に家族で移住されたそうです。
コンビニもチェーン店もないが、独自の生活文化が色濃く残ることが素晴らしい価値だと思っている、できることをしようと考えたというのがとてもすてきだと思いました。
まちは15分で歩けるくらいのコンパクトな場所。
歴史があり、石見銀山のおひざ元、徳川幕府から「天領」とされ、お寺と神社が40あるくらいの場所。
ちょっと前の調査で、空き家率53%。
温泉津は、加水も加熱もしていない。大開発されなかったことで、街並みが残っている。
俵山で41度で、加水・加熱せず、良質なお湯を大切にしている。
「重伝建」地区なので、建物を維持する必要がある。
ただ空き家をリフォームするのは、新築を立てるより高くなることがある。
若い人は隣駅の近くに移って家を新築している様子もある
との話が興味深いです。
そして、受け入れ側として、このまちが続くことと住人・移住者の幸せの両方を実現したいと望む場合に、どんな人に移住してきてほしいかと考えて、イノベーター「自分たちで何かを生み出す人」に移住してもらいたいと明確化して、そのために手を打っていってるとの話が合理的です。
最初は一人でコツコツはじめ、8~9年たつ中で、結果を残したことで少しずつ地域の皆さんへ活動が広がっているのを感じます、との言葉が響きます。
◎WATOWA事業について
ミッション「千年続く地域文化を1日の観光から作り出す」
暮らすように滞在できる、ことがコンセプト。気に入った人が、空き家に住んでくれるとよい、と思っている。
⇒ 小さな街で、住む人が楽しくて1000年続くことではなく、たった1日の観光で訪れた方々が温泉津を好きになってくれることから、その人が私たちと一緒に1000年つづいてきたこの街を一緒に未来に繋げる人になるかもしれない・・・そんな観光を入り口としたまちづくりを考えたビジネス展開をしている
原動力は何かとの説明も。
これがすごくぐっときました。
息子を授かったのち、保育園に入園したとき子どもの少なさに愕然。
「この地が寂れたら跡取りとして戻れない」との気持ちで、何かしようと思ってゲストハウス『湯るり』を2017年に始めた。
宿にしたのは、温泉津の魅力は『日本海に沈んでいく夕日の美しさ』とか『地域でとれた野菜のおいしさ』で、そういう時間・体験こそ価値だと思ったから。
2年後の2019年に一棟貸の「ひそむ」をつくった。
コロナ禍でキャンセルが続いた。そんな中で、気持ちはなえることなく、コロナ明けの受け入れ態勢を準備するのにちょうどよいと考えて「ともる」を作った。
コインランドリーと、より安く滞在できるWATOWA(ゲストハウス&シェアキッチン)も作った。中長期滞在してもらうためにコインランドリーと外食できる場所がいると思ったから。
いろんな人から「資金回収できない」との話があったが、「じゃあどうしたらできるのか?」をずっと考えてた。
いずれも「できない理由」に対して1つ1つ対応され、結果につながっていました。あまりのすごさにただただ圧倒されながら聞いていました。具体的で引き込まれます。
これもすごい!
そして、『遊ぶ広報』という取り組みも面白いです。大田市が受け入れ実施。予定を超え55名の参加があったそうです!
参考:遊ぶ広報 https://asobu-koho-plus.studio.site/001_shimane_oda
→リピーターによる、経済効果は2千万円を見込む!!
石見銀山が世界遺産になったのち、オーバーツーリズムの経験から学んで、こういった取り組みをなさっているとのお話にドキドキしました。
100をキーポイントにした多様な試み
100人会議とか、その延長で「100年会議」を実施して、『湧くで温泉津』というステイトメントも作った!?
参考:湧くで温泉津 https://yunotsu-meguri.jp/introduce/yunotsu100-repot03/
そして、まちをジャックするということで「100人ジャック」にも挑戦。
令和6年だけで、近江さんのつくった宿泊施設ののべ宿泊客が8,800人を超えたとの話に、一同からどよめきが起きました。
※1ヶ月で733人ほどの計算です。大田市の人口が3万人強で、温泉津地区で千人ほど。温泉地だけだともっと少なくなる中で、月約733人というのは大きなインパクトだと思います。
↑話を聞いている参加者の手元のメモはびっしり埋まっていました。
様々なお話の中に大変なこともありつつ、いずれも乗り越えていて、
「お寺に入る形で移住したことで、信頼を得られた」「地域の方が支えてくれている」
との感謝を述べられており、そのお人柄にも惹かれます。
行政に頼らず自分たちでやっていく、という思いで活動している。そこに、大田市が逆に興味を持ってくれて、支援する形で入ってくれている、との話がすごくすごく興味深いです。
有限会社 小川商店 小川さんのお話
創業は元禄元年(1688年)なので、今は337年目!?
今は、地域のインフラ事業として実施している。
高校生の頃はバリバリのヤン◎ーで温泉津を出ていく気持ちしかなかった、と紹介される写真とともに引き込まれます。
新卒で入った会社で、トップセールスになり、かなりの稼ぎを得る経験を積んで、実家のある温泉津に戻った。
「家業だけでは、たぎった情熱の行き場がない」
から、地域の人にも意見を聞きながら、まずできることとしてイベントを実施し、500名近いアンケートをしてみた。
自分のアイデアに、地域の重鎮からは賛成の得られない中だったが、アンケートの回答などを力に温泉津地区の古民家を改装してのお店の第1号を作った
という話を、ドキドキしながら伺いました。
その行動力発想力決断力に圧倒されます。
コロナ禍でも、夏祭りを実施。年々花火や警備の費用が上がる中、「中止したくない」というのを第1優先に、夏祭りなのに入場料を取る形に。伝統がある行事ゆえ反対は多かったが、『持続可能なイベント』として続けていくにはこれがベストだと思ったから、という話には納得しました。
長門市で、いくつかのイベントでは入場料を取る形で、得た収益をもとに出展者に還元される仕組みになっていました。それにより、より本気度の高いお店が出店していて、数時間滞在したくなる場所になっていました。
あれも実施までにいろいろあったのかもしれないなあと思いを馳せながら、小川さんの話を聞かせていただきました。
小川商店が手掛ける事業
「地域内に強い企業群を作り、地域に居場所を残したい」
(小川商店の主な事業)
・第3者承継引き受け事業 https://www.t-ogawa.com/ogawapost/category/sdgs/shokei
・小商い人材育成事業
・地域経済発展事業
事業遂行のために、高齢者雇用にも、2013年から手を付けておられます。それらが評価され、昨年表彰されたそうです。
参考:令和5年度高年齢者活躍企業コンテスト「厚生労働大臣表彰最優秀賞」 https://www.t-ogawa.com/ogawapost/1263
なお、ビンテージバイクを全国販売している部分もありつつ、半径20キロ圏内でのビジネスが多い、というお話に驚きます。内需でビジネスは成り立つとの。
まとめのところで、英語が出てきました!
Be hope for local.
人生を夢中で生きよう!自らの幸せや存在意義を定義できるジブンであってほしい(実際より短く編集しています)
と続く日本語での表記にグッときました。
↑小川さんにいろいろ相談したり、一緒に何か企画を考えるようなYUNOTSUーBASEをオープンされたそうです!
都会から地方へ移住する人は、どの時代もいらっしゃったように思います。
小川さんの話が響きます。
地方で生計を立てるのは、都会より難しいと思います。逆に言えば、都会には生計を立てやすい環境がある。ただ、コロナ禍にリモートが普及するなど環境は整いつつある。
「羊ではなく、オオカミになれる人に来てほしい」との思いを持ってやっています、
との話が面白いです。羊の群れが百匹いても、オオカミが来たら逃げるでしょ?
と真顔でお話される様子に、
地方で働き続けるには、はやり自ら情熱をもって「挑む」力が必要なんだなあと思いました。
ラストのまとめは、これまでの快進撃の共有から一呼吸おく感じで、世界の偉人たちが紹介されました。そして、
誰かの情熱が、ほかの人も巻き込んでいく
とのメッセージに「おおお」と声が上がりました。さすがトップセールスでいまだ記録が抜かれていないだけあって、プレゼン力もすごかったです。本当に引き込まれました。
貴重なお話を聞かせていただき、誠にありがとうございます。
まちの散策と、WATOWAのシェアキッチンでのランチ イタリア修行帰りのシェフのお料理をいただきました!
温泉津のある、「大田市」が人口3万人強。温泉津町で千人ほど。温泉津の温泉街で200人ほどが暮らすそうです。人口規模的に、長門市における俵山地区と似ています。
温泉津の特徴は、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていることです。略して『重伝建』というそう。
参考情報:全国伝統的建造物群保存地区協議会のホームページ リンク https://www.denken.gr.jp/archive/ohda-yunotsu/index.html
景観を残すため、古民家を改装することはできても、新築で家を建てることができないそうです。
↓近江さんが運営している、コインランドリーと奥に、「旅するキッチン」。数週間~数か月ごとにシェフが変わることで、多様な料理を楽しむことができます。
シェフが来やすいように、住まいと車を用意してあるとの話に「来てもらう側の準備」の本気度って、こういうところに現れるんだろうなと思いました。
↓ランチの様子↓
イタリア語で『カントゥッチ』。ビスコッティだそう。豆が柔らかく感じる、カリカリさで、紅茶とよくあいます。
長門市で開業された『コメラザ』さんが、棚田の米粉で「ビスコッティ」作っていて。これも共通するなあと嬉しくなりました!
↓近江さんが最初に古民家を改装してつくった『湯るり』
※検索すると、WATOWAさんの手掛けるサービスについて、詳しい紹介記事なども出てくるのでご覧ください。
温泉津は、もともと石見銀山近くの温泉地として栄えたそうです。江戸時代は「天領」となっていたとか。
帰りのバスの中での感想共有
・話を聞く中で「自分は甘いなあ」と反省をしていた。自分にやる覚悟があるのか、というのを改めて考えたい
・人口が少ないことで、団結力が生まれたのかなあと感じています
前職の時、そんなに仕事に熱意がそんなになかったのかもしれないとちょっと思った。
機会があれば、
・街並みがレトロでおしゃれですごくよかった
デザイナーが最初に移住されたことで、フォントとか雰囲気にまとまりがあってよかった
・最初は、長門と同じいかなだなあと思った。
でも二人から話を聞いて、信念をもって活動する大切さを知った。
わたしも行動して、オオカミになりたいと思った。
・自分自身、まだやりたいことが見当たらない中で、二人の話を聞いたり、大人の人と会話していて、「自分は教育に関わりながら地域で活躍したい」と思った。
起業ではなく、ボランティアかもしれないけど、自分は
今回の皆さんとの出会いも大切にしたい。長門市で、今自分ができることは何かを考えたい
→ なべっちからのコメント「出る杭を、めちゃくちゃ応援してくれる大人がいるのが長門市だと思う。関東だと、出る杭に応援は特にない感じがあって。長門市に暮らしていることの良さとしていろいろやってみてほしい」
・こう前向きな地域では、女性も活躍しているのを感じています。
・自分は移住して何かをなしたいと思っていたけど、何ができるんだろうともやもやもある。
戦闘力の高い人がやっているからできるんだろうなというところもあって。でも今日刺激をうけたことをしっかり考えたい
・やりたいことは実施できているが、「経営」についてのスキルが足りないと感じた。
もっとビジネスについて学び、自身の活動に活かしたい
・刺激的過ぎて、頭がパンパンです。
その中でも心に残っているのが「よそ者視点」を維持すること。長門だから(仕方ない)、ではなくて。
長門に「長門市しごとセンター」があることや「NPO法人つなぐ」があることで「つないでる」意味を感じています。
考えるきっかけをありがとう
・長門市に移住してみて「3万人もいるのに、学生たちの未来を真剣に見守って、やりたいことをやってほしい」という意欲を持っていることに驚いた。
長門市しごとセンターの存在ももちろん、大人だけでなく中高生に機会提供しているのがすごいと思う。
長門のよさとして発信していきたい。
・温泉津で出会った方がすごく面白かった。でも、あまり人が歩いていなかった。中期滞在してみていと思う。
ツアーに行かないとわからなかったことに出会えたのは本当にありがたい。
受験生になるので、勉強しなきゃいけないけど、受験生でも「いいな」と思うことに参加したい気持ちとあります。
→ なべっちからのコメント「街おこししている人に直接話が聞けると、人との関係になってまた行きたくなりますね。これが道の駅にいっただけなら、また行くってパワーになりにくいのかもしれない」
・思いついたアイデアをただやっているのではなく、データをみたり、アンケートをとって、本当にそれがいいのか?を考えながらやっていることにすごく学びがあった。
・49.7度のお湯。痛かった。湯冷めしないだろうと思った。
二人の話を聞いて、私利私欲ではなく「志」の高さを感じました。ただ、これを継ぐ人はいるのだろうか、との思いもある。
長門市に目を転じたとき、こういったイベントに参加してくれる中高生がいることに光を感じたい。
さっき「出る杭」の話があり、「杭が出る活動」をしていく活動が必要なんだなって改めて思います。
虹が出ていて、写真を撮りました。すみません、虹が入りませんでした💦↓
アンケート結果
大人11名、高校生4名、中学生1名が参加してくれました。
◎良かったこと、印象に残ったことがあれば教えてください。
・やりたいという熱意が、人を動かすことが出来るということ
・よくよく考えて、「どうしてもやりたいという熱意があるのか」、「やり切る覚悟があるのか」を自分に問いたいと思う
・女性が活躍している街は元気だ。そんな女性の出現を期待します。
・話しを聞かせて頂き、田舎あるあるもあり、いろんな気づきをいただけた
・特に印象的だったことは、都会とか人がくる所を真似するのではなく、その土地の良さを活かすことを知った。遊ぶ広報を長門でも取り入れたい!
・やりたい事をやる 強い信念をもつ 諦めない
・起業した方々のお話を聞いて、私のこれからの将来の転職先などについてじっくり考えられてよかったなと思います。
・とにかく行動すれば良い結果が待っていること。地元への思いに圧倒された
・若者の視点で、地域の文化、魅力を活かしてという固定概念のもと地域創生をしようと考えていましたが、今回のツアーを通して、新たな視点に気づくことが出来ました。これから何か教育に携わりながらできるところを考える上で、地域の方々との交流を増やしていこう思います。また、地域の伝統文化に囚われすぎず、もう一度自分は地域のために何ができるのか一から考えてみよう、もっと地域の情報を集めていこうと思いました。
・変えたいことがあるなら喧嘩になってでもやると言うマインド→そこまでやらないと変えられないものがあるとわかった
・全体的にとても満足できる内容でした。なべっちのファシリテーションも良かったですし、温泉津温泉の講師のお二人のお話もとても参考になりました。高校生のみなさんが地域で起業されている方々のお話を聴くことができるこのような機会はとても貴重な機会だろうなと感じました。
・印象に残ったキーワード3つ 1.温泉に頼らないまちづくり。2.何もできない主婦だからできることをコツコツと。3.狼になれる戦闘力の高い人を求める。
・志の高さ、強さ
・実際に動いていらっしゃる方の話しは 凄かったです。どこをとっても凄かったです。
◎イベント全体についてのご感想などお知らせください。
・起業した方の話がとても面白く、有意義な時間でした。熱意の行動力が素晴らしいと感じました。いずれ、私も起業してみたい、何かにチャレンジしたいと思いました。
・とても、勉強になった。自分の甘さを反省させられたし、自分への問いかけをもう一度してみたい。、
・湯治場としての矜持を聞きたかったなあ。温泉に頼らないまちづくりは理解できるけど、温泉あっての温泉津でしょ、みたいな
・散策時間が短く、もう少しゆっくりみたかった。話しを聞いた場所のお店にも行けてよかった。
・同じ長門の起業家の方と直接話すことで、長門の情報を知ることができていい経験でした。また、直接温泉津に行きく事で印象に残りました
・バスの中でも色んな話やボードでのビジネスモデルがあったり これからの自分の取り組みがわかってよかった。
・私は将来つきたい職業がまだ定まっていないのですが、このイベントを通して自分の町を支えたいなどという思いを聞いて、私もそんな職業につきたいと思いました。
・全て成功と考えるのは大切だと思いました。温泉津について全く知らなかったけどイベントを通していい街だなと思いました。
・今回、起業について無知の状態での参加でしたが、地域に対する思い、根本は一緒なのだと思いました。このイベントを通して多くの起業家、大人の方とつながることができ、これから自分が活動していく中で、とてもいい出会いになったと感じます。これからもっと自分のやりたいことを具体化し、今日、出会った方々との繋がりを深めていきたいです。
・普段であれば関わるようなことがない人に関われる貴重な機会。こうゆう機会を続けて、もっと作ってほしい。
・全体的にとても良かったです。
・とても良いツアーとなりました。ありがとうございました!
・初めての参加、熱い想いの人に出会えて感動しました
たくさんスゴいお話しを聞きましたか、一番心に残っているのは「ヨソ者視点をずっと持つ」ことの大切さですね。なべっちの話しもワークも凄く良かったです。高校生の話も印象強くて、本当に刺激的な一日でした。
↑最後、集合写真を撮らせてもらったあとも、名残惜しく、様々に会話させていただきました。
◎今後、あれば学びたい研修・セミナー・講師などがあればお聞かせください。
・会社立ち上げの是非に関する研修・セミナー
・伝え方講座、話しのまとめ方など
・田舎から発達した長門よりちょい都会チックな所の過程について話をきいてみたい
また、2人で話す機会を増やしたい
・俵山ツアー。経営者の話を聞く。
・起業という形以外で地域創生に取り組まれている方のお話を聞いてみたいです。また、地域内外の方と長門市について語り合う場が欲しい(大人の方と繋がりたい)と思いました。
・小学生から高齢者までを集めてどんな長門がいいか・なってほしいかをガチでディスカッション
・地域ブランディング、経営理念を考えるセミナー
・実践を積んだ人の話がいいな
・商標登録のことや起業する場合の気をつけないといけない法律について。
当法人として、これまで市内の企業にいくバスツアーを年1回程度行っていました。今年度、市外に見学に行く2つのバスツアーをしてみて、毎回来られる方々がぐっと変わります。
ただ、「バスでみんなで移動して、感想を共有しあう」ことの面白さをじわじわ感じています。
加えて、バスツアーの次も練っていきたいです。
「長門の未来を話し合う」場づくりは、江原市長が各地でなさっていましたね。
ああいった機会とかの紹介も、これまで以上に行っていけたらと思います。
「実践を積んだ人の話を聞く」についてはその通りだと思います。例えば、長門で奮闘されている方を招いての話を聞く機会とか。
もっと増やしていけたら面白いのかもしれません。
当法人は、NPO法人つなぐとして、ひと・まち・しごとを「つなぐ」ことでの新しい価値の創造、イノベーション創出を目指しています。
知る機会づくり、自ら気づいて自身の行動につなげてもらう機会づくり、というのを大切に活動したいと思います。
興味を持ってご参加いただいた皆様、ご対応いただいた皆様、そして、企画運営をいただいたなべっちさん、つなぐスタッフの皆さん、誠にありがとうございました。
これまでのながチャレ企画
↓↓同じ県内の、起業で盛り上がっていると聞く「周防大島」へ起業した人の話を聞きに行ってきました!
↓↓夏から秋にかけて、5日間かけて、ビジネスアイデアを考える&「お金を得る」挑戦をしました!!
◎「NPO法人つなぐ」について
当法人は、行政と地域に根差す企業が協力しあいながら、「地域の未来に向けて」必要と思う行動をしよう、との気持ちで結成されました。
理事長は、ホテル楊貴館の取締役であり、自身でも株式会社ビッグワンネクストを立ち上げた岡藤明史さんです。
「1社でできないことをみんなでする」という取り組みだと理解している、とのことで、NPOの活動にも尽力されています。
まさに、近江さん・小川さんのお話を伺いながら、当法人の活動に通じるものを感じました。
わたしたちは、この長門という場所を通じて「住み続けられる居場所作り」に向け汗をかきたいと思います。